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神様は楽しんでいるようです

神様サイドの話です。

久しぶりにユキがユリシリアのもとに来ると、ユリシリアがあの子が暮らす世界をクスクスと楽しそうに笑って見ている。


「どうしたの?」

「アリアが楽しい事を始めたんだよ。見るかい?」


そう言ってさっと手を振ると、場面が学院内に変わった。


「あの子、何を始めたの?」

「逆ハーエンドのフラグを折り始めたんだ」

「フラグを折る?」


意味が分からないがユキが首を傾げると、ユリシリアは笑顔のまま、視線を掲示板の様なものに向けた。


新学期初めの試験の結果が貼り出されているのか、学生達がワイワイ騒いでいるのが見えた。

ユキが掲示板の名前を見ていくと、学年一位の所にアリアの名前があった。


「流石ハナね。あの子、頭が良かったもの」


ユキがうんうんと頷けば、アリアがカサンドラ達に褒められて、頬を染めているのが見えた。


「これが、一本目のフラグが折れた所だ」


ゲームでは、ヒロインが学年一位を取る事で王太子デニスロードの興味を引くのだが、見事にセレナの名前が上位に無い。


「アイツ馬鹿だったから当然よ」


病院に長く入院していた為、確かに学力は劣っていたが、更に怠け者だったから知識など欠片も無い、劣等生だった。


「それだけじゃ無い。騎士との出会いイベントはカサンドラが潰し、魔術師の方はリーヴシェランが潰したんだ。その場面、見るかい?」


見るか?と聞いているが、ユリシリアは見せたくてウズウズしている様だ。


あの女が顔を引き攣らせている所ならぜひ見たい、と答えればユリシリアが再度手を振った。

神様ユリシリアは何もしてません。ただ見ているだけです。

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