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転移して森の中のお話

やっぱもう一話。

黒い光が収まるとそこにあったのは。


うっそうと木々が生い茂る森だった。


確かにテンプレだよ。うん。テンプレ過ぎて怖いよ。

まあともかく一番最初にするのは、「異世界きたーー(・∀・)」とか叫ぶんじゃなくて装備確認。


確認。なんももってない。転移前に着てた服。以上。


どうしろというのかね?(汗)


しばらく呆然として思い出す。「魂の扉」というものがあるのだと。


「発動!魂の扉!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・。


「開け!」

・・・・・・・・・・・・・。


「なんか起きろ!」

・・・・・・・・・。


「いやまじで、出てきてください。魂の扉!」

・・・・・・。


なにも、おこらない・・・・・・・・。つんだ・・・・。



そこで思い出した魂の回廊というものがあるのだと。事前説明によると相手の魂が確認できるらしいと。じゃあ俺にもできんじゃね。と。


「魂の回廊」


すると目の前に黒い板が現れた。

_____________________________

個体名  クロバネ カズト

経過年数 20年

種族   ヒューマン

職業   夜の勇者

魂の位階 第一位階


次段回に魂の位をあげるのに必要な魂 1


魂の技巧


[基本級]

 言語理解

 世界基礎知識

 

[低位級]

 

[中位級]


[上位級]


[王級]

 技巧習得必要経験値低下


[神級]

 魂の回廊

 魂の扉

 魂の技巧


_____________________________


「おお、まじでゲームみたいだな。」


一応職業は夜の勇者なんだな。ステータスとかはないのかな?

しっかしスキルが全然ない。神級技巧はおいといて。王級にあるこれはなんだろうか?技巧が覚えやすくなるものだと思うのだが。


「魂の扉の解説無いかな?」


板を叩いたりしていたら、文字をなぞったとき説明が出てきた。

_____________________________

[神級]

 魂の扉

魂のないものならば出し入れが自由にできる。入れられる個数は魂の位階×5。魂の扉の発動をイメージしながら指をふると、その空間に現れる。

_____________________________


・・・さっきの恥ずかしいあれはなんだったんだろうか。うん忘れた方がいい。


とりあえずイメージしながら指をふってみる。

すると目の前に黒いチャックがでてきた。開けて見ると黒い空間が広がっている。なんか禍々しさあるんだよなぁ。回廊も扉も。


手を突っ込んでみると、入っているものが漠然とわかった。神級スキル使うとよくあるこの漠然とわかる感じは気持ち悪いんだよなぁ。


取り出してみると。そこにあったのは服だった。黒いごつめの何かの皮でできたジャケット、黒い麻のシャツ。黒いズボン。黒いブーツ一足。


「黒いな!?」

絶対あの爺さんの趣味だ。センスねぇなー。


着てみると妙にフィットする。いつサイズはかったんだろう。目測で?変態だな。



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