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君に出会えてよかった

作者: 96devil

―18歳のおバカ少女が2歳年下の少年に恋して結婚する物語―


中学3年間。 たった2クラスでもいじめがあり私はその中の1人である。

集団行動が苦手で学校へ行く時や行かない時が交互にあった。

カウンセラーもあったが面倒でいかず、

家にいては家庭ゲームばかり。

学校の日は仮病を使い 親は呆れていた。

ましてや自宅へ先生が来ても下を向き

自分の進路なんてどうでもいいと思っていた。


ふと考えると女子高生…? 制服が可愛くてそれ目当てでそこの高校へ行く人もいれば自分の実力も考えて行く人もいる。

私は高校なんて行きたくない。

学校休みがちで学力は身についてない。

後悔はなかった。

中学と高校は大きな違いがある。

人数も倍。 それだけ。

制服なんて興味がなくスカートが嫌だった。


私のお父さんの知り合いが「定時制」へ通って卒業した事を聞いた。

昼間働いて学校もあれば夜働く人もいる。

定時制は 夜間学校もあれば昼間学校もある。

4年間だが三修制で卒業できる制度もある。

髪型も自由、服装自由、髪染めも自由。

人数少ない学校。

そこへ入試した。


中学卒業式。ずっと私を支えてくれた先生と写真撮ってお別れした。

私は定時制への入学がきまり 就職もきまった。

学校と仕事の両立。

不安でいっぱい…


雨の中の高校入学式。

定時制に制服はない。

私は中学の頃に着てたセーラー服を着て入学式会場へ体育館でまっていた。


その時だ。


「うわー定時? 」

「だっさ(笑) マジかよ(笑)」

…クスクスと笑い声。


全日制の先輩達が私に向けて言ってきたのだ。

…定時制ってださいの?

…ここにいる私が恥ずかしい。


泣きそうになった。

二度と忘れられない言葉。


無事 入学式も終え


闘いが幕を開けた。

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