表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/56

お姉ちゃんは怒ってます。

ユキ姉さん達の会話です。

「いやん、ハナって万能じゃないの」

「それだけの知識を身に付けたんだよ」


ユキは画面に映る様子を、嬉しそうに見ていた。


「それにしても、相変わらずアイツはクズね。生きてた時もそう。ハナが病院の先生達に可愛がられると、すぐに嫌がらせしてたもの」


楽しくない記憶だ。


「それでも、病院の医師達はアイツの言った事など信用しなかっただろ」

「当然よ。ハナほど良い子、疑う方が馬鹿よ」


ユリシリアに対して、ユキは冷たい目を向ける。


「こちらの世界のもの達も愚かでは無いよ」

「分かっているわ。でも、腹が立つのよ」


こちらの世界のでも、アリアを疑う者、馬鹿にする者はいない。

誠実なアリアだからこそ、周りは彼女を大切にする。


「そろそろ嫌がらせのイベントを始める様だ」


ユリシリアが画面に触れると、ノートを破られ、泣き崩れるセリアの姿が見えた。


「同情引けると思い込めばいい。無様な姿を晒せばいいわ」

ユキの言葉にユリシリアは小さく笑った。

嘘をついて相手を貶めようとする奴は何処にでもいます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ