表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私だって生きている。  作者: りく
26/90

成人式

住み込みでパチンコ屋で働き出して1年経とうとしていた。ある日、店長から呼び出された。店長は私に『今年、成人式だよね?休み取って地元に帰りなさい』と言ってくれた。私は地元に戻るつもりは無かったし、成人式に出る気も無かったから『私は成人式に出ないから休みは必要ないです』と伝えた。店長には私は自分の過去を少し話していたから、それ以上は言わなかった。成人式の当日、私は普通に仕事をしていた。仕事が終わり寮に戻ると賄い婦さんが、お寿司を取っててくれていた。店長を始め従業員が私に内緒で成人式の祝いをしてくれていた。

皆からとプレゼントも貰った。

私は照れくさかったけど素直に喜んだ。

その次の日、店に叔母ちゃんから電話が来た。『成人式のお祝い出来なかったけど、叔母ちゃん達と食事に行かない?』

と言って来た。私は『うん。休み貰ったら連絡するね』と言って電話を切り店長に事情を説明した。店長は喜んで休みをくれた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ