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第52話 目 友人 (人怖)

これは私が高校の時の話である。

心霊体験とかでは無いのだが

ゾッとした体験の1つなので話させてもらおうと思う。


私は高校の時仲良いグループでよくつるんでいた。

結構でかいグループで

いつも一緒に過ごしていた


(M美、C子、Y子、S子、C太)とする。


その日は課外実習の日で

近くの船を見に行く事になった

有名な氷川丸である。


先生の船の紹介を聴きながら歩いてるうちに

Y子の姿が見えなくなった

ほかの友達のとこでも行ったのかな?


そう思っていると

Y子がC太を連れて戻ってきた

C太は隣のクラスの男の子で最近よくY子と一緒にいるのを見かけていた。


C子「どこ行ってたの??」


そう声掛けると

Y子はC太と腕を組みながら



Y子「あのね!紹介するね私の彼氏です」



唐突すぎる発表にびっくりはしたが咄嗟に

「2人付き合ってたんだ!おめでとう」と言った。


その後の課外実習中ずっと腕を組んでおり

S子とC子に馴れ初めを話していた


Y子「同じアニメがすきでね、一緒だーってなって付き合ったんだ

ねぇー!私の事好きだよねー??」


こんな風に言っていたのを記憶している。


最初は楽しそうに話すY子を微笑ましく見ていた。


課外実習が終わり教室に戻ってレポート

Y子とC子はトイレに行ってから向かうといって教室の前で分かれた


M美「いつから付き合ってたの??知らなかったよー」



C太「僕Y子と付き合ってないよ」




???


????


「えっどういうこと??さっき彼氏ですって紹介されてたよね?」


C太は深いため息をついた。

C太「それがさ...

たまたま絵を書いてるとこに出くわして

好きな漫画だったから話が盛り上がって仲良くなったんだよ

そしたら付き合ってるって勘違いし始めちゃって


てか彼女居るし…」


顔が真っ青になりながら

C太「勘違いされるような事としてないんだけどな...無理やり引っ張ってこられて

さっき怖くて否定できなかったんだよ....」と言った。


C太は隣のクラスのN城さんと付き合っていて

交際半年2人で撮った写真もあると見せてくれた。


M美「じゃぁさっきのってY子の勘ち...」


Y子「ごめんね!お待たせ!C太くんも待たせてごめんね?」 そう言って腕に絡みつく


一瞬息が止まるかと思った。



C太「ごめん、体調悪くて

今日は早退するね1人で帰れるから大丈夫」


静かに逃げるように去っていった。


その後もすれ違っては彼氏ですアピールをしていたが

本物じゃないと聞いた私たちは

まるで本当の事のように語るY子が怖くて

突っ込むことが出来なかった。



しばらくしてみんなで下校途中公園で話していると

駅の階段のとこにC太が見えた

N城さんと一緒に手を繋ぎながら階段を下って行った。

やっぱりあっちが本当だったのかな...


ギリギリギリっ..ガリっ...


「....っ!」



Y子「くっ...うぅ....クソ..クソ」



ハッと横を見るとY子が悔しそうに

2人を睨みながら鬼の形相で爪を噛んでいた。

あの時の顔を今でも忘れられない...


あれからC太は完全にY子を避けるようになり

いつしか付き合ってると言わなくなった。



しばらくして高校を卒業

Y子はスーパーに正社員として入ったらしい。

ある日連絡が来て


Y子「困ってるの、すごく困ってるの

みんなが私を好きだって言ってラブレターが毎日毎日何十通も来るの

みんなが私を欲しいんだって」


あ、まただ...

私はそう思った。

心霊体験では無いのだがY子の度重なる虚言癖はある意味心霊よりも怖かった..。


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