ヘラ釣りを始めてみよう 初期から見てる人は言わない
「はい皆さんおはようございます、今日の釣りは1号湖でやっていきます、別にその辺の川とか野池でもいいっちゃいいんですけど…今の時期って学生さん達が夏休みに入ってるじゃないですか?そうなると場所が被ったり往来もそれなりに多くなってカメラに写りこんだり、と言った問題も出てくるので1号湖でやっていきます。
今日の釣りはですねー…こちら、ヘラブナ釣りです、最近はメーカーと絡んで高い道具だのなんだのを使ってるから釣れているんだろうとか、そういうコメントやらイメージが付いてきちゃっているので…お金をほとんど使わずに道具を揃えて釣ってやろうじゃねぇか!って感じでやっていきまーす。
まあ、だからと言ってお買い物から始めると道具が増えちゃうのでガレージに有る物から選んで使うんですけどね、というわけで久々に公開現在のうちのガレージの内部!目をかっぽじってしっかりとみるがいい!
必要な道具が置いてあるところ以外は回らないのであまり見れないと思いますけど、まあ気にしちゃいけませんね、まずはヘラを釣るのに大事な物、竿ですねー、個人ガレージであってお店ではないので値段は書いてませんが、上はワールドの極彩と言った1本8万からする物もありますけど今日使うのはこれではなくて、こちらの小物200、レッドウルフから出ている安いのべ竿ですねー、メーカー希望が580円なので店頭価格なら税込ジャスト500かそれ以下で買えるかと。
ヘラ竿は大体300から450の少々長めの物というイメージがありますけど、場所によっては短い物でも大丈夫です、川幅が広かったり水深が2メーターを超えてくるってなると今度はこちら、ヘラマブナ300から450の少々長めの物、こちらは1本980円ですね。
まあどれだけ安く仕上げるかというのもあるので今回は短めの小物200で行きます、そして次が道糸、どれだけいい物を使おうが結構長持ちするので大した出費にはならないんですが、初期投資を減らすというのであれば…大体の人は使っているであろう毎度おなじみ1000メーター600円の激安ナイロン、安くても技術力は上がっているので結構頑丈、これならメーター0.6円なので1回あたり1.2円くらいしか使わない計算ですね、これの1.5号を選びまして次はハリス、道糸から切れるのを防ぐために道糸より細い物を選びましょう、道糸が1.5なので1かそれ以下ならまあ大体何でもいいです、今回は0.2号、一応これはちゃんとハリス用の物を選びましょう、今日つかうのは50メーターで150円のこれまた安い物、別に何でもいいというのであれば道糸と同じナイロンの1号でいいです。
続きまして針やら浮きやら必要な小物、ヘラ釣りで意外とお金がかかるのは浮きだったりするんですが、こだわらなければこちらの棒浮き、これは木材で出来ているんですけど1本300円で済みます、目印になる部分が曲がったりしても簡単に交換出来るので練習用としてもいいですね。
そして浮きに関する小物、普通に安い道糸に通して浮きを刺して止める浮止めでもいいんですけど、ここはもうちょっと踏み込んだ物、遊動タイプの浮止めゴムを選びましょう、この方が後で色々と楽です、作り自体は簡単なのでなかったら自作で作れなくもないです、これと浮き止め用の糸を買えば浮き周りは大丈夫。
サルカンはあってもなくても良いんですが、選ぶとしたらこちらのナイロン製クッションサルカン、一応これも持っていきましょうか、そして針は面倒ならハリス付きの針を買えばいいんですけど、今回は安く仕上げるということでばら売りの針、50本入り500円のヘラ針を買うと1本あたり10円ちょっとで済ませる事ができます。
大きさは場所にもよりますが6か7号を基本にして、ハヤとかを釣りたい時は1や2号等の小さい物、コイもいるなー…って時は9号からの物を選ぶといいんじゃないでしょうか?
最後の小物は重り、拘るなら板重り、面倒なら浮きに書いてあるのと同じ番号のがん玉を選べば間違いはないです、私は板重りを使いますけどね、後で調整が出来るので。
そしてこれで最低限釣るための道具周りは準備完了です、ここまでで総額どんな物ですかねぇ…えー…全部メーカー希望価格での値段なので…580の600の150の…2500円ちょっとですね、初期投資でそれだけ出せばこんな感じでヘラを釣るための道具が揃っちゃう!
ヘラを釣ってる人は椅子なら竿掛けやらネットやらもっと道具を揃えてるぞ!っていう人は良く考えてみてください、あれはもうどっぷり浸かってる人であってライト層ではないんですよ、今から始めてみようって人は真似をしても座るための敷物を買うくらいで十分です、100均で適当なのを買えば出費も安く済みますし、はまったら少しずつグレードアップしていけばいいんです。
地べたに座るのさすがにちょっと…なのでブルーシートとちょっとクッションは持っていきますけど、どちらも100均で買えるので高い物ではないです、それと手洗い用のバケツもそこで買うといいですね、わざわざ釣り用のバッカンを買う必要もないです。
ここまで揃えたら最後に必要なのは釣るための餌、ミミズが掘れる環境ならそれでフナとかコイでもいいですし、ヘラも釣れちゃったりしますけど、虫餌は臭いもつくし動くしちょっと…という人のためにこちら、昨日お兄さんが作ってくれましたヘラ用うどん、これなら1回あたり30円くらいしか餌代はかかりません、単品で使えば10円するかどうかですね。
材料はヘラ用うどん粉というのがありますので悩んだらそれを買えば良いんですけどちょっと割高です、それ専用に配合してあるので当然っちゃ当然ですね、それでこっちのうどんは何で作ってあるのかといいますと…わらび粉です、片栗粉でもいいっちゃいいですよ?それに食紅で色を付けて香料でサツマイモの香りをつけただけの麺状になったわらび餅です。
管理釣り場などで使う場合はそこで餌に使っているペレットをまぶして使うのが一般的な使い方です、団子と違って適当な大きさに切って針に刺すだけでいいのでこちらの方が現地での準備は楽ですかね?団子だと現地で粉と水を計って混ぜて…という手間がありますからね。
ですがヘラの管釣りに行かないうちにヘラブナ飼育用のペレットはないので…練り餌用の芋グルテンをくっつき防止に持っていきましょう、準備する物は…あ、ハサミがない人は糸切狭を同じく100均で買ってください、以上」
「はい、釣り場までやってきました、汚れないためのシートや座るためのクッションだけはあらかじめお兄さんに用意してもらってます、では準備をしていきましょう。
まず最初に買った竿に道糸をつけるんですが、蛇口にノットで結んじゃダメですよー?まずは道糸側の糸をちょっと出して八の字結び、エイトノットとも言いますね、これで輪っかを作りまして、輪っかを作ったら今度は丸結びでもう一つ輪っかを作る、そしたら下側の輪っかを二つに折って二重の輪にして蛇口を通す、そしてゆっくり引っ張ってあげると蛇口に糸が結べます、釣りが終わって片付け…ってなった時はこのもう一つ作った輪っか、これを引っ張れば解けます。
そして蛇口に糸を結んだら竿と同じくらいの長さの糸を出してカット、そして下側もまたエイトノットで結ぶんですが、その前に遊動式の浮き止めを通しておきましょう、そしたらちゃちゃっと結んで、クッションサルカンに糸を通して蛇口と同じ様に直接縛らず結びつける、直接結んでもいいといえばいいんですけど…まあ自分が楽な法でいいです。
そして針、結び方は今まで他の動画で何回もやっていますけど外掛け、または弓掛けでキュッと、結んだ後の下に出てくる糸は針の側面から後方にかけて、決して内側に来ちゃダメですよー?内側に来る糸は本線、これが逆になると針掛かりが凄く悪くなります。
トラウトなんかでもよくあるんですけど、針が上を向いているか下を向いているかの違いのようなもので、向きが変わると10回に1回しか掛からなくなったりするんですねー、なので結び終わったら本線が針の内側に来てるか外側に来てるかチェックしましょう、普通に結んだら内側に来ますけどね。
結び終わったらハリスを30から50センチの好きなところでカット、今回は竿が短いのとそれほど深くはないので30センチくらいですね、後はこれもエイトノットで輪っかを作ったらクッションサルカンに通すだけ。
次にタナ取りなんですがそのためには浮きを固定しなければならない、という事で使うのがこちらの浮止め用の糸、フカセでもおなじみのやつですね、違うのは浮きの上下につけてこれで浮を完全に固定するということ。
これの縛り方はユニノット、4回巻きつけて縛り付けたら余分を切る、浮き止めの上下についたら間を詰めて浮止めがあまり動かない様にする、この止め方の利点としましては、一々浮止めゴムから浮を抜いて調整をする必要がないということ、糸を上下に動かすだけで調整が出来ます、つまり手間がかかるのは最初だけで後が凄い楽。
最初はちょっと浅いかなくらいの位置に持ってきたら板重りをある程度の長さで切り取って、その辺に生えてる雑草の茎、もしくは小さく切り取った消しゴムにちょっと巻きつけて針に刺します。
いきなり糸に巻き付けてビタッとタナをとれる人なんて早々いませんし、水の状況によってまた浮力が少々変わりますので、こうやって糸に巻きつける前に何かに巻きつけて針に刺して沈めてみるのがいいです。
これで浮きの目印より下が水面ら出ていたら軽すぎ、一気に沈んだら重すぎ、ゆっくりだとまだやや重い、目印だけの部分が出ていると丁度良いって感じですね、目印もどこからどこまでを出してどこまで沈めるか、というのも好みの問題ですけど、もうちょっと出したいなという時は板重りを切って、もうちょっと沈めたいなという時は少し足す、がん玉だとこの調整が出来ないので板重りを選んだというわけです。
でー…浮力調整はこんな物ですかね、今この状態が浮きが沈みきる事も無く浮力で目印だけが出ている状態、ここまで来たら次がタナ取り、提灯にするかしないかによりますけど、ここはそこまで深くないのでまずは竿の半分くらいの位置にして沈めて、ゆーっくり沈んで行ってるのは針がクッションサルカンより下になって針の重さが掛かっているからですので、焦らず沈みきるまで待ちましょう。
今の状態だと針がそこにべた付けの状態なのでもうちょっと浅くして…まあこんなものですね、これくらいなら餌をつけても底スレスレで浮いている状態になります、そして先ほど言った提灯はもう蛇口近くまで浮止めを持って行って深いところにいるヘラを釣る方法ですね、まあぶっちゃけタナが違うだけです、この提灯はちょこっと説があって蛇口、つまり竿先近くに浮きがあって提灯に見えるからというのと、深いところに沈めるからチョーチンっていう人がいるんですけど…どうでもいいですね、提灯釣りだなんだとは言うと別の釣り方のように思えますけど単に浮きの見え方違い、って程度で覚えておけばいいです。
これもまあ…そうですねぇ…プロがあーだこーだ、それに影響された人もあーだこーだ、これがなんだのと言って難しくして意味もなく区分わけして別の釣りにしてる様な物です、やってる事は深さが違うだけの浮釣りでしかないですからね、提灯両ダンゴとは言ってもタナが違うだけです、そこに騙されて提灯用だのなんだのと書いて売ってる高い物を買わされない様に気を付けてくださいねー?
それと両ダンゴー…ってのは練り餌を使った釣りだと基本中の基本である餌の付け方ですので、専門的でもなく普通の事であると認識しておいてください、何なら団子も専用ではなくコイン精米機から無料でお持ち帰りできる米ぬかを貰ってきてそれをベースにすれば安上がりですよー?もちろんフカセのコマセにも団子釣りにも使えますので、安く餌を仕入れたいなーって時はコイン精米機めぐりをしましょう、大体肥料に使ったりする農家さんとの取り合いになるので無い時は全く無いので。
今回なうどん釣りなので団子は使いませんけどね、まずはお兄さんが作ったうどんとる前に別の容器にくっつき防止用の芋グルテン粉末を少々、1本取ったら容器に入れて軽く振って全体に纏わせる、纏わせたら適当に指で転がして軽く結着させたら濡らした糸切狭で適当な長さに切る。
糸切狭を水で濡らすのはそのまま切ると刃の部分にべたべたくっつくからですね、濡らしておけば綺麗に切れてくっつかないので必ず濡らすようにしましょう、くっついたらお手入れが大変ですからね。
これでもう針に糸をつけて釣るだけ、今日は針1本でやりますけど、2本でやりたい人は2本つけてやるといいです、その時は片方は長くもう片方は短くしておくのが基本ですよー?
それじゃあ総額3000円くらいの道具でヘラ釣りをやっていきたいと思いまーす、高い道具じゃなくてもちゃんと釣れるというところを見せてくれるわ!というより高い道具ばかりになってきたのはここ数年でそれまでは安い道具ばかりだったわ!」
「高い道具も使い方が悪ければ釣れないしすぐ壊れる、安い道具でもちゃんと扱えば釣れるし長持ちする、そういうものだね、後本当に安い物使っていたのかよーという人は最初期の動画をどうぞ、リールは基本的に中古、竿はレッドウルフが多めだけど高くても5000円程度の物ばかりです」
「Aファイブやらリオやらちょこちょこ映ってるメイドさん達を追っかけるのではなく、ちゃんと最初期の動画も見てから道具がどうのって言う様にしてねー?」
安い餌
最初からメーカーが作ってる比較的安いコマセや練り餌でもそれなりに安いが…コイン精米機のぬかを混ぜてかさましするとかなり安上がり
米ぬかに沈めるための珪砂を混ぜたりパン粉や小麦粉を混ぜると団子やコマセのベースができるし、珪砂を抜いて練り餌用の粉末を入れて混ぜればコイやヘラを釣る餌のかさましにもなる




