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四章 2 自然調査

数年前から温めていたネタがこの秋一気に熟成してきたので、約2ヶ月で書き上げたものです。


いわゆる完全没入型の電脳世界が実現し、普及してきた世界で、十年の眠りから覚めた主人公は、いきなりチヤホヤされたり、トラブルに巻き込まれたり。

主人公にべったりだった義妹はいつの間にか年上のお姉さんに。

私はあなたのモノだ、と認知を迫るAI系ヒロインとか

一応まっとうなヒロインもおりますので、気に入ってもらえるキャラがいると嬉です。

かなり久しぶりの完結作品です。大分書き方を忘れておりまして恥ずかしい部分も多いですが、書き上げることと公開することが大事、ということで。


ジャンル SF? 

要素 俺tueee、鈍感、自尊心低め、タナボタ

バトルあり ラブコメあり

ヒロイン要素 義妹、被造物少女、ロボ娘


以下は設定マニアのたわごとです。

説明が多いので、読み飛ばしてもよいかもしれません。

近未来と地元、田舎要素を融合しておりますので、余計にお話としては不要な、エピソードがあります。

地方の都市計画や政策の未来、技術予想などSFでもよりマニアな要素がちりばめられておりますので、刺さる人がいてくれるといいなあ。


それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

四章 2 自然調査


 いくつかあった候補日のうちよく晴れた日に、調査会は実行された。「おはようございます、久様っ、比奈子さんっ」

「エリカちゃん、おはよう。でも久様はやめてほしいなあ」

 朝からテンションが高いエリカだった。今日はジーンズのパンツに半袖のシャツと活動的だ。

「それじゃあ、久さんならいいですか?」

 上目遣いのさぐるような瞳が蠱惑的だ。

「うん、そのほうが嬉しいな」

 ぱっと花のような笑顔が浮かぶ。表情の変化が見ているだけで楽しい娘だ。

「わかりました、久さん。今日はよろしくお願いしますっ」

「こちらこそよろしくね」

 S県F市。富士山南麓の合併を繰り返した自治体は分散型の都市作りを掲げて高原地帯の産業化と観光値化を進めていた。

 フードバレー構想と称して広域での農業、畜産振興と観光、食品工業化を一体化して展開する計画は長年の努力が一定の成果を上げていた。

「うわお。なんかシュールな光景だなー」

「絵本みたいな風景に巨大建築物っすからね」

 田中少年もやってきていた。山間地のため、参加者は会場まで自家用車で行くもの、財団の手配したバスで行くものと分かれる。

 比奈子がスタッフとして駅からバスに合流するため、久も駅からバスに乗っている。カツヤやエリカに早く会えるというのも大きな理由だ。

 エリカは比奈子と、カツヤは久と並んで席をとっていた。社会復帰中の少年としては日常生活では得られない、年齢の近い友人と会話できる数少ないチャンスだった。

「んー、牛が群れている光景は和むなー」

「そっすねー。あ、ソフトクリーム美味しいっすよ」

 今日も学生服姿のカツヤがちょっとおざなりな感じで答えた。

「あ、今でも有名なのかな? IDE牧場のソフトクリーム」

「はい。でも、マカイ牧場も最近は頑張っているみたいっす」

 なるほど、観光牧場だからこそソフトクリームなどの味にはこだわる、ということだろうか。

 道路の両側に広がる牧草地帯。緑の中にいきなり出現する巨大建造物。コンクリートの上にコーティングを施された高耐久建築は緑や灰色など目立ちすぎない色で統一されている。

「それにしてもでかい建物だね。複合牧場って」

「見学させてもらうと、中も広いっす」

「そうだろーなー」

 田園都市構想。21世紀以降の日本のいくつかの問題を解決するための政策の一つだ。世界的な食料の不足、高騰から農業への回帰が必要となった日本が農畜産業の振興策として大きな予算を割き、地方への大規模投資をしていた。

 大きな建物は牧場建家だ。一階が牛舎だが、コンクリート製で二階が植物工場となっている。屋根のソーラーパネルのには隙間が設けられ、その下にも光が通って植物の育成に使われている。

 久の記憶にある牧場の建物とはまるで違う近代的すぎるくらい近代的な建物だった。

「基本的には各自の端末を使って撮影し、それを記録します。詳しい手順は……」

 バスのテレビ画面には自然調査のガイダンスのビデオが流れている。各自の端末の位置情報と画像がサーバーに送られ、マップの調査ポイントが埋められていく。

 全部のポイントが埋まったら調査終了。一番多く埋めた人には財団からプレゼントがあるというしかけだ。

 一定以上の品質の写真や音声データ等を出力できる端末でないと参加できないとか、専用のアプリをインストールする必要があるなど、制約もあるけれどなかなか人気のイベントらしい。

「うーん、空気がおいしーでス!」

「だねー。さあ、現地のみんなと合流するよー」

 駐車場にはすでにかなりのクルマが集まっていて、会場となる広場にはテントやテーブル、ノボリなどが用意されていた。

「それでは、各チーム代表者はアプリにログインしてください」

 スタッフの声に、ドキリとした。アプリはダウンロードしてあるが、チーム代表とかはわかっていない。

「あれ? チームごとなんだ。ぼく、わからないけど」

「あー、大丈夫っす。ウチのチームはエリカがリーダーっす」

「はーい。久さんとカツヤと私がチームです」

「よかった、ありがとう、エリカちゃん」

 にこっと笑ってみせると、エリカの端末から久の手元の端末に招待が来たので、承認ボタンを押す。これでチーム結成だ。

「それじゃあ私、確認に行ってきますね」

 今更イベントのサイトを確認すると、自然の中の活動ということで最低でも二人以上のチームでの参加が義務づけられているということだ。

「やれやれ。本当は自分はこういうの、苦手なんすよ」

 エリカがいなくなったところで、カツヤがぼやいた。

「なんで? 写真とか撮るだけでしょ」

 動植物や地層、岩石、水の流れや、指定された動植物を撮影してサーバーに送る。移動して、撮影する。それを繰り返してマップが埋まれば終了。それだけのイベントのはずだ。

「自分、色わからないっす」

「あっ……」

 カツヤは視覚の異常で、通常の方法では視覚が回復できないため義眼を電脳的な接続で用いている。そのはずなのだが、なぜか視覚に色情報が反映されないのだそうだ。

「大丈夫? 大変じゃない?」

「電脳世界ではちゃんと色がつくので、あんま問題ないっす」

「いやいや。信号とかどうしてるの」

「義眼自体は色を認識しているので、信号とかはマーキングされているのでわかるっす」

 もう説明も慣れているのだろう。流れるような滑らかな説明だけれど、久にはツッコミどころが多すぎる。

「なんだよ、それ。ナゾすぎるだろう」

「お医者さんも学者さんも頭を抱えてたっすよ、これ」

 それはそうだろう。電脳世界では色を認識しているということはカツヤの脳神経はおそらく正常なわけで、信号の色にマーキングできるということは義眼も正常なわけで。

 考えられるのは義眼からインターフェイスユニットとの接続だが、人体の代替器官の信号も規格化されていて──。

「久さん、久様っ」

「お兄ちゃん、お兄ちゃんったら」

 かなり深く考え込んでいたようだ。話しかけられているのに気づかなかったらしい。

「あ、ごめん。夢中になっちゃって。何?」

 気づくと比奈子がエリカ、カツヤと一緒に立っていた。その横にはもう一人、小柄な人物の姿があった。

「こちらの方をお兄ちゃんたちのチームに入れてあげてほしいの」

「予定していたメンバーが来れなくなってしまったらしいでス」

 なるほど。一人だけでは参加できないルールだった。

「そういうことならぜんぜんかまわないよ。むしろ、ぜひ」

「ありがとうございます。よろしくお願いします。みーなです」

 このイベントはニックネーム登録も可能だ。アプリへの登録段階で本人確認が済んでいるため、安全にも問題はないらしい。

「はい。こちらこそよろしく、みーなさん……」

 深々とお辞儀をする小柄な人物の全容を確認した久の声がつまった。そこにいたのは、いわゆる美少女フィギュア的な存在であって。ほっそりとした手足は、薄手のストッキングの下に関節構造がうっすらと透けている。

「あ、みーなさんはご自分では外に出られないらしくって……」

 (まるで等身大フィギュアみたいだ)

 髪の毛は黒、瞳も黒。肌の色小麦色だが、顔以外の部分は白い。素体の色が白のため、全身には肌の色を反映できないのかもしれない。

 ちょっと童顔で、庇護欲を抱かせそうな、そんな可愛らしい顔だった。東洋系で、大きな瞳と明るい表情が南国の雰囲気を感じさせる。

「う、うん。体験型の遠隔操作ロボット、だね。了解」

 重度の身体障害などを持ちながら、知能や意欲に問題がない人の手足となるロボットの研究も一定の成果を上げている。特に電脳接続と連動することにより、体験の質を上げたり、実際に仕事をこなすこともできるなど、本格的な治療までの支えとして精力的な開発が続いている。

「すいません。びっくりさせちゃいましたか?」

 顔面部は立体的な表示画面となっているようで、本人のアバターデータを投影して表情を作っているらしい。立体感が微妙におかしいけれど、十分に可愛いといえる。

 心配そうなみーなに、務めて優しい笑顔で話しかける。

「いや、こちらこそごめんなさい。一緒に頑張ろうね」

「はい。ありがとうございます、久様」

「さすが久様ですっ」

「い、いや。そんな偉くないからっ」

「くすっ。エリカちゃんの呼び方がうつっちゃったのかな」

「あ、それは私の失敗でス。ごめんなさい、久様」

 あっという間に久様に戻ってしまった。はあ、とため息をつく久の前でカツヤが肩をすくめてみせた。

「みーなさんをお願いね、みんな。よろしくっ」

 比奈子が笑いながらスタッフのスペースに戻っていくと、事務局からの説明が開始された。

「稀にですが、イノシシやシカ、キツネなどに出会うことがあります。その際にはお渡ししたエマージェンシーコールの……」

 リーダーに手渡されたエマージェンシーコールの非常ボタンを一度押す。もし襲いかかってくるようであれば、二度押す。余裕があれば警察やF市市役所等に連絡を入れる。

「えーと、非常ボタン一度で自動的に事務局にアプリが連絡を入れる。そうすれば通話でアドバイスがもらえるわけか」

 エマージェンシーコールは呼び子笛と非常用ライトが一体化した形で、ライト、撃退、サイレンのボタンがある。

「非常ボタン2度で発光、サイレン、撃退噴出モードになるから、どれかのボタンを押す、だね」

「はーい。エマージェンシーコールは私が持っていまス」

 ストラップでリュックサックの肩紐に取り付けたエリカが得意そうで、思わず微笑んでしまった。飛び級でアメリカの高校を卒業して日本の高校に入り直した十五歳少女は、年齢相応のかわいらしさを持っていた。

「それでは、以上で説明を終わります。楽しく、安全に調査をお願いします。それでは、用意……スタート!」

 かけ声とともにガチ勢が走り出すが、ほとんどのチームはのんびりと歩き出す。まずは最初のポイントまで行かなくてはスタートにもならないし、最初のポイント自体が会場本部から離れている。

「うわ、ガチな人たち、すごいな。はえー。すごくはえー」

「二人ずつ交代制で走って、リレーみたいにやるみたいだよ」


ルール1 調査エリアとポイント

主催者は調査エリアを数十から百数十ヶ所に区切ったマップを作成し、当日イベント開始のマップ公開時間にそれを参加者に公開する。

区切られたエリアのそれぞれをポイントと呼ぶ。

主催者は各ポイントに調査項目を設定する。


ルール2 チーム

参加者は二名以上十名以下のチームで参加する。

一つのチームにつき一つ、エマージェンシーコールを貸与する。

チームメンバーは必ず現実世界において調査区域にいなければならない。


ルール3 調査

各チームは各ポイントで撮影、録音等して調査データを送付する。要件満たしていさばマップに各チームの旗が立つ。調査データを送付する端末はエマージェンシーコールと同じ場所になくてはならない。

規程を上回る調査結果が送付された場合は、ボーナスポイントを得ることができる。

調査内容(例)詳細は自然調査会マニュアルによる。

調査内容

既存の情報の確認

植生 概況、樹種等、健康状態等

動物 痕跡、鳴き声等、写真

鳥類 痕跡、鳴き声等、写真

魚類 痕跡、写真

昆虫 痕跡、鳴き声等、写真

自然環境の変化または維持の証拠

新種、希少種等の新たな証拠

既存の生物の新たな行動、変化の証拠

環境の回復、または維持に繋がる有用情報

学術的な観察、研究に資する情報


ルール4

原則としてすでに旗が立ったポイントは再調査できないが、特に前の調査にない、新しい調査結果を追加できる場合は調査してもよい。それが認められた場合は、二つ目以降の旗が立つ場合がある。


ルール5 得点とボーナス得点

一つのポイントにつき調査により以下の得点を得られる。

①成果の小さな調査、無効な調査 1点

②不十分な調査 3点

③十分な調査 5点

④ボーナス得点 成果により最大5点を、ボーナスの権利を持つチームに配分する。

⑤ポイントの調査が不十分、あるいは無効等である場合、他のチームであっても再調査ができ、十分な調査ができた場合は前の調査のポイントを差し引いたポイントを得ることができる。

⑥再調査によりボーナス得点を得られる場合は前の調査におけるボーナス得点を差し引いた値となる。


ルール6 競技の終了

主催者は競技を2時間以上6時間以内で設定する。4時間を超える場合は最低三十分間以上の休憩を設ける。

天候、害獣、災害、犯罪等の発生、予測があるときは主催者はいつでも競技の終了を宣言できる。

時間が満たなくとも、設定された全てのポイントで十分以上の報告がされた場合も競技終了となる。


ルール7 採点

競技終了時に報告されていたポイントにおける得点、ボーナス得点を合計し、一番大きいチームを優勝とする。同点の場合は同点優勝とし、賞品等は等分とする。

主催者は二位以降、任意の順位に賞を与えることができる。


「なるほどー。陣取り的な戦略もあるんだね」

 あらためてルールを確認した久が感心した声をあげた。ロビンソン・チームはエンジョイ勢なのでのんびりと最初のポイントを歩いて目指している。

「久さん、さすがっすね。電脳検索しながら歩けるなんて」

「ああー。そう? すごく便利だよね、これ」

 頭で考えるだけで視界にスクリーンが浮かび、現実世界に重なって表示される。いわゆるAR(拡張現実)が専用のメガネなしでできるのはありがたい。

 インターフェイスユニットが視覚情報に変換してくれるので、ディスプレイ装置が不要なため、MRとかARと言われる技術が身近になったのは間違いない。

「いや、まあ。自分も一応できるっすけど、時間かかったっすよ」

「そうなんだ。ちょっと自信ついちゃうかな?」

「ううー、私はまだできないでス。久様さすがすぎぃ……」

 エリカが目をキラキラさせて久の顔を窺っている。両手を胸の前で握っているのが小さな子供みたいだ。

「ぼくができるんだから、エリカちゃんもきっとできるよ」

「はい、がんばりまスっ……きゃあっ」

 元気よく返事をしたエリカが躓いて体勢を崩した。咄嗟に腕を掴んで支えたのだが、体力が足りない。崩れそうになる久を今度はカツヤが支えるという連鎖になってしまった。

「す、すいません、久様っ」

 一瞬だけのやわらかく、あたたかい感触。香水の香りは、華やかだけれど少年の知らない香り。そして、年若い女性の甘く誘惑的な体臭が、適度な運動に香り立つのにドキリとした。

「あはは。ぼくも転びそうになっちゃったよ。情けないな」

 普段、それなりに距離をおいているエリカのナマの感覚にギクリとした。電脳世界とは違う。そんな当たり前のことが生々しい、やわらかくも張りつめた赤毛少女の感覚に身体の芯が熱くなる。

「よそ見してるからだぜ。ビシッとしてくれよー。エリカ」

「ううっ。ごめんなさいでス。気をつけまス」

 泣き出しそうな情けない表情で頭を下げる。素直なのは赤毛少女の美点だろう。恥ずかしかったのか、鼻の頭が赤くなっている。

「それでは、足下に気をつけていきまス」

 気持を切り替えたエリカが先頭に立って、その後ろにみーな、久、カツヤの順に一列に並んで草原を進んでいく。

「それと、久さん。公道では禁止行為っす。あぶないっす」

「あー、そりゃそうだ。うん。ありがとう。気をつけるよ」

 端末でゲームやブラウジングをしながら歩くのと違い、外部からはわからない分、さらに危険度は高い。禁止になるのも当然だ。

「それでも、すごいと思います。普通の人はできないんですよ」

 みーなの言葉にハッとする。自分にもできるから、と気軽に考えていたがそうではないらしい。

「え、そうなの?」

 意外だった。リュックサックに入れた携帯用の電脳機器のケーブルを手首のコネクタ部に触れたら、ほとんど意識する必要もなくごく自然にネットに接続されてしまい、視界の一部に画面が表示されたのだった。

「自分はこの義眼のおかげで、常時接続しているような感じっす」

 義眼の接続が電脳接続と同様のシステムのため、カツヤは普通の人よりもネット接続の視覚に適正があるのだそうだ。

「久さんは電脳接続の適正が高いのかもしれないっす」

「そうですね。とっても貴重な才能だと思います」

 みーなの口もほぐれてきたようだ。かすかな駆動音がするのと、表情が若干平面的な以外は本当に生身と変わらない。

「みーなさんは大丈夫でスか? 疲れてない?」

「あ、大丈夫です。心配してくれてありがとうございます」

 巨大フィギュアみたいな外見のみーなだが、慣れてしまえばあまり気にならずに接することができる。表情も豊かで、ロボット(に電脳接続した)娘だということを忘れてしまいそうだ。

「私の心配はいらないですよー。ケガの心配もないですし」

 彼女の病状などは、あえて聞かない。第一、本人が本当に女性かどうかもわからない。もしかしたら高齢の男性かもしれないし、イメージ通りの少女かもしれない。

(うかつなことを聞いて、本人を傷つけたりはできないもんな)

 みーな自身が嫌でなければ友達になればいい。それだけだ。親しくなれば必要であれば彼女が教えてくれるだろう。

みんなでおでかけ回です。今後の自然調査のかたちとして、こんなのはいかがでしょうか。

また、今後への重大な伏線になるかもしれないものが出てますね。

伏線と言うほど伏せてないでしょ、露骨でしょ、というつっこみは勘弁して下さい。

感覚だけで書いているので、流れしかないのです!(オイ)


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