対象外です ゲームという事を忘れずに
『代理戦争終了からぼちぼち経ちましたが…今日も興奮冷めやらず闘技場は大賑わい!まあ優勝賞金3000万ペッタンコに加えリアルマネーの方で50万相当の賞品が出るともなれば力自慢腕自慢はこぞって参加しますよねー。
それだけじゃなく代理戦争中に出会って決着が付かないまま終わったので闘技場でとか、集団にやられただけであって俺は弱くない、1対1なら勝てるんだと証明したい人とか、今自分がどの辺りの強さなのかを確かめるためとか、まあ色んな人がいるので最初から賞金や賞品を狙っている人の方が少ない感じですね、賞金と商品狙いが3に対してその他が7くらい、そして賞金狙いはすでに3のうちの1が脱落、肩ひじ張りすぎて空回りしちゃってる状態ですね、もうちょっと落ち着いて相手の動きを観察してみましょう、それだけでちょっとはマシになりますよ?
それと合間合間の箸休め的なパフォーマンスですね、パフォーマンスは闘技大会終了後に投票が行われますので、すぐに結果が出ないという事はお忘れなく、また、投票時間は大会終了後リアル時間で72時間、ゲーム内で144時間となりますので、見てない、見逃した、途中からだった、という人達はアーカイブの方で見てください、アーカイブは特等席から見た場合の映像になります。
パフォーマンスの優勝賞金は3億、賞品は1000万相当となりますが、これは今回の闘技大会が1対1であるということ、パフォーマンスは最大200人での参加になるので山分け等を考えるとーってやつです、1人で演武をしてる人もいますが…まあ…大人数でのパフォーマンスに比べると…厳しいんじゃないですかねぇ…?
続いて屋台、こちらも地味ーに客入りやらなんやら色々集計をとってまして、一番稼いだ人、売上総利益が一番多い人に4ヶ月間の間どこでも無料で営業できちゃう権利書を進呈しまーす、要はいちいち許可を取って場所代だの売り上げの一部は仕切ってるところに収めるだのと言った事をする必要がなくなる権利書です。
他にも販売数、売れた数ですね、それの合計の部門もありまして、こちらは場所代等3ヶ月無料の権利書、それと屋台の材料限定ですが3ヶ月間市場でのお買い物が1割引きになります、交渉して3割引き4割引きで買っている場合はさらにもう1割お安くなるという結構お得な権利書ですね、薄利多売はそれでも結構厳しいですがないよりはマシでしょう。
そして屋台にもあります人気投票!味でも屋台の店主でも売り子でも、なんでもいいから好きな屋台に投票しろ!見事1位に輝いた屋台は6ヶ月間場所代が無料になりかつ市場でのお買い物が1割引きに!
それだけよ…って思った人には何もあげません、闘技大会がメインで単に稼ぎ時だからと出してるだけの屋台に人気投票をしたり販売数や利益でいい成績を収めたら賞品を上げようってんだがら、凄く優しい開発運営さんでしょうがと、他のゲームならイベントに関わってない物には賞品も賞金も何も出ないよ?ただの個人でやった事だからってスルーされるのが落ちですよ?
で、当然っちゃ当然ですけどボスの屋台は対象外、投票する事も出来ません、なので他の屋台からすれば利益や販売数を下げるためだけのお邪魔キャラみたいなものですね、毎日出店するわけではないのであまり気にしないでもいいと思います、後こちらから値段の制限をかけて、出す物もブランド物にしろって言ってあるので出店するたびに数百万とかの赤字を出してます、ですのであまり文句は言わないようにしましょう。
今日のお知らせは以上でーす、それじゃねー』
「なんか開発運営がお知らせをしているので雑音が入ってるけどあまり気にせずに、今日やっていくゲームはこちら!釣りゲームの皮を被った超人育成ゲーム!このゲームは歴史が長くてカセットから始まりディスクメディアになり、さらに次世代機と呼ばれていた機種にも…と、発売ペースは結構遅いけど50年くらい続く長寿ゲームだったりします。
長く続いているという都合上合併したり合併したところが消えて権利が浮いたりと色々あったみたいだけど、4年ぶりに出た新作がこちら!フィッシングマスター太郎!ナンバリングが消えたり釣り名人じゃなくフィッシングマスターという名前に変わったりはしてるけど太郎はそのまま、基本システムもそのままなので、旧作をレトロゲームを収録した各メーカーが出している物でプレイしている人も遊びやすくなっています、とあるけどプレイしてみない事にはわからないよねー?
というわけで早速プレイしていく…前に前作との違い、前作はオンラインランキングやグレードの低い釣り具をオンラインで売買、または要求する物と物々交換する機能があったんだけど、売買したり交換出来る物って釣った魚や採取した昆虫や植物、店に売ってる釣り具くらいだったんだけど…
なんと!今回は拾った釣り具も売買可能に!つまりちょっとRPG色も強くして昆虫採取やら植物採取、釣りや野生動物と戯れた時に確率で何かがドロップするようになりました!でも有っても無くても魚や昆虫や植物はコンプリートが可能なので、出た物によってはちょっと出費が抑えれるねーってくらいでぶっ壊れはないそうです、釣り具までコンプしようとしたら果てしない長い道のりになるみたいだけど…売買出来るからそれほど苦労はしないかもね。
戦闘システムは昔から続く動物の当たり判定に拳マークが来た時に決定ボタンを押すだけ、弱点は現実の動物準拠なので場所によってはカスダメにしかならないやつ、昆虫採取等も過去作と変わらず、でも昆虫採取は判定が緩くなってとりやすく、出現率の低かった物も季節と時間を合わせれば確実に、なので大分やさしくなってるそうだよ?
キャラクターについて変更点はあまり無いかな?今も昔も主人公は変わらず太郎、でも名前が同じというだけで血の繋がりとか過去作の太郎とは関係なし、後キャラメイクが面倒な人が使う的な感じで毎度おなじみ花子も登場、でもキャラ差はないからどっちを選んでも変わりなし、好きなキャラを作ってプレイしようね?
初期スタート地点は山にある村、海の漁村、湖の漁村、島にある村の4ヶ所、どこから始めても最初に釣る物が変わるくらいで差は無し、所持金1000円スタートという事部分も変わらず、オンラインでの売買はお使いをこなしていけば自然に解禁。
まあ、基本的には前作と同じ、容量の増加により魚種が増えたりなんやかんやって感じで正当な進化とかそんな感じ、オンラインは売買だけじゃなく複数人でのプレイもあるけど…まあ地味よ?一緒に動物とステゴロで戯れたり昆虫採取をしたりと出来るけど、メインである釣りは横に並んでじーっと釣ったり釣ってるのを見るだけになるしね、釣りげーはそんな物だけど。
とりあえずキャラメイクが終わったので早速初めていこー、最初は小物しか釣れない事には変わりないので湖でいいや、基本的には地味な絵面になるけど一応オンラインでやっていきまーす、現実と違って場所取りとかそういう概念はないので横入りどころか重なって出来るようにはなってるし、着水音で魚が減ったりどこかへ行ったりとかもないそうだからギスギスする事は多分無いんじゃないかな?
あー、それと、魚に習性やら食性やらはその道のプロやら研究者等によってほぼ完全に再現はされてるけど、ゲームだからという事で大分温くなってるので安心してください、だそうだよ?
というよりぶっちゃけるといろいろなリアルなゲームにログインしたら世界中どこでも好きなところに釣りに行けちゃうし、このゲーム内で出店してるメーカーに限り現実で売ってる道具を買って使う事も出来るし、リアルな釣りを楽しみたいならそっちでいいんだよね。
レンタル料みたいな感じでリアルマネーから引かれるからちょっとアレだし、現実で取り扱ってる商品ということで購入するにはリアルマネーが必要になるけど、買ったら買ったで現実のほうに届くから損もしない、届いたのは売っちゃっても別に大丈夫、ゲーム内のはそのまま残るからずーっと使える、漁業権…はこっちのゲームの方にはあるけど、デパートからいける釣り用に作られたところはないから何でも釣り放題獲り放題、なのでよりリアルさを求めるならそちらへどうぞ、大規模なのはまだないけど小規模な大会はたまにやってるみたいだよ?
っと、初の動物とのエンカウント!相手はドブネズミ!覚悟しやがれ害獣!とステゴロで動物と語り合うのがこのゲームの基本!って事で勝利、RPG要素もあるので経験値も入手して体力が増加と、この体力は高いと釣りの時に引っ張る力が強くなってちょっと有利になって、低いと弱くなるんだけど…どこまで増えても3割くらいしか強くならないし、どこまで減っても3割くらい弱くなるだけだから初期状態でも大丈夫、というより初期状態で全種釣れるはず、体力が多いと有利な事には変わりないけどね、釣りをするたびに体力が減るし、体力が多ければ多いほど有利な状態が長く続くからね。
って事でまずは周りの人に混ざって湖で小物釣り、そして今回は個人でのプレイではなくいつもの宣伝なのである程度やったら終了でーす、気になる人は買ってプレイしようね?」
プランクトンの養殖はばっちりの、動物性と植物性をそれらを食べるところに生簀に自動的に流れるように配管を組んで…必要ない時は止まるようにして…さらにそれらを食べるところにも自動で流れるように…で、ここでちょっと動作テスト、オキアミとアミエビを食べる飼料用の魚を適当に掬い上げて回収すると…まずはオキアミやアミエビが流れ込んできてー…それらを糧に減った分増えて元に戻ってオキアミとアミエビの供給がストップ、アミエビとオキアミの生簀にプランクトンが流れこみ同じように元通り、動物プランクトンの生簀には植物プランクトンが流れ込んで増えて…
うん、ここまでは問題なし、ここまでなら各生簀が1つずつでも十分回る、けど…今出来た配管を全ての生簀、マスノスケの生簀にまで接続して自動がしまして、マスノスケを1匹獲るとマスノスケの飼料用イワシやエビが流れ込んできてーの、マスノスケがまた1匹いけすに追加されましてーの、どんどん辿っていくと…オキアミとアミエビがすっからかんと…ついでにプランクトンのいけすもすっからかん。
植物性は放っておけば増えるし、増え次第動物性のところに流れ込んで増えてまた他のところにーと永久機関は出来てるけど…マスノスケ1匹だけでスタート地点が空っぽになるのはちょっとアレだなぁ…
まあ、これは試験運用でまだ残りのプランクトン用生簀と接続してないというのもあるけど、接続した後にどのくらい消費されて、かつ供給が追い付いているかというのが問題なので…一時停止して残りの生簀にも配管を通して接続、そして再稼働させると…
んー…植物プランクトンの消費量がすごいなぁ…オキアミとアミエビの生簀が元通りになるまで3つが空に、4つめが半分くらい…勝手に増えるとはいってもその速度には限界があるので色々と促進する物…太陽光を取り入れたり配管を追加してマスノスケや飼料用の魚の糞などを流れ込むようにして…
それでもまだなおプランクトンの増殖速度が足りなくて…あれだねぇ…やっぱりプランクトン用の大規模生簀が後100はないと足りないよねぇ…水その物を弄る事が出来れば1つで解決するんだけど…もうちょっと効率のいい方法かよくなる物がないか捜し歩いてみるのもありかなぁ…?
一応いろいろとリアルとはあってもそれなりにファンタジーなゲームの世界だし、何かしら抜け道のような物か存在があってもおかしくはなし…でもそんな物があったら養殖場を増やす意味すらないよねっていう…それに養殖場にそれらが使えるのかというのも問題…
配管を通すのだって色々制限があったりするし、その配管も別売りの専用が必要で結構お金がかかるし…まあ…この配管にしても扱い方次第で永久機関を作れるから今やってる事は間違いではないんだけど、小型化して動向ってのは配管だけだと無理よねぇ…
オキアミやらアミエビ、貝類なら今の状態でも間に合うけど、マスノスケまで行くと全然足りない…1日の出荷数を考えると最低でも後50、即時となれば100はないと足りないから…大規模いけすが4つ付いてくる養殖場が25個必要で…それだけ買うと割引キャンペーン中でもさすがに40億は行きそうで…私の所持金が現在3億のカトレアが積み立てて残っているお金が機能の大きな買い物で残り10億もなくて…土地代と初回の税金も考えると最低でも70億は稼いでこないとダメで…お手軽な高額依頼は済ませたから…
ふむ…手っ取り早いのはあるところから引っ張ってくる、つまり国に対して神器やらそれらに匹敵するであろう価値がある物を売りつけるのが一番早い…出し渋る可能性はあるけどどうせ土地代に初回の税金に養殖場の代金は国庫に入るので国の出費は最終的にゼロに等しい感じで…
「…やるか」
「国家間のバランスがぶっとぶからやるな!」
「はい…」
超人育成ゲーム
釣りゲーではある、釣りゲーではあるのだが最終的には猪とヘラジカとクマ、サメやクジラともステゴロで殴り合ったりする
RPG要素がちょっと強くなったので動物等が釣り具を落とすようになったがお金落とさない、落としても店売りよりちょっと性能が良くて買う手間が省ける程度のおまけでしかない




