呪いをかけないように...そっと
レイナ本人が現れますね
果たして、千花の運命は...
どーなるのでしょうかあ
その日、私は夢を見た。
あの悪役魔女、レイナが私の目の前に現れた。
「やあ、今の私の肉体の持ち主。」
「な、何よ」
「お前は今、私の肉体で眠りについているではないか。」
「それがどうしたって言うのよお...。」
「まあよい、それよりそなたに言いたいことがあってわざわざ夢枕に現れてやったのではないか。」
「たのんでないもん」
「いや、なあ〜何らかの魔法が発動してしまったらしくってそなたと妾の魂が入れ替わってしまった様で」
(こいつ、聞いてない)
「まあもとに戻る方法もわからんしそなた、妾の体で好き勝手生きるが良い!」
「は?」
「さらばじゃ」
ピカーーーーーーーーーーーッ
「まぶ、しい.........」
「はっ!?」
「おお!レイナ、ようやく起きたか」
「18時間も寝とったぞ」
「やっぱり...あれは現実なの?」
「なんじゃ、寝すぎて何が起こっているのかわかっていないのか?」
「わからないわよっ」
「おまえ、わざわざ馬車で王宮まで送ってやったではないか。」
「ここ、王宮ッ!?」
「そうじゃぞ。何か?」
「いや、なんでもないわよ」
(そうか、このシーン小説で読んだことある ついに、ついに、ビビコンの世界が始まる!)
実は始まるまであと少しの時間だったのねえ...
「いい度胸ね、絶対にのんびりライフ達成してやるんだからあ!!」
(何叫んどんじゃあいつ...)