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第2話 魔物との遭遇

川に沿って下り始めて30分ぐらいが経過しようとしていた。

まだ辺りには巨大な苔むした木々が鬱蒼と茂っている。

ここまで割と考えずにきたけど、ふと思った。

こんな重そうな防具きて歩いても全然きつくないような?


普段の恰好でも20分も歩けば足が痛くなるレベルなのに全然痛みやきつさといったものを感じていなかった。

もしかしてゲームのキャラのステータスがこの体にも適用されてんのか?

試しに腰に下げている片手剣を手に取ってみる。


「うぉ!?軽っ!」


まるで細い木の枝でも持っているかのような感じだ。

手にした片手剣はいつもゲームで愛用している《オラトリオエッジ》である。

剣自体が軽いのかと思ったが地面に刺して見るとしっかりと地面に突き刺さり、結構重いということが伝わってきた。

・・・まじかー。

やっぱゲーム内のステータスが現在の体に適用しているような感じだなぁ。

もちろん99週もクリアをしているのでゲーム内のステータスはALL SSS つまりカンストである。

俺これには思わず苦笑い。


そんなことをしていると少し遠くの茂みからガサガサッと音がした。

思わずビクゥッ!となり慌ててそちらの方を確認すると人影が見えた。


人だ!あの人に話を聞くことにしよう。

俺はそう思い


「すいませぇーん!そこのお兄さん~!」


俺は叫びながら、その人影がある方へ向かっていった。

向かって行ってしまった。


近くまで来てその違和感に気付いた。

なんかでかい、人にしては何かでかすぎる。

あかんやつやんこれ・・・

およそ20mくらいの距離で気づいたのだが時既にお寿司


こちらに気付いたようで人影がこちらへ向かってきた。


「ゴガァアアアッ・・・!」


人と思っていたソレは、体長3m以上はある2本の角が生えた鬼ぃさんだった。


「あ、これ死んだわ」

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