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不満なんだ。

話の進行上、絶対必要なものなのでいれた高田ちゃんの視点です。

割と難産でした。

関係ないことだ。


そう言い切られれば、俺にはもうなすすべもない。


金を出してもらって、住まわせてもらっている。金は強い。俺の中では、父よりも。

子供の頃に金を渡して別の男にへこへこしている父を見て、俺はそれを学んだ。


昔から、兄と一緒に育てられ、母親は過労で死んだ。

そして、兄の手により暑苦しく育てられ、お下がりで我慢し、女子用の下着は格安のバーゲンに行って、長く着られるように大きめのサイズを買ってきた。


食事なんてまともだなんて思えない。

自然とスーパーで手に入れた広告を丸めたやつでチャンバラなどをしたり、外で駆けずりまわったりして、時間をつぶしていたら、女の子らしさなんて身につかなかった。


父親は酒もタバコもしなかった。ただひたすら夜中になると物に当たり散らし、翌朝には穏やかな顔で壊れたものの中に座っている。

父が暴れるリビングにはまともなものは一つも置かないようにしていた。


俺が中学校になった時に渡されたのは、兄の制服だった。

先生やいろんな人に事情を説明してまわって、受け入れられるまでに相当の時間がかかった。女子トイレに入って悲鳴をあげられたことも何度かある。


高校になった時には、女友達なんて夢のまた夢。俺はいつの間にか男に囲まれて、男のように振る舞うことを覚えた。


本当は死ぬほど羨ましかった。

人形で遊んだりすることができるなんて。

ぬいぐるみが手に入れられるなんて。

可愛らしい服だって、着てみたかった。

凝った髪型だってしてみたかった。


あれ可愛いなあ、と思っても、金が全くない。

高校でバイトを始めても、借金の返済に大抵が持っていかれる。

兄が独立した後もそれが続いた。


兄は、父親の金の無心に辟易したのか、絶縁を突きつけて随分と遠くに行ってしまい、父親も夜にその知らせを受けてブチ切れて、その日はほとんど一晩中荒れていた。それから、父は仕事をクビになって、いよいよ生活は混迷を極めた。

そして、なぜか快く送り出してくれたアスレチックに行った時には、父親は荷物をまとめて出て行っていた。


父親は俺に手紙の一枚も残さず、家に帰ってそこにいた赤の他人に、肉親の所業を知らされた。


借金の連帯保証人になっていた父の友人には今更頼れない。そして、俺の親戚も、すでにわからない。兄は父と一緒に俺からの連絡も閉ざした。


何より友人がいるこの学校から移りたくない。


わがままなのは承知の上だ。けれど、俺はここに、この街にいたかった。


あちこち歩き回って、疲れた体を公園の遊具の中で休める。

「兄ちゃん……俺、どうしたら」

多分兄は、俺の就職が決まるまでは保つと思っていたんだろう。でも、それは叶わなかった。


「はぁ……」

ため息を吐いていると、さらに追い討ちをかけるように雨が激しく降り出した。

もう、このまま死んじゃおうかななんて、柄にもないことを思ったその時だった。

傘が雨を弾く音に、ふと顔を上げる。そこには見知った人物が立っていた。

その顔には、何の感情も読み取れない。穏やかというより、静謐。まるで氷のはった湖のようだ。


「や、ぎょう」

なんでここにいるんだと頭の芯がすうっと冷えた。今の思考がぐるぐる回って、俺は何もいえずにただそいつがしゃべるに任せる。

「こんにちは。サボりですか?」

突然の毒舌にうろたえていると、冷たい視線が俺を射抜いた。恐ろしいほどに、冷え切った視線。


「勝手に死なれると困るのですが」


そんな言葉に、俺の頭は冷静になった。こいつは俺の心配ではなく、俺の『能力』の心配をしていたんだと気付いた。

なんて自己中なやつなんだと悪態をつきたくもなる。


だが、その後の展開が全くもって予想外すぎた。


なぜうちに来いとか言えるんだこいつ。真顔で。

いや年頃の男女がどうのこうのとなっても、さすがに一つ屋根の下はまずかろうに……。


だが、奴は気にすることなく俺に飯を出して、あまつさえこれからも面倒を見てやると言う。

ろくすっぽ取っていなかった睡眠を取るべくリビングのソファーに横たわると、ふかふか具合にギョッとした。気持ちいい。

革張りだが、革よりだいぶしっとりしているから、多分人工素材だろう。


調度品は何もかもが丁寧に掃除されて、整えられていて、明らかに一人暮らしだけれど、その生活水準が低いなんて到底思えない。

どこかの金持ちの子供が一人暮らししている感じ。


「……あいつナニモンだよ」

人一人突然養うことができるなんて、普通ありえない。事前のある程度の準備にしろなんにしろ、ほとんどのことを許容していく。ただひとつ、俺の身の安全と奴の仕事?内容については、触れないと条件を言われた。


けれど、俺としてはこいつが何をしているかより、あからさまに不機嫌でいられる方が怖い。

だって、俺の今の生活空間はリビングで、父親はいないけれど、暴れられでもしたら。


怖い。


なんとかして、安定したキモチでいてもらわなきゃ、俺が危ない。

こいつの仕事内容なんかはどうでもいい。ただただ、俺は保身に走った。


俺は必死で食い下がって、なんとか奴に「大丈夫そうでない時はそれにも関わる」と言い、うなずかせることに成功した。

若干相手がイラついていたから、すぐに察して退いた。こいつは他人との関わり合いに対して、嫌悪感でもあるのだろうか?


それからしばらくは、何にもなかった。今までに俺が怯えていたのが嘘のように。

女だとわかっても、着替えや風呂の時やトイレの時にノックを欠かさなくなったくらいで、それ以上は何もない。

俺がハラハラドキドキしてたのがバカみたいじゃねーか。


リビングのものを壊すこともないし、何かに苛立ちをぶつけることもない。せいぜい俺の見えない存在と気の置けないやりとりをしていじっているのがわかるくらいだ。

人付き合いは苦手じゃなかったのか?


わからない。


こいつは一体、何を考えているのか。


その機会は突然、訪れた。

その日は宿題のつまらなさに寝てしまって、夜中にわずかな物音に目が覚めた。


閉めたはずの扉が、開いている。


血の気がざっと引いた。ぐちゃぐちゃになる。

リビングが、ぐちゃぐちゃに。


「……ゲホッ」

水の音。咳き込む声。重たい何かが崩れ落ちたような、湿った音。

……暴れてはいない。

それがわかった瞬間、安堵した。


しかし、何が起きているのかと今度は好奇心が頭をもたげてきて、俺は足音を忍ばせてキッチンを覗き込む。


思わず息を飲んだ。


月明かりに照らされて、汗ばんだ髪をかきあげた端正な横顔は、今までになく何かを恐れていたり、怯えたような弱さにまみれていた。

その姿はいつもの泰然自若としたものじゃなく、とても弱くて脆いガラス細工とか、繊細な針金で作られた工芸品とか、そういう印象を受けた。


人間の、弱くて脆い姿そのままに、夜行は荒い息を繰り返して、わずかな虚勢を見せて来た。

ふと思う。


こいつは、心の中をぐちゃぐちゃに荒らしまくって、ストレスを解消しようとして失敗しているんだ。

めちゃくちゃになるのは自分だけで、他の人は深く何層にも閉じ込めた仮面の奥のそのめちゃくちゃになった場所に気づかない。


俺の父親がめちゃくちゃにしたリビングは、俺と兄ちゃんが片付けていた。

なら、こいつのリビングは、一体誰が片付ける?


関係ないと叫ぶくせに、こいつは手を差し伸べて欲しそうにしているから。

いつか母親が父親にしていたように、抱きしめた。


汗をかいているだけではない冷たさに驚いた。

それから、その筋肉質な体に。

そして、最後にこいつが俺の行動に対して必要以上にこわばったということに。

温もりを知らない子犬のように、じわじわと俺の腕の中でその体から力が抜けていく。


結局最後ははぐらかされるように茶化されたけれど、俺にはどこか気楽そうに見えた。

あの妖達と同じくらいに気安く話しかけられて、少し嬉しかった。


……はずだと思ったんだけどな。


態度は夜が明けると同時に元に戻り、まるで夜中のことが夢であったかのように、俺の質問には硬質な答えが飛んでくる。まさか本当に夢だったか?

そしてどこか苛立つのが、そういう気軽な毒舌を、坂町さんの姉に対してふるい始めたことだ。

俺だって一緒に住んでいるけれど、距離は一つも縮まった気がしない。


不満だ。

非常に不満だ。


そして、夜行の異母妹が来ると、あいつはクラスの、いや学校のみんなから無視され始めた。だというのに。

だというのに、なぜか何処と無く楽しそうに見える。

声を大にして言いたい。


お前ドMか!?マゾなのか!?

真性じゃねーか!?


今日も俺はそう突っ込みたい衝動を抑えて、行動していた。


……こんなことになるとは思いもよらなかった。


「高田 紅って子はいるかしら!」

坂町さんの姉に高々と宣言された名前に、俺は飲みかけていたほうじ茶を吹き出しかけた。それは当然、だって前の夜行のように付きまとわれちゃかなわない。

「お、お姉ちゃん!?何の用!」

「ごめんねなずな。ちょっと頼まれてるの。いいかしら?」

「……うん」


不穏な会話が聞こえたけれど、夜行のように噛みつかれ続けることもできず、俺は諦めて彼女の前に立つ。初対面の挨拶を終えたあとに彼女はもじもじし始めた。

多分、見た目は初々しく見えるんだろうなあとがっくりする。


「それで、物は相談なんだけれど……一緒に買い物についてきてほしいのよ。夜行のやつを連れて行くわけにいかないでしょ?」

「は?えーと……ごめん何の話?」

「…………梅雨明けになったら、プールに行こうと思ったらしいわ。でも、水着なんて持っていないと思うから、見繕ってやれって言われたのよ」


はあ?


あいつが、わざわざ俺をそんな場所に連れていくなんて、嘘だろ。暇さえありゃ俺をあの家に置いとくつもりだと思っていた。

「あ、あの、俺は別に構わないんだけど……その、お金」

「黙ってあの金ヅr……あいつにせびっておけばいいわ。金に罪はないもの」

「あ、はい……」

この間修学旅行のお金をも出してもらったのに気がひける。俺はそっとため息をついた。

家に帰って頼むと、予想外の答えが返ってきた。


「いいですよ」

「……え?いいのか?」

「うちの学校を選んだのも、プールがないからでしょう?そんなあなたが水着を持っていないのは普通に思い至ることです。そして俺の仕事の事情により、夏の水場という状況下についてきてくれると非常に助かる。けれど、普通の服というわけにはいかないでしょう?」


そうだよこいつはこういうやつだったよ。


もはやこいつを睨む視線にも呆れが混じっている気がするけど、まあ仕方がない。とりあえず、俺が仕事の役に立つというのであれば、俺は構わない。

そういえば、泳ぐのは初めてだった。


さて、約束の日曜日。俺はなぜか夜行にどこからともなく出してきた女物のスキニーパンツとカーディガン、それから白いカッターシャツを手渡される。猫を模したおしゃれなクレイシルバーのネックレスも貸し与えられる。華奢なサンダルは、新品の硬さが取れて、履きやすい。

なんで持ってるんだお前。

「思った通り……」

検分するような視線に、何かを感じてしまう。いや視姦される趣味に目覚めたわけじゃない。それは断じて違うから。

どちらかといえば、視線に込められた、恋情とは異なる熱量。そわそわしてしまう。


「あの……それでこれは一体」

「ああ、気にしないでください。まだ他にもいっぱいあるので、汚しても問題ないですよ」

「いやそういうことでは」

「そろそろ出なければ間に合いませんよ?」

すでに熱はそのよくわからない表情の下に押し込められてしまって、見えなくなっていた。

「……もういいや」


坂町さんと合流すると、すでにそこに待っていた。すごいオシャレだとしかいえない。ミニスカートなんて、はいたことない。

それにしても、身長は150あるかないかくらいなのに、胸がすごい。いつもの赤いカチューシャでなく、今日は編み込みで後ろに短めの髪をまとめていた。


「ごめん、待たせた」

「気持ち悪いくらいに時間通りね。ああ、私何も紹介してなかったけど、坂町みずな。みずなとか呼んでくれれば結構よ?」

「い、いきなりは……ちょっと」

「そ。じゃいいわ。それにしてもまあ……なかなかいい服装ね。自分でコーディネートしたの?」


返事に詰まった俺を見て、きゅっと目がすがめられる。

「あら……いいわ別に。格好の脅し文句ができたじゃない」

「え?あ、あの……坂町さんは、夜行と仲がいいの?」

そう尋ねた瞬間に襟をがっしりと掴まれた。

喧嘩中のように。

そして何よりその目つきが剣呑以上の何かへと変化する。……あ、これ殺気だ。


「それ次にもう一度言ってごらんなさい」

「はいすいませんでした!」


でも、見た感じ気軽に話しかけたり、話しかけられたりしているし。

「まだ信じていないようね?」

「いいえ滅相もございません」

「はぁ……まあいいわ。その辺は、あなたとならゆっくり話せそうだしね。あの夜行が妙に気にするからどんな女の子かと思えば、こんなにかっこいい女の子だとは思わなかったし」

「え?」

「あら?あなためちゃくちゃ大事にされてるわよ。気づかない?」


気づかない?とか言われても、大事にしているというのは能力の話であって、決して俺自身を大事にしているわけではない気がする。

「俺は……別に」

「あなたねぇ……夜行 仁義が私を近づけるのは、私がアレに近づいても問題ないと思っているからよ?」

「え?どういう、」

「そうね。あいつは言うなれば、誘蛾灯のようなもので、その周りには群がる妖がいっぱいいるわけ。で、大事にしたい相手ができたとするじゃない?どうしたら、相手を守れると思う?」


遠ざけるの(・・・・・)

そう言って、彼女がクスリと笑った。

「まあ、これはあくまで私の推論。私は結局、ある意味では自業自得だったわ。本当はもっと簡単に片付けられたのよ。……『成り替わり』さえしていれば」

「なり……かわり?」

「ああ、忘れてちょうだい。要するに、夜行と私は今の所同業者で、あいつの引き寄せる奴らに対して対抗措置を持っているだけなの」


俺はそっと胸を抑える。

「……俺が、夜行に守られている?」

俺は力を貸している。そのはずだ。

だから守る価値があると言っていた。

大事にしたい相手だと彼女は言った。


どちらを信じればいいのだろう。わからない。

あいつが何を考えているか、わからない。


「うわぁ……見て!これなんて可愛いんじゃない?」

「え」

意識が引き戻されて、俺はそちらに視線を向ける。

……胸の部分が、俺にはガバガバだ。


「ちょっと……サイズが」

「あ、そうね。ごめんなさい。こっちはなかなかかっこいいけど、少しデザインも相まって可愛いんじゃないかしら」


女の買い物は長い。俺は若干辟易としながらも、一つの水着に目が引き寄せられていた。


ビキニタイプではあるけれど、上にキャミソールのようなものが付いている。そして、下にはホットパンツが付いている。

可愛い。タンキニとかいうはずだ。


「……あら。もうお目当てのものは見つけてたのね?なかなか可愛いわよ?」

「え、あ、ちょっと、」

「スイマセーン!試着お願いします!」

「はい」

あれよあれよという間に着替えさせられて、髪を整えられる。

「うん。可愛いわ!」


うんうんと頷いている彼女に、俺は引きつった笑みを返す。そんなに似合っていないというわけじゃない。けれど、ぶっちゃけ値段を見て、ヒクついた。

1万円越え。

夜行から預かった封筒は、大して入ってないはずだ。水着の相場は決まっているんだから。


「……買わないの?」

「値段が……」

「お金はもらってきたのでしょ?お昼代もあいつのことだからバッチリ入ってるわ。適当に済ませて、帰ればいいのよ」

「……はあ」

中身を覗き込んで、手が震えだした。


「どうしたの?」

「……二万円、入ってた」

「っ!?嘘!?あいつ何者!?」

そんなことを言って騒ぎながら、今度は坂町さんの水着を選んでいると、ふと視線を感じて振り向いた。


じいっとメガネの端正な女性に見つめられている。うちの制服だ。

「……あのー?」

「ふむ。お手つきですか……致し方ありませんね」

「はあ?」

「初めまして。私は園原(そのはら) 千代(ちよ)と申します。布都美高校において、書記を務めております」

お辞儀とともに、その真っ黒い髪が、さらりと揺れた。


「あの、それで、何か?」

「あなたの神気を拝見させていただき、確信いたしました。あなたはニギ氏の御使ですね?」

「み……つかい?え?」

あらぬ言葉に困惑していると、坂町さんが割り込んで来た。

「……ちょっと待ちなさいよ。あんた、ニギって言ったわね?」

「はい。本人をご存知なのですか……?そういえば、あなたも神気を持っているようですが……そうですか、いびつな方ですか」

わけがわからない。こいつが何を言っているのかわからない。


「……おや?なぜそんなに驚いたような顔をされているのですか?まさか、了承を得ないまま神気を注がれているということは、ないですよね。ふむ」

そう言って、黙りこくる。静寂に耐えかねたとき、ようやくその綺麗な切れ長の眼が、俺を見た。


「あなた、もしかして、他の死神から守られているだけで、何も知らされていないのですか?」

「……はぁ!?何やってんのよあのヘタレメガネ!?」

「ヘタレメガネ!?」

「そうよ。ヘタレメガネよ。っはー……しんっじらんない」

いきなり二人があからさまにがっかりした態度になり始めて、俺は困惑した。


一体どうなっているんだ?


ただ一つ。ただ一つわかったのは、俺がこの人たちに夜行のことを聞かなきゃいけないということだけだった。

お読みいただき、ありがとうございました。

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