第1話 マジで普通のオッサン。
初めまして、タカです。
ギャグ小説書きたくて始めました。
小説なんて書いたことなくて右も左も分かりませんが、とりあえずプッと吹き出すようなギャグ小説書けるよう頑張ります。
俺、陸奥宗光。マジで普通のオッサン。それが朝起きたら、なんかスゲェことになってた。「うわぁ!」って、そりゃ叫ぶわ。
これってアレだろ?あの有名な尊師様じゃん?え、マジで?ここどこよ?インコ心理教の総本山とか、マジ勘弁。目の前には、なんか白い服着た人がいっぱい。「皆のもの、めしをよこせ!」って、つい言っちゃった。腹減ってたんだもん。
そしたらさ、みんな一斉に頭下げて、「ハハァーッ!」とか言ってんの。マジで意味わかんねぇ。俺、ただの陸奥宗光なのに。昨日まで、フツーにニュース見て、晩酌してたのに。一体何がどうなってこうなった?
でも、腹は減るわけで。運ばれてきたのは、質素なご飯と味噌汁と漬物。まあ、フツーに美味い。でも、周りの視線がハンパないんだよな。「尊師、召し上がってください」とか言われても、いや、俺、ただのオッサンだから!って言いたいけど、言える雰囲気じゃない。
食後、みんなジーッと俺のこと見てる。「何かお言葉を」とか言われても、困るんだよ。昨日まで、ただのテレビっ子だった俺に、何を話せって言うんだよ?
「えーと…」とか言いながら、頭フル回転。そうだ、正直に話すしかない。「実は、朝起きたらこうなってて、あんまりよくわかってないんだよね」って言ったら、みんなポカーンって顔してた。そりゃそうだよな。
でも、その中の古参っぽい人が、「尊師…それは、どういうことでございましょうか?」って、マジメな顔で聞いてきた。
俺は観念して、正直に話した。「本当に、昨日の記憶があんまりなくて。自分が何者なのか、皆さんがなんで俺を尊師って呼ぶのか、全然わかんないんだ」
シーン…って静まり返る総本山。ヤベェこと言っちゃったかな?って思った瞬間、さっきの古参の人がまた頭下げたんだ。「尊師…それでも、私たちはあなた様についていきます!」って、マジか。
なんか、よくわかんないけど、スゲェことになっちゃったみたいだ。俺、陸奥宗光が、今日からインコ心理教の尊師様か…。先が思いやられるなぁ。とりあえず、この状況、どうにかしなきゃ。腹も満たされたし、ちょっとみんなの話でも聞いてみるか。一体、このインコ心理教って、何を信じてるんだ?そして、俺に何を求めてるんだ?マジで、これからどうなるんだろ?
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モチベーション命。不定期ですがこれからも頑張ります。