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私だって生きている。  作者: りく
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本当の姿

第6章 拉致監禁


彼の仕事場に刑務所帰りの人が入って来ていた。彼は、その人と仲良くなっていた。そして覚醒剤を一緒にやる様になっていたのだ…。

私は彼に何度も頼んだ。

『お願いだから悪い事はやめて真面目に暮らそうよ』私は泣きながら頼んだ。

その瞬間、何が起きたか分からない衝撃だった。始めて彼に殴られたのだ。彼と私では力が全く違う。今まで男とケンカしても負けた事が無かった私は始めて怖いと感じた。彼は私の顔を殴る蹴るを繰り返していた。

『お前は俺に逆らうな!』彼から始めて言われた言葉に私は…過去に先輩から言われた言葉を思い出した。『絶対にキレさせるな』

先輩達は…彼の本当の姿を知っていたのだ。私には優しい人だったから私は勘違いをしていた。私は顔から血が流れているのが分かった。でも、彼は私を殴り続けた。私は初めて恐怖を味わった。私は泣きながら『ごめんなさい。許して下さい』と繰り返し叫んでいた。

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