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第57話 目 非常階段の扉

これは私が某雑貨屋で働いていた時のお話である。


その雑貨屋は4階層に分かれていてとても広く


階段、エスカレーター、エレベーター、非常階段の4つ移動手段があった。


荷物持ってる時はだいたいエレベーターとかだったが

殆どは非常階段を利用していた。


非常階段はかなり薄暗く足元も床が剥がれてるとこなどがあり

転ぶなどの事故も度々あった。

階段の踊り場に回数が書かれており

それぞれの階のバックルームに入るには重たい扉を2回開けないと入れなかった。


その日は4階のバックルームで

商品のジャンル分けをしていた

コンテナを引っ張り出してそれぞれのジャンルに分けていく

夢中になって時間を忘れて作業をしていた。


急に非常階段の方から

微かな足音と

バタンっ!と大きな音が鳴る


だがバックルームにあるもう1つの扉が開く音がしない...


「あれ?」


しばらくして目無音のまま


扉と扉の間にいくつか什器が置かれているのでそれを取りに来たのかなとも思ったが


非常階段に抜けてく扉の音も聞こえない...


不思議に思った私は非常階段の扉をゆっくり開けて覗き込んだ。


薄暗い中什器がいくつか見えている

誰もいない.....


去っていく足音すらなく音の正体は謎だった。


その日は

勘違いだったのかな?くらいにしか思わず

そのままジャンル分けの作業に戻った。



しばらくしてそんなことがあったのも忘れた頃だった。


5階のバックルームで仲のいい先輩と

検品作業をしていた時だった。


また非常階段の方から微かな足音がし

扉がバタンっ!と鳴った


だけど3分、5分、それ以上なんの音もしない。


「さっき誰かこのフロアに来ましたよね...?」


先輩「うん..でも誰も来ないね出ても行かないし…」


先輩が非常階段の扉を勢いよく開けた。


ギィィィっ...


誰もいない..先輩と2人で顔を見合せた...


この後も度々

非常階段の扉の音を聞いたが

もう深追いする事をやめた。

目に見えない誰かがいるのだろうか


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