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5話

「なんでおれにかくしたんだ?」




「えっと、」




「なんか言えよっ」


俺は口調を強くして言った。周りの客も俺の声にビビっていたが、知ったこっちゃない。




「大樹、ここ外だよ!」


冷たい口調で言ってくる。

そんなことぐらい俺にだって分かる。けど、どうしてもこの怒りを我慢できなかったんだ。




「もしかして、潤貴は知ってるのか?」




「うん…」


なんで俺には言わないのに潤貴には言ってるんだ?俺はそれがすごく気に食わなかった。




「なんで潤貴には言ってんだよ?」




「後で大樹には言おうとしてたよ!」




「へぇー、3か月たっても言わなかったのによくそんなこと言えるね」




「悪いとは思ってるから、私帰るね」


ここで話をしなければいけない、と感じた俺はとっさに沙希の腕をつかんだ。




「きゃっ」




「急に腕をつかんで悪かった。けど本当のことを話してほしい」


沙希は俺のほうを見て




「分かったわ」


と返事をしその場を去った。


















俺はなぜあの場で沙希が真実を語ろうとしなかったのかは、その時はわからなかった。


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