26話
2ヶ月ぶりの投稿
恐る恐る梨花の部屋に入るとほんのり甘い香りがした。もっとぐちゃぐちゃな部屋かと思っていたけど意外にも片付いていてきれいな部屋だった。梨花の部屋がどこかわからなかったのでとりあえず真っ直ぐ進んでみるとリビングに着いた。机の上を見ると部屋着のような服が置いてあった。俺はその服を持って自分の家へと戻った。
俺が家の扉を開けると
「大樹君お着替え持ってきてくれた?」
俺は小走りで脱衣所に向かった。脱衣所に鍵がかかっていたのでノックをすると梨花の可愛らしい手が出てきた。部屋には入れてくれるのに脱衣所の鍵は閉めるらしい。決してあんなことやそんなことは期待していない。
1ミリも期待してなかったの?なんて聞かれたら首を横に触れない……
「この服でよかったか?違ったなら取りに行くけど」
「あってるけど、なんか大樹君鼻の下が伸びてる気がするんだけど……」
明らかに動揺しながら否定した。
梨花はふふっとほほ笑み
「もう、思春期の男の子は大変だねぇ」
と意地悪そうに言った。
今後は絶対にばれないようにしないといけないと思っていると
「大樹君ほかの女の子で変なこと考えちゃだめだからね!」
いやその上目遣いガチで反則だって!国民的アイドルに上目遣いで言われて断れる奴なんてこの世の中にいるのだろうか。絶対にいないはずだ。いるはずがない。
けどこんなこと言うなんて俺に好意があるのだろうか。そんなことないよな俺よりかっこいい俳優さんとかとテレビに出てるだろうし。
「そんなことしないよ。俺はいつも梨花のことしか頭にないよ」
だいぶ痛いことを言った。しかし梨花はボッと顔を赤くした。なんかすごく恥ずかしがってるように見えた。
「ちょっと~、恥ずかしいからそんなことまじまじと人の目見て言わないでよね」
顔を隠しながらそう言う梨花はとても可愛かった。
最近いろいろ忙しくて全然投稿できませんでした。
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