いろいろ試してみるお話
題名適当だなぁ。というわけで次の話どうぞ( ・∀・)つ
さて、火起こして狼の肉焼いて食ったけど。あれだな、調味料ないからな。食えなくはないけどまずいわ、あれ。コウの実に至っては食えなかったし。だって割れないんだもの。
さっき倒した狼だが、ささっと解体して魂の扉に入れたらこうなった。
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ダイアウルフの牙×30(粗品)
ダイアウルフの皮×1(粗品)
ダイアウルフの肉
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さっきの狼はダイアウルフというらしい。皮とか牙とかちゃんととれなかったりしたからな。ちなみにこんなものも作った。
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牙のナイフ
狼の牙を岩で削って作り出したナイフ、切れ味は悪い。
(素材:ダイアウルフ)
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なかなか大変だったが、体力上昇の技巧のお陰でやりきれた。解体に必要だったからしょうが無い。
ちなみにダイアウルフを調べてみると。
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ダイアウルフ
巨大な身体を持つ狼。基本的に4~5体で群れを作り鋭い牙で獲物を狩る。群れから離れて行動する個体もおり、一匹だけで多くの獲物を狩ったダイアウルフは周囲から魔力を取り込み神狼になると言われている。
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という感じだ。うわぁ、会ったのがフェンリルじゃなくてよかった。まあ流石にウサギとは間違えないとは思うけど。
というか一匹狼だったってことだよな、あいつ。他に襲ってくるやついなかったし。ぼっちってことか。なんか申し訳なくなってきた。まずいとかいってごめん。だが、お前の命は俺の中で生き続ける!
ともかく、腹ごしらえしたから町を探そう。人に会いたい。
とか思ったけど、どうしようもないからなぁ。いろいろ試しながら散策するか。
まず、[隠密]。これで近づいて、この牙のナイフで後ろから突き刺せばなんとか動物は狩れるかな。ハネウサギいたしリベンジするとしようとするか。
隠れてそーっと。
「ふっ!」
「キュイッ!」
よしやれたな。罪悪感あるけど転移する前にもやったことあるしな。
ピコーン
ん?なんか出た
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魂の技巧
[低位級]
短剣術(new!!)
[中位級]
暗殺術(new!!)
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よし!新しい技巧か。短剣術は棒術の短剣版だろ。暗殺術は?初めての中位級だけれど。
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[中位級]
暗殺する際の成功確率を上げるスキル。隠密発動時、短剣を扱うときのみ発動。攻撃時に急所が狙いやすくなる。暗殺に関する技術も手に入れる。
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わお、今の俺にはぴったりだな。勇者とは思えないけど。結構つかえるはずだ。勇者とは思えないけど。
しっかし、[暗殺]とか[隠密]とか、今の装備と環境だとマジで最強なんだよな。黒い装備に日本人の黒髪黒目のお陰で、全身は真っ黒。森だから見通し悪いし薄暗いし。
これもう暗殺者に転職した方がよくね?
まあいいか、次だ次。
行動によっていろんな技巧が手に入るなら、こうしてればいいはず。
「ゴスッ。ゴスッ。ゴスッ。ゴスッ。ゴスッ。」
え、何やってるかって?そりゃあもちろん木の幹殴ってるんだよ。
いや、端から見てると変だけど、多分これやってれば俺の唯一の王級技巧で・・・・・・
「ピコーン」
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[低位級]
拳闘術
素手で攻撃した際に相手に与える攻撃の威力を増す。拳による攻撃技術の知識を手に入れる
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ほらな。
ますます勇者からかけ離れていく一斗。勇者は無事町を、そして人を見つけられるのか!?
次回「町が見つからないお話」
お楽しみに!!
すいませんm(._.)mやってみたかったんです。