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私だって生きている。  作者: りく
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覚醒剤の怖さ

彼は私を側から離さなかった。私が逃げるかも?と思っていたのだろう…。

トイレ、風呂に行く時も彼は着いて回っていた。彼が寝てる間に、お腹が空いたから何か食べようと私は台所に向かった。食パンを焼いてる時だった…。私の足に痛みが走った。足を見てみると血が出ていた。その横には彼がカミソリを持っていた。

『誰が部屋から出て良いと言った?』

私は怯えながら『お腹空いたから…』

と言ったら…彼は私が焼いた食パンを顔に押し付けた『そんなに食べたいなら食わせてやるよ!』私は焼き立ての食パンが熱くて顔にヤケドをしてしまった。

私は殴られたくないから『ごめんなさい』と謝り彼の部屋に戻った。

彼は覚醒剤を私の前で打つ事はあっても私に覚醒剤を打つ事は、しなかった。

だからか私は、まだ彼を前の彼に戻す事が出来ると勝手に勘違いしていた。

彼は覚醒剤を打ってない時は私に優しかった。でも覚醒剤を打つと邪気回して私を殴る様になった。勝手に寝たら殴って怒られた。次第に私は部屋とトイレ、風呂にしか行けなくなっていた。

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