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妖精の取り替え子②ベンジャミン

読みに来てくださってありがとうございます。

よろしくお願いいたします。

 ベンジャミンはマーシャル伯爵家の次男だったが、家族とはあまりにもその顔立ちもまとう色彩も違っていた。もしや自分は養子なのではないかと思ったこともあったが、そうではないという。


 母デリラがそのことで不貞疑惑を欠けられ、辛い思いをしていることを知っていたベンジャミンは、デリラに言ったことがあった。


「お父様にもお母様にも似ていなくてごめんなさい」


 デリラは大粒の涙を流しながらベンジャミンを抱きしめてごめんなさい、ベンジャミンにまでつらい思いをさせて、と言った。


 それ以来父セオドアも母デリラも、ベンジャミンはきっと先祖返りなのよ、と言うようになった。それがマーシャル伯爵家の決めた「事実」だった。


 ベンジャミンはせめて中身だけでも両親の心に適うようであろうと勉学、マナー、武道、乗馬、ダンス、全てのことに熱心に取り組んだ。おかげで「マーシャル伯爵家の次男は、顔は夫妻に似ていないが、何でもこなすところは夫妻にそっくりだ」と言われるようになっていった。ベンジャミンは自分の努力が実を結んでいくのがうれしかった。似ていなくても両親と兄と四人で仲良くできればそれで良かった。兄はベンジャミンを弟扱いしてくれはしなかったが。


 15才になると社交界デビューのために、マーシャル伯爵夫妻が衣装や祝いの品など、様々な準備を始めていった。


 ある日、初めて来る商会の息子の顔を見た使用人たちがざわついた。


「あの子……伯爵様に瓜二つよ」

「本当だわ。まさか、伯爵様が浮気なさったのかしら?」

「あり得ないわ! 奥様とあんなに仲睦まじくていらっしゃるのよ?」

「じゃあ、他人のそら似?」

「それにしても、似すぎじゃない?」


 ベンジャミンは興味本位でその少年を物陰から覗いた。そして、見なければ良かったと思った。父そっくりの美しい少年が、ニコニコと笑顔を振りまいていた。ベンジャミンは急いで自室に戻ると、うるさいくらいに心臓が跳ね上がっているのに気づいた。


 もし彼が父の隠し子だったなら、自分はどうなるのだろうか。


 捨てられるかもしれない、そう思うと怖くなった。ベンジャミンは机に座ると、鍵付きの日記を開いた。そして今日のことを書いた。


 もし自分がこの家を出されたならば、平民として生きていくほかない。どうやって金を稼ぎ、家を借りるのか、調べなくては。


 平民として生活するために必要だと思われることを書き出していく。いつしか夕闇に包まれていた。


「お声がけしたのですが、お気づきになりませんでした」


 はっと後ろを振り返れば、専属執事のサミュエルが立っていた。机の上のランプに明かりが灯されている。サミュエルがランプを灯してくれたことさえ、ベンジャミンは気づかなかったのだ。


「お食事はいかがなさいますか?」

「今日は部屋で……今からでも許されるだろうか?」

「確認して参ります」


 サミュエルは静かに出ていった。きっと日記の中身も見られただろう。顔を両手で覆ってこれからのことを考えていると、サミュエルが食事をワゴンで運んできてくれた。


「ベンジャミン坊ちゃま。あの少年のことは、今調査しております」


 温かいスープを皿に入れながら、サミュエルは言った。


「調査が終わるまでは静かになさいませ。私どもは何があっても、ベンジャミン坊ちゃまの味方でございます」

「ありがとう」


 それしか言えなかった。食欲はなかったがそれを見越していたのだろう、軽めの食事でベンジャミンの胃は満たされた。


「今日の入浴は、お一人の方がよさそうですな」

「サミュエルには敵わないな」

「恐れ入ります」

 サミュエルはお休みなさいませ、と言って下がっていった。ベルで呼ばなければ彼は来ないだろう。一人にする時間をくれたのだ。その晩、ベンジャミンはそのまま泥のように眠った。何か夢を見たような気もするが、そのことさえ忘れるような夢だった。


 あの少年……アイザックと自分が「妖精の取り替え子」だったと分かった時、ベンジャミンはとうとう自分が市井に下るのだと覚悟を決めた。以前日記に書いたことを1つずつ確認した。服を一人で着ること、食事の質を下げること、金銭感覚を知るために市場に行くこと。


 だが、ベンジャミンはキャンベル商会に行くのだと王に言われた。


「そなたたちはまだ15才。市井であっても親が共に過ごす年ごろだ。心配せずとも20才位までは家でこれからの生活を考えれば良い。今回の事は妖精のいたずらであり、関係者に誰一人落ち度はない。稀なこと故、王家からも支援金を出す。マーシャル伯爵家とてベンジャミンが急に平民として生活することは心配であろう?」


 ベンジャミンは引っ越しの前にキャンベル商会に行った。父セオドア……否、マーシャル伯爵に瓜二つのアイザックが、片付け中の自分の部屋に案内してくれた。


「どうして俺たちが取り替えられたんだろうな」


 アイザックがぽつりと言った。


「君は……ベンジャミンは、市井に下ることが怖くないのかい?」

「怖くないと言ったら嘘になる。だが、私の力ではどうにもならないことだから」

「そう……強いんだね」

「そんなことはないよ。ここに来る前にいろいろ出来るようにしておかなければいけないこともあるし」

「……来る前に?」

「貴族は服を一人では着替えない。夜着なんかは問題ないが、外出着は一人では着られないように作られている。専属の執事がいて、全部手伝ってくれるんだ」

「……」


 アイザックの瞳が揺れている。


「俺は、これからマーシャル伯爵家でやっていけるのか、心配なんだ。ほら、言葉遣い一つ取っても、貴族と平民じゃ違うだろう? 俺はそのうち出来損ないとして処分されるんじゃないかって、それが心配で、何も手に付かない。この部屋の片付けだって、ベンジャミンのために残すべきなのか、全部空にした方がいいのか分からなくて……今日来てくれるって聞いて確認できるなって思ったんだけど、ベンジャミンはきっと伯爵家からいろいろ持ってくるだろうから、机とベッド以外は全て処分した方がいいのかなとか……」


 アイザックは話しながら俯いていった。


「ベンジャミンに言っていい言葉じゃないって分かっているんだけど……俺、行きたくない。ずっとキャンベルの家で働いていたい。本当は……逃げ出したい」

「アイザック……」

「なあ、ベンジャミン。俺が困ったら、助けてくれる?」

「私にできることなら助けるよ。だが、伯爵令息となるアイザックの方が、できることは多いんじゃないだろうか?」

「金や力ならそうだろう。でも、心は? 俺の心が壊れそうな時に、伯爵家は助けてくれるか? 見えないものを守ることはできないだろう? でも、ベンジャミンとならわかり合える気がするんだ。ベンジャミンと話せば、心を守れると思うんだ。駄目かな?」

「そんなことでいいなら、いくらでも」

「……助けてよ。嫌だよ。逃げ出したいよ」

「アイザック。私は貴族としてやりたかったことがあった。マーシャル伯爵家は裕福だったが、もっとうまく経営できるんじゃないかと思っていたんだ。

 例えば、領民が作る木工細工は素朴なものなんだが、少し手を加えたら芸術品にできそうなんだ。その支援をしてやってくれないか? アイザックは商売のことなら分かるだろう? いい物を見れば、それをどうやって確保して売ろうって考えるだろう? 

 マーシャル領のいい物を、私たちで売ろうよ。そして、マーシャルの民を豊かにするんだ。どうだい?」

「いいのか?」

「ああ。私たちが知り合ったのは妖精の取り替え子だったからだけじゃない。きっと神様に何かお考えがあったんだよ」

「そうなのかな?」

「ね? 一緒にやろう!」

「そうだね」


 やがてアイザックがマーシャル伯爵家に、ベンジャミンがキャンベル家に映った。戸籍も訂正された。ベンジャミン・マーシャルという貴族令息はいなかったことになり、ベンジャミン・キャンベルという平民の息子がいたことになった。ベンジャミンは必死になって商売のことや平民の暮らしを勉強した。そして、キャンベル商会の扱う品の中でこれはと思うものを、好みそうな貴族家に売り込んだ。


 初めはキャンベル商会なんて知らないと言われたが、マーシャル伯爵家にいたベンジャミンだと言えば懐かしがって会ってくれる貴婦人や令息たちがたくさんいた。彼らと親しくしていたおかげでキャンベル商会は貴族の顧客が増え、キャンベル商会は次第に大きな店になっていった。ベンジャミンは天から遣わされた子だ、そういって父と母は喜んでくれるのがうれしかった。アイザックも頑張っているのだろうかと気にはなったが、こちらからは連絡しづらかった。アイザックから手紙は来なかったから、きっとうまくやっているのだろうと思っていた。


 だから、キャンベル商会の前で痩せ細ったアイザックが倒れているのを見つけた時、ベンジャミンは叫び声を上げてアイザックに駆け寄った。


「しっかりしろ、アイザック!」


 意識を取り戻さないアイザックをベンジャミンのベッドに眠らせて、ベンジャミンはマーシャル伯爵家に走った。母が目を潤ませてアイザックの手を握っていた。そうだろう、ついこの間まで、そう15才までは、アイザックが実の子だと信じていたのだ。15年という時間は決して短いものではない。ベンジャミンはマーシャル伯爵家の門の前に立つと、門番に声を掛けた。


「キャンベル商会のベンジャミンと言います。アイザック様を保護したので、お迎えに来ていただけませんか」


「ぼ、坊ちゃま!」


 マーシャル伯爵家の門番は直ぐに伯爵たちに伝えると、ベンジャミンを応接間に入れた。夫人が慌てた様子でベンジャミンの元にやって来た。


「ベンジャミン!」


 ベンジャミンを抱きしめた夫人をそっと手で制して、ベンジャミンは膝をついた。


「伯爵夫人にはご機嫌麗しく」

「ベンジャミン……」

「先ほど我が家の前でご令息が倒れていらっしゃいましたので、我が家でお休みいただいております。体長が優れないご様子でしたので、お迎えをお願いしたく、こちらに参上致しました」

「お願い、ベンジャミン。マーシャル伯爵家の中でだけは、今まで通り私のベンジャミンでいてちょうだい」

「それは致しかねます、伯爵夫人」

「どうして……」

「それなら、無礼を承知で申し上げます。どうしてアイザックはあんなにやつれているのですか? アイザックは私に手紙を書くと言っていましたが、一通も来ていません。誰かが妨害していた可能性はありませんか? アイザックに無理矢理詰め込み教育をしていませんか? あれではアイザックが死んでしまう!」


 ベンジャミンの剣幕に、夫人が息を飲む。


「私たちが入れ替わっていたことは人間の罪ではないと陛下は仰った。それなのに、私たちは0から人生をやり直さなければならなくなった。私はまだいい。慣れればいいだけですから。

 ですが、平民として育ったアイザックが貴族になるということがどれほど大変なことなのか、本当に分かっていらっしゃるのですか? アイザックは不安がっていた。行きたくない、逃げたいと言っていた。それを私が支えるからと言ってマーシャル伯爵家に送り出したのに……これでは、私までアイザックを騙したことになるではありませんか!」

「待て、ベンジャミン。それ以上言ってはならん」


 かつて父と呼んだ人が止めた。


「お前は平民の立場だ。これ以上はまずい」

「……」

「馬車を出す。ベンジャミンも乗れ」

「ですが……」

「構わん。事情聴取とでも言えばいいのだから」


 ベンジャミンはためらいつつも、乗り慣れたマーシャル伯爵家の馬車に乗り込んだ。


「先ほどの話だが……」


 ベンジャミンが顔を上げると、セオドア・マーシャルはまっすぐにベンジャミンを見て言った。


「ベンジャミン。お前から見て、アイザックをどう思う?」

「アイザックは繊細です。商売をしていた家の人間だから、周りの評価を気にしすぎる。今まではできる方だったのに、違う世界に連れて行かれて何もできない男と評価されていると噂で聞きました」

「噂?」

「はい。商人の間では貴族の情報は大切な商売道具です。私は貴族だった時の伝手でたくさんの貴族家に出入りさせていただいていますが、そこでご婦人方や令息たちからアイザックが爪弾きにあっていると気づいて、何とか助けてあげられないかと考えていました。それなのに」

「?」

「アイザックは困ったことがあったら必ず手紙を書く、と言っていたんです。逃げたいと泣いていたから。私にできることはするから、何かあったら手紙でも誰かでもよこしてほしいと約束していたんです。それなのに、一度も手紙は来なかった。

 伯爵様。もしかしてアイザックは手紙を禁じられていたのでしょうか?それとも、誰かが握りつぶしていたのでしょうか? アイザックがあれほど憔悴するまで誰も気づかなかったなんて、おかしいと思いませんか?」

「ベンジャミン……」


 ベンジャミンは自分の感情を元貴族らしく抑えているが、その言葉の端々にはマーシャル伯爵家への不信感が読み取れる。セオドアは大きくため息をついた。


「貴族と平民では家族の形が違う。それはベンジャミンも理解しているだろう。だが……お前の言うとおり、もう少し気に掛けてやらねばならなかったかもしれない。おかしいな、サミュエルからは何の問題もないと言われていたのに」

「サミュエルが?」


 ベンジャミンの頭の中で、パズルのピースがはまった。


「まさか、サミュエルが意図的に?」


 セオドアもはっとしたような顔をした。


「だが、サミュエルにはそんなことをしても何もいいことはないぞ?」

「一つだけ、可能性があります。兄上、いやライアン様です」


 セオドアは片手で両目を覆った。


「あれか」


 それだけでセオドアに通じたことが、ベンジャミンも悲しい。ライアンは、ベンジャミンを家族と認めてこなかった。あまりにも色が違うから、と。アイザックがマーシャル伯爵家に入った時、ライアンは外見で本当の弟だと理解したはずだ。


 だが、悪い意味で貴族らしい貴族であるライアンは、貴族のルールになかなか慣れないアイザックが気に入らなかっただろう。ベンジャミンのことを気の毒がっていたサミュエルをそそのかした可能性は十分にある。


「あれは確かに、ベンジャミンのことも影から、自分の手を汚さずにいじめていたな」

「……はい」

「その件は私が調べる。今はアイザックを助けなければ」

「伯爵様」

「なんだ、ベンジャミン」

「アイザックを……守ってやってください。お願いします」

「言われるまでもない。私の子だ……お前も、な」

「っ父上」


 思わず口走ってしまった言葉に、口を手で覆った。


「いいんだ。そのために馬車に乗せたんだから。何かあったら頼ってくれ。15年間お前の父だったのだから」

「……感謝申し上げます」


 キャンベル商会に到着すると、アイザックは護衛と従僕の手でベンジャミンの部屋から運び出され、馬車に乗せられた。


「ここがアイザックの部屋だったのか」

「はい。机とベッド以外は全て処分してしまいましたが、片付け中の部屋に入った時、新緑色のカーテンが風に揺れていました。その色が、いかにもアイザックらしいと感じたことを覚えています」

「新緑色か。覚えておこう」


 キャンベル氏が隣に立った。


「今日はお手数をおかけ致しました」

「なに、息子のことだ。こちらこそ手間を掛けたな」

「……アイザックのこと、よろしくお願いいたします」

「……あれから笑顔を奪ってしまった。善処する」

「はい。私どもは、アイザックが笑っていられるならばそれでいいのです」


 セオドアは小さく頷いた。


「何かあったら知らせるよ」


 キャンベル夫人は泣いて見送ることができなかった。


「ベンジャミン。何かあったら、アイザック……様を助けてくれるか?」

「当然です。私たちは血のつながりこそありませんが、双子のようなものだと感じていますから」

「そうか、ありがとう……ベンジャミンとアイザックは魂の片割れなのかもしれないな」

「魂の、片割れ?」

「ああ。遠い国の伝承らしいが、生まれる前から強い絆で結ばれているものがいて、それをそう呼ぶらしい。相手の年齢、性別などはまちまちで、出会った瞬間にわかり合えて親しくなれるらしい。その関係は親兄弟であったり恋人や夫婦であることもあるが、一生続く友人というのもあるそうだ。ベンジャミンはアイザック……様に最初に会った時から親しみを感じたと言っていただろう? きっと2人は魂の片割れなんだ」

「だから、妖精が取り替えをした……?」

「妖精が、生まれた後身分違いの2人が出会えるようにしてくれたのかもしれないな」


 ならばこそ、アイザックを支えたい。そう思っていたベンジャミンだったから、マーシャル伯爵家からアイザックがエヴァンス子爵家に婿入りすることになったこと、もう王都には戻ってこないことが伝えられた時、ベンジャミンは膝からくずおれた。追い立てられるようにエヴァンス領に送り出されたアイザックからの手紙は、手紙ではなくメモでしかなかった。


「最後に一目会いたかった」


 ベンジャミンはエヴァンス子爵家にいるアイザックに宛てて手紙を書いた。


「今度こそ、何かあったら知らせてほしい」


 その願いはまたしても裏切られた。エヴァンス子爵家の商売はうまくいっているらしいと風の便りに聞いた。だから何も連絡がないのは連絡することがないからだと暢気に考えていた。


 だから、アイザックが死んだと聞いた時、ベンジャミンは本当に魂の半分を失ったような気持ちになった。何もする気になれなくなった。妻子のことさえどうでも良くなってしまった。アイザックが監禁されていたと聞いてエヴァンス子爵家に殴り込みに行こうとしたベンジャミンを、家族全員が押しとどめた。


「アイザックには娘が1人だけいるらしい。その子を陰から支えよう」


 キャンベル氏に言われて、ベンジャミンは心を決めた。待っていたら、アイザックは死んだ。いや、殺されたのだとベンジャミンは思っている。だから、アイザックの娘が危険な目に遭わされたのなら、直ぐに助けられるようにしよう。


 エヴァンス領にキャンベル商会の支店ができたのは、アイザックが死んで1ヶ月後のことだった。

読んでくださってありがとうございました。

次回から視点と時間軸がエイヴァに戻ります。

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