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私だって生きている。  作者: りく
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彼氏との別れ

スナックでの仕事にも慣れ私にも客が付く様になっていった。最初は未成年だからアルコール禁止だったけど、客の勧めで時々ビールを飲む様になっていってた。

私は次第に仕事が楽しくなっていっていた。沢山の大人の中に中学生の私がいる。私は大人になった気持ちだったんだろう。ここでは私を子供として扱う人は居ないのが私には何よりの幸せだったんだろう。私の仕事の終わりは12時までだ。夜の帰り道は危ないと彼氏が12時になったら迎えに来てくれていた。でも…彼氏は朝から仕事だ。私の迎えは彼氏には負担になる様になっていってた。

私達は次第に会話が無くなりケンカばかりする様になっていた。

そして…半年後、私達は別れる事に決めた。私は、この時16歳になっていた。

私は地元に戻る事に決めた。正直、水商売に未練はあった。ママも『私と一緒に住んで働きなさい』と引き止めてくれたが…私は地元に帰りたい気持ちが強かった。そして私は彼氏が仕事に行ってる間に家を出て行った。『ありがとう』と、書いた手紙だけ残して…。

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