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3頁 恋バナー好きなタイプ・兄編ー

「好きな人がいないのはわかったけど。ならタイプは?好きな人のタイプ!」

 余程暇なのか、僕のベットでゴロゴロしながら訊いてくる。

「タイプ……ね」

「なんかないのー?」

「そういきなり言われてもね」

 簡単には思いつかない。

 考えたこともほとんどないし。

「優しいとかーかわいいとか。なんでもいいんだよ?」

「そうだね……強いて言うなら」

「強いて言うなら?」

「明るくて元気のいい感じの子かな」

「なんかフツー」

「それでいいんだよ。変に理想求めても現実にはまずあり得ないんだから」

「お兄ちゃん夢がない」

「夢がなくてすみませんね」

 これでも僕は現実主義者なんだ。

 夢なのなんだの。そんなのは妄想でしかないのだ。

 べ、別に妹に夢がないとか言われて悔しいとかじゃないんだからねっ。

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