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転生ってなんだろう!2

 さてさて、ようやく本題です。タイトルにもある通り、転生ってなんだろうという話題ですね。

 なろう様では現在、転生モノブームが起きていることは一目瞭然にわかることでしょう。そんな有様の中私は疑問を感じまして……つまりタイトルですね。転生とはなんなのだろう。辞書を開けば転生とは「次の世で別の形で生まれ変わること」(現代国語辞典例解【第四版】――小学館より抜粋)とあります。まあそれはそうだ、そのままです。しかし、これが宗教、ここでは仏教的に転生を解釈すると、転生という言葉のうえに「輪廻」という頭がついて「輪廻転生」となり,その意味合いをひらたく述べれば「生まれ変わっていくことの連続体系」となるでしょう。深く意味をとらえれば、仏教世界では六つの道があり、生きとし生けるものはこの六つの道のどれかを歩んで、修行しているということになりますが、ここでは割愛させていただきます。私自身は仏教に詳しくありませんでしてということと、長くなるからです。

 ではどこから転生にアプローチするのか、科学です。

 地球には言わずもがなさまざまな環境があります。陸域水域問わず、さまざまに環境が形作られ、あげればきりがありません。なぜあらゆる環境が存在するのか、この疑問をヒモ解くためにはあらゆる科学的な(物化生地)ジャンルを交えて膨大な説明をする必要があるので、ここでは割愛させていただきます(クンルン山脈とその反対側に位置するテンシャン山脈の氷河の融解による洪水で、粘土が流出しそこは不毛地となり中央アジアには広大なタクラマカン砂漠が……とか本当に関係なくなります)。

 さて、地球環境中には生物というものがいます。私たち人間もそうですし(○○ミルクでちゃうのぉぉぉぉぉ! んほおぉぉぉぉぉぉぉぉ○○しちゃうぅぅぅぅ!←生命の神秘ってステキ! YOGAりんりん!)、通勤や通学途中にみられる街路樹であっても、私たちの精神を削ってくれるステキな黒い彼らであっても生物なのです。そして、生物の体を構成するのは当然「もの」、物質であることは確かであって、物質は生物と生物の間、あるいは生物と環境中を巡っています。いわゆる食物連鎖によって生物間を循環し、分解によって生物は物質へと戻り、またいずれ生物へ戻り――の繰り返しです。

 循環する間に生物が別の形に置き換わる(進化する)ことは隅において、物質が生物と環境とで循環することを考えると、千年前のゴキブリの一部が今ぼくたちのからだににににににににに……という可能性も出てくるのではないでしょうか。ぞくぞくしませんか? ゴキブリを美少女に置き換え……ちょっと不謹慎ですけれど、これってある意味で転生に近いものを感じませんでしょうか?

 Aという人がいました。Aは老いて死にました。Aは埋葬され土に還りました。Aの墓はいつしか放棄されやがて墓ですらなくなりました。悠久の時を経て、そこは畑になりました。畑でできた作物は人々がおいしくいただきます。

 ちょっと狂気を秘めたお話ですよね。過去のヒトの血肉が、未来のヒトの血肉となる。実際のところ、栄養は悠久の時が経つ間に植物が吸収したり,それを動物が食べてしまったり、土の中に浸透した水と一緒に流れていってしまったりと拡散して、その土地に残った栄養は(微分的に)ゼロに限りなく近い、あるいはもうゼロとなっていることが考えられます。ということは、ふたたびAが生まれることはまず起こり得ることがないといえます、心という意味合いでも。しかし、創作においてはふたたび(他の)ある土地で物質が集積して、同じ(ような)人間になり、そこに霊的なエネルギー要素を加えてあげれば勇者の復活や千年を超えた因縁の演出、ある研究所である人間の復活、などという転生物語ができるわけです! 異世界? なんのこったよ? そこもまあ無理やり絡めればなんとかなるでしょう、たぶん。

 さて、現実の話。私たちの体はグローバル化しています。なにを言ってんだこいつはとか弱い私に心のナイフを向けるお方もいるでしょうが、突き立てるにはまだ早いですやめてくださいお願いします……ピギャッ!! はい、転生しました。さて日本という国はさまざまな食物を海外から輸入して食っています。その正否は別の場所でさんざお話をお聞きしているでしょうからよいとして、海外産のものを食べる私たちの体は、多かれ少なかれ海外の物質で構成されているといっても過言ではないでしょう、これがグローバル化の概要です。じゃあなんで俺は金髪の美少女じゃないんだこの嘘つきめと責められ私はまた死にます。転生、私たちには遺伝子という体の設計図があるため、どんなに海外産のものを食べても金髪美少女にはなれないのですマジファック! 金髪美少女になればすごいぞー、女の子とらぶらぶするも、あのとき好きだった人も落とせるんだから! 

 


 今回私が挙げたもの、これはひとつの考え方であって、人それぞれおっぱいが好きでもお尻が好きでもいいのです(ちなみに私はお尻の方がどちらかというと好みです。きゃっ 恥ずかしっ!)。異世界転生というはやり時流に乗るもよし! 書きたいものを書くもよし! すべてはあなたの手の中! さて、私も始動しなければ……シコシコプロットはいつ終わるやら。


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