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私だって生きている。  作者: りく
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秘密

男性との違和感を感じながら…1年経った。私の身体に変化が現れた。出血がある!また前と同じ流産か?私は男性が居ない時に妊娠検査薬を買って検査をした。私は妊娠していた!嬉しい!でも男性は喜んでくれるのか?私は男性には過去の話はしてない。だから妊娠は私にとっては奇跡。やっと神様が私に幸せをくれたと思った。男性が帰宅した…私は何て言えば良いかわからなかったけど正直に『私、妊娠した』と伝えた。

男性は驚きはしたが笑顔がなかった…。

子供は望んでないんだと私は思った。

私は「1人でも産むからね!』と怒った。

男性は溜息を吐きながら私に頭を下げた。『隠してる事がある。実は離婚してない。只の別居なんだ』私は頭が真っ白になった…。何?今何て言った?えっ?

私は戸惑いを隠せなかった。

『でも子供は一緒に育てるから』

何か不思議な話をしている。この人は何を言っているのか理解してるのか?

私は男性に何年も騙されたんだ…。

妊娠の喜びは不安へと変わっていった。

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