【おとめげぇむ(笑)】
知る人ぞ知る超ドマイナーなクソゲーム、【おとめげぇむ(笑)】は他の乙女ゲームと違い、一風変わった乙女ゲームだった。
他の乙女ゲームをやったことないから分からないけど、たぶんそう。
だって数少ないレビューにそう書いてあったから。(評価数が3つで内レビュー付きは2つ)
『★★☆☆☆ 微妙……思ったのと違った。』
『★☆☆☆☆ ゲームやらせろよクソが!』
序盤は学園からのスタートではなく、主人公である十五歳の少女、リーシャ・ワトソンが自分の住んでいる村からゲームの舞台となる王都の学園に向かうシーンから。
恋愛シュミレーションゲームかと思いきや、序盤は道中の道行く人や馬車が障害物となり、それを避けていくアクションゲーム。
残機(命の数)が1個しかない上に、東〇の如く鬼畜な弾幕系シューティング。
人や馬車がまるでゴミのように道を埋め尽くす。
一応、ボタンで攻撃魔法を打てるのだが、当てて障害物が消えると、どこからともなく兵士(たぶん警察的な何か)みたいのが現れ、連行されてゲームオーバーになってしまう。
とんでもない鬼畜仕様。
このシューティングでプレイ人口の9割が脱落したと思う。
きっとアクションゲームの苦手な世の乙女たちの反感を大いに買ったことだろう。乙女ゲームだけに。
そしてやっとの思いでシューティングゲームを乗り越えても、困難はまだ続く。
途中で村や町に休憩目的で寄るんだけど、町に入るとドラ〇エのようにRPG視点に切り替わり、人に話しかけたり物を調べたり出来る。
ただし、ドラ〇エとは勝手が違う。
人の家に入ってタンスとか調べたり、中身を見ようと壺を割ると、例の如く兵士(警察的な何か)が現れ捕まってゲームオーバーになる。
『何の為の実装した機能だよ!』と突っ込んだのも今となってはいい想い出。(かな?)
話しかけるのも気を付ける必要がある。
下手に話しかけると、良い人だと思った人が詐欺師だったり奴隷商人だったりして、騙されたあげく奴隷として売り飛ばされたりする。
それを『ここは○○の村だよ』とか、親切に説明してくれる村人Aなんかでやってくるから初見殺しもいいところ。
しかも、セーブは王都の学園にある寮の自室でしか出来ないので、必然的に最初からやり直しとなる。
うん、とってもクレイジーだぜ。