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私だって生きている。  作者: りく
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自由

でも新たな問題があった…。

パチンコ屋には雑誌の取材やテレビが来る事がある。私は雑誌に顔が出たら居場所がバレる!その恐怖が私を追い詰めていく。私は雑誌の撮影が来る前の日に店を辞めた。そして、また違うパチンコ屋で働くの繰り返す日々が続いた…。私は、いつまで彼から逃げなくちゃいけないんだろう。あれから…1年経っていた。私は地元の友達に連絡した。彼が今、どうしているかを聞きたかったからだ。彼は極道の道に進み新しい彼女がいる事を教えて貰った。私は肩の力が抜けた…同時に涙が溢れだした。

『私は自由になれた。もう逃げ回る生活をしなくて良いんだ。』

私は新しいパチンコ屋で働き出した。誰も私を知らない場所で…。

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