神の部屋でのお話
では続きをどうぞ( ・∀・)つ
俺は神様に殺されてしまった。これはその後の話だ。
俺の目の前には神と名乗る全身黒色の聖職者みたいな格好をしたお爺さんがいた。なんで黒いんだろう。普通白くないか?なんか鬚まで黒いし。周囲は白い部屋。
おれは漠然と自分が死んだことを理解した。
そして早速俺がやっていたのは
「で、どういうことですか?神様(笑)」
「(笑)とはなんじゃ!かっこわらとは!」
「神様が「人、間違えて殺しちゃった、てへぺろ☆」みたいなことして許されるとでも思ってんのか!?そんなのただのじじいじゃねえか!神様って付いてるだけ感謝しやがれ!」
「そ、それについては謝っておるじゃろう!わしだってわざとじゃないのだぞ!というかじじいとはなんだ!」
「わざとじゃなければ許されるとでも!?俺のみたかったアニメの続き見れなかったじゃねえか!見せろ!」
「何怒ってるのかと思ったらアニメじゃと!そんなものいくらでも見せるわ!」
「じゃあ許す!」
「許すんかい!」
神様と押し問答繰り広げてた。
・・・・・・・・・24時間後
「いい話だったのぉ、人間もなかなかやりおるわい、久々に熱中してしまった。」
「だろ?やっぱアニメはいいよなぁ。しっかし最終話まで一気に見れるとは。死んでよかったかもなぁ。」
なぜか神様と一緒にアニメを見ていた。いやだって面白いんだよこのアニメ。戦闘シーンかっこいいし。話面白いし。いやまじで死んでよかったかもしれん。全話一気見できたからな。
アニメが一段落した後、神様が話を始めた。
「では、そろそろ転生について話すとしようかのぅ。」
「そうそうそれね。なるべく平和なところがいいんだけど。」
すると神が少し黒く長いひげを触りながらこういった。
「少し神からのお願いがあるのじゃが。」
「却下」
速攻で拒否った。だって面倒くさそうなんだもの。あと怖い。
「な、なぜじゃ。まだ聞いてもおらぬだろう!」
「だって間違えて人殺しちゃう神様のお願いだよ?全身黒色の怪しい爺さんのお願いだよ?無理無理怖すぎる。」
「今なら記憶保ったまま転生の特典つきじゃぞ!」
「なんでセールスみたいにしてんだよ。というか転生するなら記憶なんか無くていいわ。」
「な、ならば。転移、そう転移じゃ!今の姿のまま転移させてやるぞ!」
なんか神様必死なんだが。もう危険なお仕事確定なんだが。
「つまり神様。今のザ!平均スタイルのまま転移させて死んでほしい、と、そういうことだな。」
「チートをつけてやろう、そこんじょそこらの魔王軍ならちょちょいのちょいちょいじゃよ!」
うわぁ。魔王いること確定した。そんな危険な世界行きたいとかいうわけな・・・・・・
「さらに、顔をイケメンにして送ってやる。体つきも今より少しずつよくしてやろう!」
いうわけ・・・・・・・
「乗った。よし転移しよう。すぐしよう。」
「く、食いつきすごいのぅ。」
こうして俺の異世界転移が決定した。