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私だって生きている。  作者: りく
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不幸

私は友達に頼んで産婦人科に連れて行って貰った。診察室に入ってワクワクした。先生は『おめでとうございます』と言った。やっぱり妊娠してた!

エコーをあて見てると先生は『ん?』と不思議な声を出した。それから…『診察台に』と言った。先生は頭を何度も抱えながら診察していた。診察が終わり先生は『残念だけど赤ちゃんの姿が見つからない。大学病院に紹介状書くから診て貰って。なるべく早くね!』と言った。

私は待合室で待ってる友達に小さな声で『赤ちゃん…死んでるみたい』

友達は聞こえなかったらしく『ん?』と聞き直した。待合室の周りには妊婦さんが沢山いた。私は涙が出た…紹介状を貰い外に出て大泣きした。『何で私ばかり!』友達は私をなだめ車に乗せ2人で車の中を無言で過ごした。

私は帰って男性に伝えた『良かったね!子供は出来ないよ!』もう、私は何が真実かも理解出来ないでいた。

大学病院の予約は友達が直ぐに入れてくれていた。明日、友達が連れて行ってくれる事になっていた。

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