崩壊
俺の住む街は田舎で、学校も少ないし生徒も5人しかいない教室だった、しかし、そんな時一変した事件が起きた。そうして俺、神島優馬はその事件でとある青春体験を、するのであった。
優馬「あ〜だりぃ〜」
鈴奈「もお〜そんな事言うからだるくなるのでしょ」
彼女の名前は橋垣鈴奈、俺の希望の存在であり、明るいヤツで可愛い、そして幼なじみである。
優馬「は、はい」
鈴奈「素直でよろしい」
優馬「でも辛いよ朝から学校って」
鈴奈「はいはい」
優馬「んだよその返事」
鈴奈「なになんか文句でもある」
鈴は、殺気まるだしでこっちをにらんできた
優馬「す、すいません」
鈴奈「よろしい、さぁ〜早く学校行くよ」
優馬「お、おい待てよ」
俺達は急いで学校に向かった、しかし、この時は知らなかったこれからなにが起きるのかを。
優馬「はぁ、転校生!」
山東「らしいぜ」
尾加紫那「そうか」
元見「へーそうか」
先生「はーいみんな静かに、転校生を紹介するぞ」
みんな「誰だろうなぁ笑笑」
ガラガラ、と音を立てて教室の扉が空いた。
先生「でわ、自己紹介をよろしくっす!」
??「遠い未来から来ました、琴吹水瀬です、よろしくお願いします。」
先生「ということで、琴吹さんでーす!みんな仲良くしてやってくれや」
優馬「琴吹さんね〜」
山東「うわぁ〜可愛すぎだろ!!」
元見「なにあの青い髪に、透き通る目素晴らしい〜」
と、騒いでいると琴吹さんがこちらを睨みつけていた。
優馬「そう騒ぐな騒ぐなうるせーし」
山東「だっておめ〜こんなちっぽけな田舎に天使だろ〜」
元見「ほんとにほんとに」
睨まれていることを知らないこの2人はほんとに馬鹿だ〜、と思いながらまた、琴吹さんの方を見ると。
琴吹「ねぇ〜」
いつの間に俺の目の前に立っていた、え、なんだコイツと思いながら。
優馬「なんだよ?」
琴吹「学校って楽しい?」
唐突にそんな訳の分からない質問をされてしまった、なんだコイツほんとに??と思う俺がいるが。
優馬「楽しいんじゃねぇの」
琴吹「答えになってない」
優馬「めんどくせーな」
琴吹「まぁいいわ」
そう言って先生に指定された席に戻って行った、んだよあいつほんとに??
山東「じーーーー」
元見「じーーーー」
優馬「なんだよお前らまでうぜーーー」
山東 元見「いいなーーーいいなーーー」
こいつらのことはほっとくかぁ、アホくせー心の声は俺の命だぜ
優馬「へいへいわーったわーった、てか自分で喋りかけに行ったら言いだろ」
山東 元見「確かに〜」
優馬「お前らほんと馬鹿だな」
と、そんなことをしているうちに、一限の終わりのチャイムがなり出した。
先生「はーいとりあえず、授業はここまでだぁ!!」
優馬「やっと終わったてか先生の声うるせー」
そんなことを言っていると、目の前にまた琴吹さんが立っていた
琴吹「やっぱりあなた学校嫌いなのね」
優馬「はぁ?」
何言ってんの?ほんとにこいつまじで、てかなんのほんとにいきなり!
優馬「ほんとにどうしたんですかぁ??」
琴吹「どうもしていないわ」
優馬「なんだそりゃ、どうもしてないならほっといてくれませんかね」
琴吹「その事についてはできないわ」
優馬「なんでよ」
琴吹「あなたの事が気になるからよ」
優馬「…」
なになにほんとに??訳分からん、何こいつ頼むから1人にしてまじで、どんだけお節介キャラ増えんだよ、てかまだ2人だ間違ったぜ〜、あ〜めんどくせぇお節介なのは幼なじみだけだろ普通
琴吹「黙ってないで何か言いなさい」
優馬「めんどくせぇ」
琴吹「あぁ…」
優馬「ひ、ひぃ」
琴吹さんはすごい鋭い目をしてこちらを睨みつけていた、いや怖すぎるだろ、てかいきなり何ほんとに!!
琴吹「はぁ〜あなた弱…」
優馬「悪かったぁ」
琴吹「悪いわぁほんとに悪い」
優馬「なんなんだよほんとにテメーは!」
琴吹「黙りなさい」
優馬「うぜーー」
がん!!っと足をおもっきり踏まれてしまった。
優馬「いてぇーーー!!足がァァァァ」
琴吹「罰ね」
優馬「おいおいお前ヤバすぎだろ」
琴吹「何か言ったかしら??」
笑ってる顔でこちらを見ている琴吹さん。
優馬「うわぁ〜なんか知らねぇけど優し顔してる、なんで俺足踏んだ後に、そんな顔できるのやば!」
琴吹「黙れうるさい」
優馬!と後ろから声がした!
優馬「ん?」
鈴奈「さっきから読んでるんですけど」
おっと最もいけない人が来てしまったことに俺は気づいてしまった。
琴吹「あなただれかしら?」
鈴奈「あなたこそどこのだれよ?」
琴吹「私は琴吹水瀬よ!」
鈴奈「わたひは橋垣鈴奈よ!」
琴吹「あなたかみすぎよ」
クスッと鈴奈のことを笑っていたが琴吹さんはすぐに冷静になり鈴奈を見つめていた。
琴吹「それで何か用かしら」
鈴奈「優馬に用があるのよあなたじゃないわ」
琴吹「ふーんその下僕に用があるのね」
鈴奈「げ、げ、下僕??」
おいおい話をカオスにするなよ、このくそ、くそも、も、モンスターめ!
優馬「お、おい下僕ってなんだよ」
琴吹「今あなた私の事モンスターって言わなかった??」
なんで聞こえてるのこの人怖くねぇ?なんなんだよ俺はのことなんで聞こえてんの?
優馬「はぁ??そんなこと言ってねぇよ…」
琴吹「あらそう」
優馬「そうだよ、全く言いがかりつけんなよ」
琴吹「まぁバレてるからね、後で覚悟しとく事ね」
鈴奈「ちょっとあんたほんとになんなの!優馬のなに!」
琴吹「お世話係?ご主人様?恋人?」
鈴奈「ちょっと待ちなさいよ!恋人?はぁ?ご主人様??何それ」
鈴奈!!頼むから変な想像したりしないでくれませんかね俺はなんでもないですけど!!
優馬「おいおい、琴吹さんやめてそんなこと言うの、おれは琴吹さんの恋人でも、下僕でもないから」
琴吹「黙りなさい!あなたの発言権はこの場所にはないの!」
ええ??マジかよそんなことあるんですかぁ…
優馬「は、はい??」
鈴奈「ちょっと優馬が可哀想よ!」
琴吹「なにかしら、この男をどうしようと私の勝手では??」
鈴奈「なによ!なんなのほんとにあんたぁ!?」
優馬「ちょ、ちょっと鈴奈さんこっちに来てください」
このままでは喧嘩しかねん、これ以上喧嘩はごめんだぜぇ、俺は鈴奈を連れて駆け出して行った。
琴吹「ちょっとどこ行くのよ」
優馬「お、おい!!!」
こいつ力どんだけあんだよ、すぐ俺は服を引っ張られて走れなくなってしまった。
優馬「おまえどんだけ力あんの?」
鈴奈「あんた弱すぎよ」
鈴奈はちょーークスッと笑っていた、こいつまじで誰のためにやったと思ってるのかな〜殴ってもいい?
琴吹「その男が力がないのは今に始まった話じゃないわ」
優馬「ほんとに一言腹立つなぁ?」
琴吹「なにかしら?口答えいい度胸ね?」
そんなことをしているうちにチャイムがなり出した、てかえらく長いチャイムならなかったなぁ??筆者書きすぎじゃね?
鈴奈「やっば!!戻らないと〜」
鈴奈はもうダッシュで自分の教室へと戻って行った。
琴吹「あの女猪なの??」
優馬「なんで??」
琴吹「あんなに早いから猪なのかなって思っただけよ」
優馬「そうかぁ、てかはよ戻れ!」
琴吹「あんたに命令されなくても戻るわ、じゃあね駄犬」
優馬「お、おい!一言余計だぞ!」
ほんとにあいつなんなんだよまじで、馴れ馴れしいしうぜぇ〜
優馬「!!」
ボールペンが飛んできた、危ねぇ〜てか後ろ居なくてよかった誰だよ!まじで!!
琴吹「ごめんなさいねボールペンを、そっちに落として」
優馬「お、おいおまえ俺の事殺す気?殺す気だよね?」
琴吹「あらら、そんつもりないのだけど?ボールペン返して?」
優馬「頼むからやめてくれ全く…」
琴吹「ふふ、全くボールペン如きでうるさいわねぇ〜」
優馬「いやおめーなぁ」
ごごごご!っと下から大きな音がした、な、なんだ地震かかぁ?
琴吹「!?」
優馬「地震だなぁ」
琴吹「いいえ地震では無いは」
琴吹の目が一瞬で怖い表情えとかわっていった。
優馬「どうしたぁ?」
琴吹「逃げるわよ」
優馬「いやまだみんながいるだろ?それに地震じゃん少し揺れる」
琴吹「もぉいないの!!始まった崩壊が!」
優馬「え、??」
その一瞬で世界が真っ黒に変わった、変わり果てた学校の中に俺は立っていた、琴吹さんと一緒に
優馬「嘘だろ??」
琴吹「現実よ」
なんだよこれ、一体何が?何が起きてるんだぁほんとに?
琴吹「はぁ〜思った以上に早かったわね崩壊」
優馬「これどういうことだよ琴吹さん?」
琴吹「崩壊よ」
優馬「だからそれをなんだよってきいてんの!」
琴吹「今のあなたに説明したところで無意味よ」
優馬「そうかよ、ってそんなことでおわれるかぁ!こんなに世界真っ黒なんだぞ!!」
琴吹「うるさいわね〜」
優馬「説明くらいしろよ」
琴吹「とにかく後でね」
そう言って琴吹さんは歩き出した、俺も説明を受けるべく後についていくことにしたのであった。