健康的な朝が来ました!
1日ぶり!
ちなみに何故か飯テロが始まってしまいます。
「最高過ぎ!やっぱやめられないよ!」
本当に謎のアテレコといいよく分からない多方面への話の分岐、それに難しい面をギリギリでかわして行くゲームテクニック。
ハラハラドキドキ、そして面白さがここには詰まっている。
そんな配信だった。
「ふぁー!寝るか。」
今日は家じゃないので切り抜きは出来ない。
だから、一応目星だけをつけておいた。
楽しみだ。
「おっ...きろ!ご飯できたから!」
「むにゃむにゃ...ふぇぇえぇええ...こんな時間に起こすなんてひどいよ...よっちゃん。」
「何寝ぼけてんのみー。もう九時回ってるよ?この時間は普通起きてるでしょ?」
「普通は休日は十時以降に起きるもんですぜ。お姉さん。」
「そうですか...まあご飯冷めるから!ママも待ってるし早く起きて!」
「ふぁーい。」
早朝からごちゃごちゃ言いながら起きてくる。
取り敢えず服をさっさと着替えて、キッチンがある一階へ降りてきた。
そこには、エプロンを着たthe!何でも出来そうな優しいお母さん!みたいな人が立っていた。
「おはよう。希美ちゃん。ご飯できてるからね。」
「ありがとうございます!いつも御飯作ってくれて。」
「いえいえ、夜遅くまで勉強していたなんて嬉しいことなんだから。だけど無理は
しないでね。」
おっとりとした口調で話していたこの人は、よっちゃんのお母さんである。
いっつも夜ご飯と朝ご飯を作ってくれていて本当に神みたいな存在である。
夜ご飯には一息の休息を与えてくれ、朝ご飯は前日の戦いを癒やしてくれるようなご飯を作ってくれるので、本当に頭が上がらない。
「佳子、ご飯よそうの手伝ってね。」
「分かったよ。ママ。」
「私も手伝います!」
「あら、ありがとう。気が利くのね。」
元気良く準備をし、朝ご飯をご馳走になる。
今日は健康的な日本食だ。
前はフランスとか出てきそうなサンドイッチとスクランブルエッグだったのだが、味が良いので今回も期待する。
「「「いただきます。」」」
そう言うが否や、すぐに箸を延ばす。
まずは味噌汁。
うん、多分家で使っている味噌と同じはずなのだが、全く違うように感じる。
やっぱり出汁が違うなんだろうか。
なんにしても、めちゃくちゃ美味しい。
次に、口にさばの味噌煮を頬張る。
絶妙な味付け。
辛すぎず薄すぎず。
ご飯が止まらない!
「おかわりしていいですか!」
「凄いわね。もうおかわりなんて。若いっていいわね。どうぞ。」
若いってあなたも相当若く見えますけれど...と思いながらもありがとうございます。と返事しながらご飯をよそう。
美味しさに、頭の中から吹っ飛んでしまう。
「うっま...。本当によっちゃんの家に住みたいぐらい。」
「そんなに!?」
「そんなにってな"に"が"な"の"?ありがとうね。そんなこと言ってくれて。」
ふと横を見てみるとちょっと驚いた顔をしていた。
多分私もちょっとびびった。
え?、昨日みた目力が可愛く見えてしまったんだけど!?
やっぱりちょっと怖いかもしれない。
結局たまに食うぐらいが丁度いいのかも...と最後のあれを見て思った。