第25話 目 跳ねる少年
私の母は昔から金縛りに会うことが多かった。
その中の1つの体験である。
一軒家に引越してからより金縛りに合うようになった
それは毎晩、毎晩やってくる…
夜中になると意識ははっきりしているにも関わず
体は硬直して動くことが出来ない
それが毎日続くから寝不足になる事も多かった。
部屋がいけないのかと母(祖母)にお願いして
部屋を入れ替わってもらったりもしたが
やつらはまるで分かってるかのように
こっちにやって来た。
限界が来た時だけ嫌だったが1階の仏間に布団を持ってて眠ることにしていた。
この部屋だけ金縛りに合わずに済んだのだ。
その日も自分の部屋で眠っていた
昼間の疲れとなった連日の寝不足もあってか
すぐ眠りに落ちる
しばらくすると
布団越しに
グッ
.
.
.
ググッ...グーッ!
と圧を感じた。
息が苦しい
身動きが出来ない金縛りだ。
硬直した体に重たい鉛のようなものがのしかかる。
冷や汗が止まらない
何とか跳ね退けようと体を攀じるが
ビクとも動けない
ドンッ....!!
お腹に鋭い痛みを感じる瞼が強制的に開く
目の前の光景に釘付けになった。
小さな少年がお腹の上でジャンプしている
あははははははは!あははははははは!
痛みと恐怖でいつの間にか気絶していた。
夢とは思えないお腹の違和感が朝にも残っていて
夢じゃなかったと告げていた...。
この家では様々な不思議な体験、怖い体験をしたがはっきり姿を見たのはこれが1番最初だった。




