不死は月見て何思ふ
竹取物語。
それは、日本最古の物語。
月に帰る前、かぐや姫は帝に不老不死の薬を残しました。
せめてもの償いに、と。
しかし、帝は言いました。
「あなたがいない世界を生きたところで、不死の薬がなんであろう」
そうして彼はかぐや姫が登っていった天に届くように、富士山のてっぺんで薬を焼くように命じてしまわれたのです。
けれど。
もしその時、帝が不老不死の薬を飲んでいたら?
生きていればいつか会えるのではないか、と思ったとしたら?
これは、そこから繋がるifのお話。
長く生きすぎた男と、長く生きねばならなかった女の、町一つ巻きこんだ恋物語。
はじまり、はじまり━━
※この作品は、書き出し祭り応募作品を、連載用に改稿したものです。
それは、日本最古の物語。
月に帰る前、かぐや姫は帝に不老不死の薬を残しました。
せめてもの償いに、と。
しかし、帝は言いました。
「あなたがいない世界を生きたところで、不死の薬がなんであろう」
そうして彼はかぐや姫が登っていった天に届くように、富士山のてっぺんで薬を焼くように命じてしまわれたのです。
けれど。
もしその時、帝が不老不死の薬を飲んでいたら?
生きていればいつか会えるのではないか、と思ったとしたら?
これは、そこから繋がるifのお話。
長く生きすぎた男と、長く生きねばならなかった女の、町一つ巻きこんだ恋物語。
はじまり、はじまり━━
※この作品は、書き出し祭り応募作品を、連載用に改稿したものです。
不死はその日、月を見る
2018/05/15 00:22
(改)
月見た不死は、何思ふ
2018/05/15 12:16
夜の喫茶店にて
2018/05/16 15:03
(改)
不死たちは月を見上げる
2018/05/21 00:20
その怒り火山の如し
2018/05/22 07:00
闇(駐車場)の吸血鬼
2018/06/07 18:46
望んでいたもの
2018/06/09 07:00