第34話 目 怨念
これは私が高校の時に経験したお話である。
母とコンビニに散歩に行くのにハマっていた時期だ。
ちょっと離れたコンビニにその日も向かっていた
小さい短い信号を渡ればコンビニは目の前
普段は夜のこの時間人はあまりいないのだが
その日は人組の家族ずれと男性が居た
駐車場に2台の車が止まっており
コンビニの入口はすごく可愛らしいわんちゃんが座っていた。
入口のとこにいるわんちゃんに気づいた男性が
頭を撫でる最初は静かで大人しかったのだが
急に吠えて威嚇しだした
男性は気まずそうにすると「ごめんね」といいながコンビニの中に入っていった。
その後を追うように私と母もコンビニに入っていく。
お菓子コーナーの駄菓子のとこでお菓子を選んでいる子供ずれの夫婦がいた
どうやらさっきのわんちゃんはこの家族が連れてきたわんちゃんらしい。
しばらくすると子連れの夫婦は買い物を済ましてコンビニから出ていった
私たちも買い物を済ましてレジに向かう
コンビニを出て目の前の信号を待ってる時だった
コンビニに止まっている1台の車が目に入った。
白い車窓から鋭い視線を感じる
窓に釘付けになり目が離せなくなっていた
母「ちょっと!行くよ」
母に引っ張られて信号を渡る
コンビニから出てきた男性がその白い車に乗り込んだ
母「あんま見ない方がいいあれは人間の霊じゃないよ…」
釘付けになった車の窓
ひしめき合うように
大量の犬、猫が窓の外を恨めしそうに睨んでいた。
まさか...さっきのわんちゃんの頭を撫でてた事
もしかしての予想が合っていたらと思うと
背筋がゾワッとして寒気が治まらなかった。




