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第30話 目 小さい人と大きい人

これは私の母が体験したお話である。


私の母は霊感が強く金縛りに合うことがすごく多かった。


兄がいたが兄の方は霊感は全くなく

金縛りに会うこともなかった。


金縛りや霊障は

家の裏側にある隔離病棟だった病院

それが原因のひとつになっていたと思う。


その日もいつもと同じように眠りにつく


深夜3時頃


体が硬直し金縛り意識ははっきりしているが動けないし瞼も開かない状態


来た..


頭に映像が流れてくるように手に取るように様子が伝わってくる。


患者の洋服を着た男性2人

小さい人と大きい人


スリッパを履いて

パタパタパタパタ...

と階段を登ってくる。


真っ直ぐこっちの部屋に向かってくると

まず隣の兄の部屋の方に入っていく


見えていないはずなのに

あ、あっちの部屋行ったなっていうのが分かる


兄の布団を2.3週回ると

こっちの部屋の方に入ってくる...


パタパタ...パタパタ...パタパタ


小さい人と大きい人がスリッパで布団の周りを



ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる、ぐるぐる



回り続け枕元でピタっと止まると

じぃーっと覗き込み


しばらくすると部屋を出ていき

階段を降りていく

パタパタという足音が小さくなっていく


金縛りがとけ冷や汗がどっと流れ出す


この2人が毎夜毎夜同じ時間にやって来て

毎夜毎夜ぐるぐるぐるぐる周り顔を覗き込みに来るそんな日が続き寝不足状態だった。


ある時母(祖母)に

「申し訳ないんだけどさ..今日部屋変わって貰えないかな…」と相談して

部屋を1日交換してもらった。


夜中にまた小さい人と大きい人がまた来る


向こうの部屋に入っていくのが分かる

だがすぐ出てきてこっちの部屋に足音が近づいてくる。


部屋に入ってくるといつもと同じように布団の周りをぐるぐるぐるぐる回り始めた..。


部屋を変えても必ず何故かこっちに来るのだ。


週末の休みに従兄弟が泊まりに来た(C一とする)


C一は霊感が強く

相談を兼ねて毎日金縛りで変なのが来るんだよねと話をすると


C一「本当に?じゃぁ俺がこの部屋で寝るよ」と言ってくれた。


本来C一が寝るはずだった下の仏間で私が

私の部屋にC一が眠ることになった。


下の仏間は何故か金縛りに合うことは無い

だが夜中小さい人と大きい人が家に入ってきたのは分かった。


下の部屋には寄らず

階段に真っ直ぐ進んでいく..

パタパタパタパタとスリッパの音だけが響いていた。

しばらくすると再びスリッパの音がして

気配がパッと消えた


朝C一に大丈夫だった?と尋ねると


「来たよ大きい人と小さい人だね患者さんじゃないかな」

やはりC一の布団の周りをぐるぐるぐるぐる回ったあとグーっと顔を覗き込んできたそうだ


C一「顔を覗き混んできてさこう言われちゃったよ」




「お前じゃない」



母はしばらく自室で寝るのをやめ仏間で寝る事にしたそうだ。

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