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私だって生きている。  作者: りく
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本当の姿

それは、余りにも突然やって来た。旦那と元嫁は同意書を作っていた。

2度と連絡をしないと言う内容だった。

そこには何故か?勝手に私の名前が書かれていた。私は書いた記憶は無い。私は旦那に聞いた。旦那は『お前の名前を書かないなら同意しないと言われたから俺が書いた』と普通に言った…。その時、私の中で何かが壊れた。私は旦那の顔を思い切り蹴って『私の気持ちは無視か!』と叫んだ。旦那は私に蹴られたのが余程、ムカついたんだろう。私の顔を殴った。私が人から殴られたのは、あの時以来だ…。私は怖いと感じる事は無く逆に、これぐらいか!痛くないと言えば嘘になるが…痛いと思う程の事でも無かった。私は過去に殴られ過ぎて、痛みに強くなっていたのだ…。私は不思議と笑いが出た。これぐらいの痛みなら私は平気だ。だったら殴り返そう。私は旦那の顔を思い切り殴り続けていた…。旦那も私を殴り返して来ていた。私は『あんたも元嫁も子供も皆、殺してやる』と叫びながら殴り続けていた。その言葉に旦那は『頼む!落ち着いてくれ!お前どうしたんだ!』と私を、なだめた。私は『これが私の本当の姿』と笑いながら伝えていた。また私の中で何かが壊れた瞬間だった…。私は店を辞めた。続ける事で怒りが客に向かうと思ったから…。

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