表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私だって生きている。  作者: りく
56/90

元嫁

第12章 心の病気


元嫁に電話した兄ちゃんは『今な…付き合ってる人がいて結婚しようかと思ってるんだけど』元嫁の声が聞こえた『はっ!自分だけ幸せになるつもり?』と怒鳴り電話を切った。私は唖然とした。

離婚してるのは分かった。子供も理解してくれてるのも分かった。ただ…元嫁だけは分からなかった。

それから直ぐに元嫁から電話が鳴った。

『私に伝えて意味ある?相手は何歳?何してる人?』しつこく聞いていた。兄ちゃんは『お前には関係ない。俺達は離婚してるんだから、そこまで伝える必要は無い!』と電話を切った。

その日、私は仕事を終えて兄ちゃん宅に言った。夜中だし早く寝ろうとした時に元嫁から電話が来た。内容は分からなかったけど『その話は今する話か?今、何時か分かってるのか?』と言って電話を切った。私は『何があったの?』と聞いたら『娘が病気で入院してるから』って。だから、電話で怒ってたんだ。でも確か娘とは、話したはずだ。『入院してるの知ってるよね?』私は聞いた。兄ちゃんは頷いた。それから毎日、夜中に元嫁から電話が来る様になっていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ