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私だって生きている。  作者: りく
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謝罪

友達と弟の怒りは治らなかった…。今、考えれば当たり前だ。逆の立場だったら私も同じ事をしたはずだ。

弟は『そろそろ何か言いませんか?』元嫁に話し掛けた。元嫁は髪をガシガシして黙っていた…。その時、元嫁の母親が泣きながら私に土下座をした。『本当に、すいませんでした。他所様の娘さんを病気にまでして…ホラ!あんたも謝りなさい!』と元嫁に言った。その時の元嫁の言葉を私は一生忘れる事は無いだろう。

『謝って私に何かメリットがある?』元嫁は一言、言い張った…。弟は『このバカ女と話しても無駄。帰ろう!』と言って席を立った。友達も同じ気持ちだった。私を引っ張り席を立った。私は、この時、旦那だけが一言も話さないで居た事を後に気付いた。この時に気付いていれば私は、変わっていただろう。

私は帰って1人考えてた…。謝ってメリットって何だろう?この人は、まだ続けるつもりなのか?私は、まだ闘わないとダメなのか?もう疲れた…。もう関わりたくない。もう考えたくない。私は家にあった大量の睡眠薬を飲んだ…。もう私はダメだ。生きる事を諦めよう…。そう考えて意識は遠くなっていった…。

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