表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「天皇」号誕生秘話〜武則天(聖神皇帝)と持統天皇、二人の女帝の絆〜  作者: 如月妙美


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/9

第一章:長安の深奥、揺れる天子の座

 ※本作品は史実を織込んだ架空の歴史小説です。高宗による「天皇」号の採用(674年)は史実ですが、武則天(聖神皇帝)と持統天皇の直接的交流は創作です。

 七世紀後半、世界を圧する大帝国である唐の首都・長安は、かつてない繁栄と緊張を内包していた。その奥深い皇城、漆黒の夜を照らす燭台の光を微かに反射する豊麗な玉座。その傍らには、皇帝・高宗李治と、その后である武照ぶしょう、後に武則天ぶそくてんの名で知られることになる女傑がいた。

 高宗は病弱で、先帝と比べると凡庸であった。そして、その政治実権は次第に武照に移りつつあった。中華の正統王朝において、皇后が政治を掌握するなど考えられぬ事態である。しかし、武照は並外れた政治的才幹と人心掌握術を駆使し、執政において欠かせぬ存在となりつつあった。

 高宗は、すでにこの状態を内心半ば受け入れていた。愛情と畏怖が入り混じる感情を抱きつつ、彼は玉座に座す。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ