表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
彼女の選んだ世界  作者: taka
幕間章 沈黙で埋められた戦争
101/115

壊れたという事実


妖精たちは説明しなかった。


説明する必要がない、という態度だった。

「戦いは続いている」

「守るためには犠牲も必要だ」


それだけを繰り返し、質問を遮った。


だが、真実は単純だった。


彼女たちは――

壊れたのだ。


力を与えられ、

願いを煽られ、

欲望を燃料にされ、


限界を超えた、その瞬間に。


身体は耐えきれず、

魂は形を保てず、

魔力は散り散りに砕けた。


回収も、修復もできない。

再契約など、あり得ない。


残骸すら、残らなかった。


その事実が、

世界に知らされることはなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ