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私だって生きている。  作者: りく
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別れ

私は主任に問いかけた。「浮気してるでしょ?相手は私の存在知ってるの?』

主任は…黙っていた。でも顔にはハッキリ出ていた。

『もう分かってるから本当の事を言って!私と浮気相手どっちを取るつもり?』何故か私は冷静だった…。きっと私達の心が同じじゃない事が、わかってたからかも知れない…。

主任は『相手と別れる』と言った。でも…私は主任を信用出来なくなっていた。『私達、別れよう。私は病気もあるし、極道の娘だから一緒に居ても幸せにはなれないと思う』

主任は何度も謝った。別れたくないと何度も言った。でも…その言葉は私には嘘にしか聞こえなかった。

私達は別れる事になった。主任は私の家から居なくなった。私は1人に戻ってしまった…。

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