Ⅰ プロローグ
Ⅰ プロローグ
ある日、僕はふと目覚めたそこは夢の世界であった。辺りを見渡すと草原が広がっていた。遠くに王国があるのが見えた。 「あの王国は何だろう?」と疑問に思い王国まで歩き始めた。 しかし、歩いても歩いても一向に近くならなかった。 「えっ」と驚いた。 「なぜ近くならないんだ」と考えていたとき。 前から少女が歩いてきた。 少女は僕に言った。「お待ちしておりましたよシード殿」 シードは何んの事か疑問に思った。 「えっ何の事ですか?」 「後でお話しします」 といってシードに輪のような物をくれた。 「これを手首につけてください」と言われ、僕は手首につけた。 そうするといつの間にか瞬間移動をしたかのように気がついたらみ知らぬ場所にいた。 「ついてきて来てください」 シードは何が何だかわからなかった。とにかくシードは少女について行った。 しばらく歩いた、もう疲れ果てたとき目の前に部屋の扉があった。 「こちらにお入りください」 シードは疲れ果てて部屋にあったベッドの座った。 「は~疲れた」 「シード殿まずは簡単なご説明をさせていただきます」 「はい」 「まずここの場所はバランドール王国という王国です。その中でもここは、最高司令部完全防御城です」 「パーフェクトバリアキャッスル?」 「はい。いわゆる、どんな攻撃も無効する城です。次にそのシード殿の手首につけている輪の事を説明させていただきますその輪は、ここでは騎士専用輪と言います」 「ナイトリング!?」 「はい。ナイトリングとは2つの秘密があります。1つ目は、いまここにいる城に入るときに必要とされます。身につけていない場合この城に入ることができません」 「ああ、だからさっきいくら城のほうに歩いても近くならないわけだ」 「はい。そのような守りがもほどこされております。あともう1つの秘密はこの後に行われる集会でお話しします」 「集会!?その集会って何の集会?」 「シード殿の歓迎会です」少女は冷静に答えた。 「歓迎会!?」シードは驚いた顔で言った。 「はい。このあと5時間後、集会が行われます。なので少し休んでいても構いませんが、遅刻なさらないようお願いします」 「ああ、分かったけど場所は何処?」 「すいません。言い忘れていました。場所はこの部屋を出てずっと奥までまっすぐ進み、そこに分かれ道があるのでそこを右に進みます。そしてずっと奥に進むと大きな扉があるので、そこが集会場となっております」 「・・・わかった」シードは不安げに答えた。 そして、少女はシードに伝え終わり部屋を出ようとしたときシードが少女に問いかけた 「君、名前なんていうの?」 「ニーナと申します」 「じゃあ今から君のことニーナって呼んでもいい?」 「はい。では失礼します」と言い部屋を出て行った。 シードはベッドに寝っ転がりシードはつぶやいた 「ニーナか」 シードはいつの間にか眠ってしまっていた。 そしてこれが全ての始まりであった。 続く
これからも書き続けようと思うので、応援よろしくお願いします。