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私だって生きている。  作者: りく
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言葉の意味

私の病気は、また酷くなっていた。店は週末だけ弟夫婦に頼んで開けて貰っていた。診療内科の先生も私が酷くなっていってるのは分かっていた。私は、今までより強い薬に変えて貰った。

でも…元嫁は諦める事をしなかった。次は子供からの電話に変わった。子供の言ってる内容も私が嫌がらせをしてるだった…。言った者が勝ち。良く耳にする言葉。確かに当たってる。この言葉を最初に使った人は私と同じ様に苦しんだ人なのかな?私は何故か、そんな事を考えていた。私には、もう抵抗する力も残って無かったからだ。言いたい奴には言わせてたら良い。この言葉も思い出した。

私は、それで良いのか?きっと良いんだろう。いつか…誰も連絡して来なくなるだろう。それまで我慢すれば良いだけだ。でも…子供の一言に私は愕然とした『自殺したって言うのに、なかなか死なないね!』私は、この言葉は私に早く死んでほしいと言ってる様に聞こえた。私はまた自殺をはかった…。

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