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精霊のシジル  作者: 染料
四章
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第四十七話 怪物の足跡


 眼球の渇きを感じ一つ瞬いた世界は激変していた。

 厳かな冬の冷気と、それ以上に肺を刺激する清澄の空気。それらは圧倒的な現実感をもたらす。

 肌寒さを感じてベッドから起き上がる。

 動作に伴う音が衣擦れのみという違和感に両手を掲げると、動きと魔力を縛めていた封魔の枷がなかった。熱も下がっている。

 不可思議な夢との符号に混乱する。

 あれは嘘か真か。本当ならば王都に来たときから今に至るまで自分は道化だ。

 ――思考する暇は無い。何よりも先ず外の状況を知らねばならない。

 厳重な扉に目を向けると、音もなく開いたそこから素早く影が入り込んできた。身動ぎをする間もない早業にようやく反応らしいものを返したときには、その影はアルクゥの眼前にまで移動していた。


「テネラエさん……なぜここにいるのですか?」

「助けに参りました……と言いたいところですが、もしかして自分から捕まったんですか。馬鹿なことを」


 手枷も足枷もない状態を見たテネラエは咎めるようにそう言い、片膝を突いてアルクゥと目線を合わせる。


「逃げる気は?」

「……外がどうなっているのか教えてください」

「軍部の反乱が始まって半刻ほど。司祭側は劣勢です。外殿は落ちました。戦力の三分の一は既に失ったかと。軍部側に強力な召喚師がいて王宮は魔物が跋扈している。外からの援軍は望めない。恐らく、グリトニルは密約を果たすことになるでしょうね。国王はたがしらが生きていれば軍を貸し出すのは可能ですから」

「負けるにしても、あまりに呆気ない。国王陣営は万全とは言わずとも、備えを積み重ねていました。……何か、グリトニル側が謀りましたか」


 万が一、ギルタブリル王がグリトニルの力を借りて国を取り戻せば、属国とまではいかないまでも、ティアマトは長くグリトニルに頭が上がらなくなる。

 するとテネラエは僅かに眉をひそめて首を横に振った。


「陛下は望んで自国の人間を戦争に駆り出す暗君ではない。貴女もグリトニル国民なら知っているでしょう」

「もう国民ではありません。だから貴方が私を助ける理由も分からない。失礼ですが何を企んでいるのですか」


 閉口した陰気な男は、ふとずれたアルクゥの視線に気付いてナイフを抜き扉横の壁に背を張り付ける。無防備に開いたそこから入ってきた治癒術師は、起きているアルクゥを見て目を丸くする。後ずさったところをテネラエに殴りつけられて彼は気絶した。


「部屋の見張りは?」

「戦力は軒並み王宮に。この建物にいるのはその治癒術師と魔力保持者五名、後は兵卒が十数人だけです。奴らの目が節穴なのか、貴女の演技が優れていたのか、連中は貴女が衰弱していると言っていました。それで油断したんでしょう。それと……俺は、別に何か企んでいるとか、ありません。とにかく逃げるのか逃げないのか、選んでください」


 暗い赤色の目に選択を迫られ、アルクゥは致命的な重石になりかけている迷いを振り払ってベッドから降りる。寝汗に濡れた衣服は動き辛い。倒れた治癒術師の服に目を留め、仰向けに引っくり返す。

 すると何を勘違いしたのかテネラエは慌てた様子でアルクゥを止めた。


「待ってください。殺すなら俺が」

「服を借りるだけです」


 淡々と上半身を覆う衣服を剥ぎ取っていく。無言で距離を取り後ろを向いたテネラエは呆れを通り越して呆然とした面持ちだった。彼の頭の中で自分が令嬢のままだとすれば致し方ない反応であろう。

 急いで着替えたアルクゥはテネラエに丁寧な礼をとる。


「外までの案内をお頼み申し上げます」


 目を瞠ったテネラエはややあって軽く頷き、先に立ってアルクゥを導く。

 時に出くわす兵卒は全てテネラエが排除したのでアルクゥは後ろを歩くだけでよかった。

 難なく外の地面を踏んだアルクゥは、肌を粟立たせる感覚にその方向を見遣った。視界にぶつかったのは見知らぬ薄汚れた建物の壁だ。

 煤けた壁に手の平をあてる。

 この遠い先に、空の胸にすら居ても立ってもいられぬ焦燥を沸き立たせる何かがある。


「王都から南西にあるウルクに商人に扮した諜報員がいます。そこに一旦身を潜めるのが一番安全でしょう」


 逃げると前提しているテネラエは周囲を警戒しながら、アルクゥが行くべき方向の真逆に進路を向けている。

 アルクゥは返答無く手の甲を深く掻いた。テネラエは顔を強張らせて警戒する。血は宝石と同等の優秀な魔術触媒だ。瞬時に反応するということは彼も魔術師なのかもしれない。

 血を使って大雑把な二重円を描き、二つの円の狭間に召喚の文言を書き入れ、中心に六芒星を描いた。

 幽世の影響で一本の絹糸よりも細くなった楔に触れ強く念じる。

 我が僕よ来たれ。

 陣を介して空間を越え楔に触れて手繰り寄せる。転移を阻害する聖都の空気を自身の魔力で上書きし、燐光を放つ六芒星に深緑の鬣を波打たせたケルピーを召喚した。


「使い魔……ケルピー、ですか。しかしその有様では役に立ちそうにないですね。魔物にやられたんでしょう」

「ネロ、おいで」


 テネラエはケルピーの満身創痍を見て残念そうにする。

 アルクゥは濡れた鼻を摺り寄せてくる使い魔の怪我を検分した。大型の獣に噛まれたような傷が散見し出血も夥しい。

 治癒術で表面は塞ぐが内部まで治すには長い時間を要する。とても人一人乗せて走れる状態ではなかった。

 首筋を叩いて労い待機を命じた矢先、ケルピーはいつものようにアルクゥが乗り易いよう脚を曲げる。


「王宮まで急ぐつもりでいる。死ぬかもしれない」


 言葉を解する魔物は一切も揺らがない。

 行くべきところがあるのだろう。ならばこの背に乗ればいい。

 水面の瞳にそう促され、アルクゥはフードを脱ぎ捨て中途半端に伸びていた髪を掴み、切り落とした。ケルピーは嬉々として髪束を喰らう。


「アルクゥ様、何を……」

「お礼は後に必ず」


 

 灰色の背を跨ぐ。

 指示を出すよりも早くケルピーは大きく跳躍した。

 目的地への最短――建物の屋根の上へ。


「アルクゥ様!」


 テネラエの声を差し置いてケルピーは奔る。

 夕と夜の隘路あいろが下、薄汚れた低い建物群を飛び石に、目視も叶わぬ渦中を目指す。


****


 ウル石の過剰な光源で彩られた、王都で最も美しい街路樹が立ち並ぶ大通りを抜ければ王宮正門だ。

 アルクゥの目線の先にあるぽっかりと開いた巨大な門口から見通せるのは中央政庁たる白亜の外殿――ではない。今や神錆びた白は一片たりとも見えず、蠢く影に侵食されている。

 ――屋敷を襲った海魔の群れ。

 鞭のようにしなる尾、平たい身体。エイに酷似した魔物の腹には縦の切れ目がある。その隙間からは人を抉り食らう鋭い歯列が覗いている。

 アルクゥは目を眇める。広大な王宮を黒に染め上げるその数は、何百か、何千か。アルクゥを暗に投げ込んだあの時がましに思える惨禍の匂い。

 アレの一割でも市街に流れ出れば惨劇は免れないだろう。

 だが奇妙なことに王宮の敷地からは一翼たりともはみ出す個体はいなかった。術者の命令が行き届いているのか。

 しかし、だからと言って見物しに来るのは馬鹿だ。

 アルクゥは大通りのそこここに佇む一般人の横を過ぎながら近場の建物に避難するよう警告を発し、門前を塞ぐ人だかりの後方でケルピーから飛び降りた。その音に全員が振り返り、何人か進み出てくる者がいる。


「ネロは待機。決してついてくるな。今までありがとう。――貴官らが知る限りの状況を説明していただきたい」


 ケルピーがその場で体を横たえるのを見遣ってから、アルクゥはその憲兵隊の面々を見回した。憲兵は軍属ではあるが、市井の治安維持を任とする彼らは今回のクーデターに関わっていない筈だ。

 予想通り、近付いてきた憲兵たちは恐慌を顔に浮かべている。魔術師の訪れに勢い込んで皆が王宮を指差し口々に申し立てを始めた。


「魔物が飛んでいるという通報を受けて駆けつけたら、もうこの有様で。それ以外に状況がわからないんだ。門番の近衛兵も喰われちまってた」

「なぜか王宮からは出てこないんですけど、それもいつまでのことなのか……俺らはどうすれば」

「踏み込もうとしたんですよ! 本当です! 王をお守りしなくちゃって……でも魔力も持たない俺らが行っても喰われるだけで……」


 その他の憲兵も騒ぎ出す。収拾がつかなくなる前にアルクゥは大きく手を打った。途端に静まり返る面々は、魔術をかけられては堪らないと身を縮ませる。魔術師とは本来こういった畏怖の対象なのだ。


「貴方たちは自分の職務を全うしてください。建物から出ないよう住民への警告と、混乱の沈静。特に王宮近くの隔壁門には人が詰め掛けるかもしれない」

「そいつらは外に出しても?」

「この騒ぎを聞きつけた魔物が壁の外で待ち受けていないとも限りません」


 アルクゥは空中を飛び交う群れを見上げる。


「術者は優秀な魔術師のようです。見てください。一体も王宮から出ない。しかし万が一もありますので、外に出ている者は建物に入らせるべきでしょう」

「お、俺らも」

「貴方たちの顔は覚えました。職務を放棄するなら相応の報いを差し上げます」


 軽く脅して一歩進むと人垣が割れる。

 迷わず突き進み門を跨ぐ直前で一呼吸する。

 この群れを抜けるには幽世に頼らなければならない。アルクゥと云う「個」が保てるかが勝負になる。


「待ってください! 死にたいんですか! それより憲兵隊に加わってください。魔術師様がいれば住民らも安心する」


 善意の言葉に振り返らず片足を上げたとき、耳が重い音を捉えた。

 はっとして黒の空を仰いだ。


「今、何か聞こえましたか?」

「え? さあ……」

「ほら、また。誰か、戦っている……?」


 じっと影に五感を凝らす。

 不気味な風切り音が鳴り響く中に、ほんの微かな――これは物が燃える音だ。

 火災か、と呻いたアルクゥの目は数拍途切れた魔物の隙間に巨大な鳥影を見た。

 今のはなんだ。身を乗り出したアルクゥを憲兵が慌てて門外に引き出す。一瞬遅れて宙を噛んだ海魔は、取り逃がした肉になんの執着も見せず王宮を隠す黒に返っていく。


「ほら! だから言っただろ! 死にたいのかよアンタ!」

「ユルドさんだ」

「はあ?」


 アルクゥは確かに巨大な翼竜ワイバーンを見た。ならば操る者はユルドしかいない。


「――ユルドミーシャ!」


 悪いとは思ったが、魔力を込めて真名を叫ぶ。

 だが獣の咆哮よりも遠くに伝わる声は魔物の飛行音にかき消された。無意識的に舌を打ったアルクゥは、顔をしかめて耳を押さえる憲兵の面々まで下がる。

 手っ取り早く自分の存在を告げる最良の方法は。

 そう考え、即座に辿り着いた答えに従い、アルクゥは魔力を練った片手を空に突き出した。拳大の炎が闇を裂き上空で炸裂する。

 周辺に一時の夜明けをもたらした炎が千々に解け消えた直後、


「全員下がれ!」


 門柱を削りながら、転げるように巨大な翼竜が飛び出してきた。その背に跨る血濡れのユルドは、懸念に反して軽やかな振る舞いで飛び降りる。


「良かった、無事だったのね。軍に捕らえられたのは分かっていたのだけど……ごめんなさい、人手を割けなかったの」

「この通りです。怪我は……」

「多少は、ね。ネリウス様は無事よ。建物にいればあいつらは襲ってこないし、視界が埋まる前にあなたのお兄さんが医療塔に走っていくのを見たから」

「ありがとうございます。今の状況は?」


 逸早く心配事を拭ってくれたユルドに感謝を述べ状況を問う。すると勇ましい情報官は困ったように眉を下げた。


「殉じる必要はないと思うわ」

「どういうことですか?」

「分かるのは外殿が落ちたってことだけ。その手段も、敵の数も不明。何かおかしいのよ。正門にも外殿入り口にもヤクシの魔眼はあったわ。なのに対応が後手に回って各所の通信を潰され、侵入と魔物の召喚を許してしまった」

「相手が何枚も上手だったのですね」

「そうみたいね。おかしいな、勝てると思ったのだけど」


 おどけたユルドは口元を緩ませてアルクゥの手を握る。


「このブリゼペを貸してあげる。私の優秀な幼馴染よ。騒ぎが収まったら魔物も引くでしょう。それまで待って三人で逃げて」

「勝機はない?」

「召喚陣を壊して魔物の数を減らすか、術者を潰して群れの統率を失くすか。そうすれば援護に行ける。後者は市民に被害が出てしまう可能性があるけれど。まあ、どっちにしろ間に合う見込みは低いし……」


 アルクゥは胸に手の平を当てる。

 師の無事は確認した。兄弟子も傍についているから安全だろう。その上で、この状況下で、日々薄れる自分に残された少ない時間を、どう有効に消費すべきか。

 答えは一つしかない。


「ユルドさん。貴女は勝敗問わず生き残ってヴァルフに伝えてください。師匠は治らない」

「……アルクゥちゃん? どうしたの、急に」

「聖人様のお言葉です。それが真実なのでしょう」


 そう言ってアルクゥは三つ又短剣ブリゼペの通り三本の雄々しい角を持つ翼竜に飛び乗る。

 嫌そうに首を振った翼竜にしがみ付きながら、戸惑うユルドを急かした。


「早く乗って。術者は私が請け負います。ユルドさんは召喚陣を」

「でも……」

「私はたぶん術者を知っています。そして恨みがある。……ああ、それに私は司祭の護衛ですから。物事の落とし前は付けないと」

「……ありがとう!」


 ユルドは翼竜に飛び乗り手綱を握る。

 そして――アルクゥの被るフードを引き下げた。

 立ち竦む憲兵隊、そして大通りに佇む民衆に向かって叫ぶ。


「この事態は陸軍総司令官シャックス・イェルハルド元帥が企んだクーデターによる災禍である! 国の支柱たる国王陛下を狙うだけに飽き足らず、罪なき者を醜悪な魔物に襲わせる民衆を恐怖に陥れる所業は許されざる大罪! 現在より私は竜殺しの英雄と共に死地へ赴く。この英雄の力があれども、敵は凶悪にして凶暴、不義不忠の輩に誅を下す前に討たれることもあるだろう。しかし貴官らは決して奴らの悪徳を許してはならない! 真実を広め、血に飢えたけだものに国権を渡さないことが貴官らの使命であると心得なさい! ――ほら、アルクゥちゃん、火。火ってば! あの火で魔物焼いて!」

「翼竜に焼かせては」

「お願いします竜殺し様!」

「何ですか一体……」


 鼓膜の痛みに眉を寄せていたアルクゥは片手間に門前を横切った一群を燃やす。

 沸いた歓声にユルドは満足げに笑い、呆気とするアルクゥに断りもいれず唐突に手綱を引く。飛行させた翼竜を彼女の言う死地に飛び込ませた。


 襲い来る海魔を迎撃しようと刃をつくろうとしたアルクゥは、魔物の黒波に間隙を作る存在に気付いて魔力を引っ込める。

 海魔の体長は大人一人分――その五倍はあろうかという四頭の翼竜は一糸乱れぬ隊列を組む。その一団と擦れ違った海魔はことごとく地に落ちた。翼竜にとって低位の海魔如き、爪や牙を使わずともただ空を飛ぶだけで事足りるのだ。

 だが海魔はその格の差を圧倒的な数で阻む。

 崩しても崩しても厚みを崩さない黒い壁。天地すらも曖昧になりそうな視界の中で、ユルドは翼竜に指示を下しながら叫ぶ。


「こいつらをどうにか突破して外殿近くで落とすから! 魔術で身を隠して走ってちょうだい! 魔物はできるだけ引き付けるけど、そっちに行ったらごめんね!」

「私をだしにして兵と民衆を煽るのは……落とすって何ですか?」

「え? 何? 聞こえない! さあ、準備! 三、二、一」


 手を引き剥がされたアルクゥは翼竜の背から落下した。

 安全な着地と魔物の襲撃を一瞬秤にかけたアルクゥは身を隠す魔術を優先する。とは言え五感を誤魔化す程度でしかない。英雄と呼ばれても純粋な魔術の技量はこの程度なのだ。

 転がりながら着地したアルクゥは、頭上で戦うユルドに心中で声援と罵声を送って魔物にぶつからないよう這って進んだ。


 辿り着いた外殿入り口は壮絶な戦闘痕が窺える。

 見渡す限りに血痕が目に入らないということがない。扉も一部崩落して酷い有様であった。

 にもかかわらず、死体が一つも見当たらない不自然さ。

 それに――アルクゥは鼻をひくつかせる。辺りを押し包む臭気。腐臭だ。血から香るものではなく、汚泥を引き摺った跡のようなものから漂っている。

 アルクゥは背筋に駆け上がった寒気を本能の警告と受け取り、五感を強化して慎重に走り出した。

 耳が捉える潜んだ息遣いは部屋で身を縮める官か、敵か。いずれにせよ構っている暇はない。不完全な音消しを併用しながらアルクゥは内殿に急ぐ。

 それは腐臭の跡を辿る道筋でもあった。


 


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