表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

獅子の子落とし、ということわざを知っているだろうか。


獅子は我が子を谷底に落とし這い上がることができた子だけを育てる、という迷信から生まれた子供を立派にさせたいのならば苦難の道を行かせるべきであるということわざである。




なぜ、いきなりこんなことを言っているのかと思う人もいるだろう。


それは、俺が今落とされてるからだよおおおおおおおおおおおおおおお!!








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー








「終わったぁー。ったく、あのくそ上司、仕事を押し付けて自分だけ早く帰りやがって・・・」


頭の中に映像が流れる。これが走馬灯ってやつなんだろう。これは俺が地球で死んだ日の夜だ。


「うわっ、もう終電の時間が近いな。」


明日は休みだー!って浮かれてたんだよな。


それで、信号が青だからって油断していたら死んだんだよな。


最後にトラックの光を見たから多分俺はトラックにひかれたのだろう。




そして視界が変わる。これは転生した直後だ。




最初の一週間はびっくりして現実逃避していたが、だんだんと理解してしまい結果的には受け入れた。


受け入れてからは現状を理解しようとした。


まず俺は何なのか、だ。


これは簡単に分かった。ライオンだ。何せ、群れで行動しているため周りはライオンばかりだったからだ。


次にここがどこなのか。


結論から言うとここは地球ではなかった。


それは、父たちが狩っているところを見ると分かった。それは、明らかに地球にいるものではなかった。明らかにゴブリンらしきものやスケルトンらしきものだった。




そして、生まれて一か月たったころ俺は洞窟に来ていた。


途中には5メートルもある大蛇や五十はいるであろう一メートルもある蝙蝠などのバケモンが出てきた。


むっちゃ怖かった。


何しに行くのだろうかと思い父の後についていくと父が深い穴の前で立ち止まった。


何か嫌な予感がしたが、群れの中の一人が俺を押してきたのでそのまま前に行った。


そして冒頭になるのである。








ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






あいつ、馬鹿じゃねえの!?


なんで子を崖から突き落としてどや顔してんの!?ひっぱたくよ?


まあできないんだけどさ!あっはっはっは!




やべえ、現実逃避してる場合じゃない。


どうする、どうする!?


暗くて下が見えないがこのまま落ちたら死ぬのは確実だろう。




爪を突き立てるが減速しそうにない。

やばい、やばい!!

死ぬぅぅぅぅぅぅ!!!!


そう思ってるうちに、気絶してしまった。



どうだったでしょうか。

よろしければ星をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ