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第32話 目 カーブミラー

これは高校の時に経験した話である。


家の近くのコンビニに行く道の途中に

歯医者がありそこの角にカーブミラーが立っていた


道幅が狭いこともあり向こうから車来てるか等の確認に欠かせない


異変に気づいたのはカーブミラーで車が来てるかを確認しようとした時だった


いつものようにカーブミラーを覗く

車は来てない


よし曲がろっ!と歩き出した時にふと違和感を感じた

カーブミラーに誰かが映ってる。


角を確認する誰もいない

カーブミラーを確認する

やっぱり映ってる。


カーブミラーに映る電柱の所に男の人が佇んでいる

肉眼で見ると居ない。


変なの見ちゃったな...

と思い気づかないふりをしてコンビニに向かった。


買い物が終わりまたカーブミラーの前を通る

誰もいない

怖いなと思いながらもカーブミラーにチラッと視線を向ける

誰もいない...


もしかして何かの影が人に見えてたのかな

と思いその日は何事もなく家路に着いた


しばらくしてまたコンビニで買い物をしようと同じ道を通る。

車が来ないかを確認する為にカーブミラーを見ると

またあの男が佇んでいる


もちろん肉眼では見えない


気にしないように視線を向けずコンビニに入った。


帰りもそこを通らなければならない

昼間だし影になるようなものはなかった


やっぱり変なの見ちゃったんだ


そう思いながら急ぎ足でカーブミラーの前を通り過ぎる


人間の好奇心は時に恐怖心を超えるときがある


カーブミラーに視線を向けて

私は公開した


カーブミラーの中に佇んでいる男

落ちくぼんだ血色のない顔

ギョロっとした飛ばしたような目


男はこっちをカーブミラー越しに覗いていた。

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