表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドンドン商店街殺人事件  作者: お針箱
4/7

換字表

挑戦状が入っていた封筒の内側が


換字表だったのだ


換字表を内側に折って封筒を作った


と言った方がいいかもしれない


送り主は かなりの暇人に違いない




4♥ ★1 67 2♥ ★4


13 ○○ ★3 24 63




「換字表を使って変換してみよう」




未知の領域の人は 


一人でどんどん先へ行く




「縦軸が『4』で横軸が『♥』


交わるところは?」



挿絵(By みてみん)



「『お』 お~っ!


面白いな ポリバケツ暗号」


ゴエモンがネコちゃんを追いかける




同じように暗号を変換して


続く文字を書いてみると




お よ し わ そ 


は 〇 れ る き




「『およし』って


ばあちゃんのことかな」




ゴエモンはすっかり夢中になった




「うん きっとそうだ




お よ し わ 


そ は 〇 れ る き




およしわ → およしは


そは〇れるき ってなんだ?」




「ねぇ 13 と 63 に 


〃 がついてる これなあに?」




女の子らしく しぶ樽が


細かいところに気がついた




「そうか 濁点か


『は』は『ば』で『き』は『ぎ』




そ は 〇 れ る き


そ ば 〇 れ る ぎ 


そ ば あ れ る ぎ 


蕎 麦 ア レ ル ギ ー」




ネコちゃんの眉間のしわが消えた




「そうか ばあちゃんは


蕎麦アレルギーだったのか」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ