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町が見つからないお話

続きです。

「ピコーン」


_______________________

[低位級]

 索敵

 適性反応を見つけることができる。

_______________________


「ピコーン」


_______________________

[低位級]

 罠制作

 罠を上手く作れるようになる。

_______________________


「ピコーン」


_______________________

[中位級]

 工作師

 石、骨、木などによる物作りが上手くなる。

_______________________


「ピコーン」


_______________________

[中位級]

 体力超上昇(上位変化)

 体力が上昇する。

_______________________

歩く

飯食う

寝る


一日終わり。






「っだぁぁぁぁ!!」

ひまだ!景色になんの変化もねぇ!何も見つかんねぇ!


最初の頃は必死だったけど、余裕が出てきた最近じゃ逆に暇だわ!


ちなみに今の魂の回廊はこんな感じ。



_______________________

個体名  クロバネ カズト

経過年数 20年

種族   ヒューマン

職業   夜の勇者

魂の位階 第4位階(up!!)


次段回に魂の位をあげるのに必要な魂 19


魂の技巧


[基本級]

 言語理解

 世界基礎知識

 諦めの悪さ(new!!)


[低位級]

 隠密

 索敵(new!!)

 短剣術

 棒術

 罠制作(new!!)


[中位級]

 体力超上昇(上位互換)

 工作師(new!!)


[上位級]

 暗殺者(上位互換)


[王級]

 技巧習得必要経験値低下


[神級]

 魂の回廊

 魂の扉

 魂の技巧

_______________________


そうだないろいろ増えてるなうんうん。


・・・・・・・。


ってなんだよこれ!

体力超上昇はいいよ?それくらい毎日毎日歩き続けてるんだから。それはいいさ。


な、ん、だ、よ、「諦めの悪さ」って!!技巧まで俺のこと馬鹿にしてんのか!無理だって言ってんのかよ!せめて解決策いえよ!


ちなみに効果は

_______________________

[基本級]

 諦めの悪さ

 無駄なことをし続けたものに与えられる。とくに意味がある技巧ではない。やり続けると、何かが起こる、かもしれないかもしれない。

_______________________


なんだよこれ!ネタか!?ネタなのか!?こんな意味ねえ技巧つくってんじゃねえよ!!


「はぁ」

という感じである。いや、確かに神様には言ったさ!



~~~~~~~圧倒的回想~~~~~~~~~~~

「ああ、とりあえず人目につかない所に頼む。転移していきなり不法侵入で捕縛とかいやだからな。」


「ふむ、それもそうか。ではそれで条件をしぼろうかの。」


~~~~~~~回想終わり~~~~~~~~~~~


って!うん言ったよ。言ったけどさ!こんな誰もいない未開の地に来るってなんだよ!もうちょっと近くにしてよ!もうこんなのテンプレじゃないよ!?どうしたんだよ俺の「普通の人生」技巧!今だろ!今発動しろよぉぉぉぉ!



「はぁ。ため息しか出ねー。」

という感じである。町のまの字も見えてこない。

まぁ魔の字は見えてきてるかもしれないが。

木の長さは大体同じだから上っても意味ないし。登り続けて変な技巧出るのやだし。食料には困らないけど、このぼっちの状況に困る。どうしてくれるんだか。


ここまでにいろんな獣狩ってるんだけど。ハネウサギの他には、

_______________________

エイプ

猿型の獣。知能が高く自分で薬を作るエイプもそんざいする。

武器を手に持って殴ったり、とがらせた石を投げて攻撃する。

_______________________


_______________________

ボア

猪型の獣。とにかく突進することで攻撃する。生えた2本の巨大な牙は強力な武器である。とれる肉は上質で美味として知られる。

_______________________


_______________________

ロック鳥

巨大な鳥型の獣。体の各部を堅い鱗が覆っており、爪は強靱である。上空から滑空して獲物を狩るが、夜にはめっぽう弱く暗闇での見通しが悪い。肉は美味な食材として知られる。

_______________________

という感じ。

ほとんどの獣は襲いかかってきたので倒した。

エイプは石投げてきたので、木の陰に隠れてから暗殺。ボアは突進してきたところをよけて木の上に上ってから暗殺。

ロック鳥は・・・・・すいません、あれはおいしそうだったから、ボアの牙で作った、前のより大きい短剣で、夜に暗殺しました。


こんな感じで転移してから一週間が立ったが、まだ何も見えてこない。



「はあ。マジで広すぎるんだよなこの森。」

ほんとに。マジで。頭おかしくなりそう。


「まあそうであろうな。夜の神の庇護下にある森だからな。」


「そうなの?はぁ、だから広いのか。神の加護があるとこんなに広くなるのか、森。獣も多いし。驚きだなぁ。」

じゃあしょうが無いか、女神の加護だもんね。


「ふむ、私としてはこんな森の奥深くに人間がいるのが驚きだが。ここはフェンリルの領土だからな。」


「まじかーフェンリル出るのか。存在は知ってるけどほんとにいるとわなー。会いたくないな。うん会ったらすぐにげよう。」






「まあ、後ろにいるのだけどな。」






「そうそう後ろに・・・・・・、え。」




振り返ると、そこにいたのは、自分の三倍はあるだろう大きさの狼だった。






え?


新キャラ登場かっ!?


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