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意外と単純でわかりやすい 高いのは初期投資だけ

「ねーねーお兄さん」

「んー?」

「この魚図鑑ってどこが纏めて出版したの?結構色々載ってるようで載っていなかったりするけど」

「昔の釣り番組らしいよ?10年以上前に放送が終了しててかつその本自体は恵里香さんが幼稚園の頃にはもう有ったそうだから、少なく見積もっても20年以上までに出版された物になるね、だから載ってない魚がいたり一部間違ってる情報もある」

「にゃるほど、オニカサゴに有毒マークが付いてないのはそのせいか」

「南の島の魚もそれほど載っていなかったりもする、全くって事はないんだけどあそこは同種の別種みたいな感じで近縁種だらけだから、とにかく自然交雑が多すぎて年々新しい魚が誕生していって纏め切れないっていうのが現状。

交雑しても見た目がほぼ変わらないのもいて見分けがつかないから、そのままコイツでいいだろってなってるのもいるけどね」

「あー、そうだねぇ、ブリヒラとかどっちの特徴がどこにどう出るかとかも決まってないしねぇ」

「見た目ブリで中身だけヒラマサとブリの交雑とかもあるからね、交雑の見分けは本当に難しい、そして南の島だとハタ系にヒラアジ系にハギ系にと近縁種がとにかく大量にいて、当然食性から産卵場所から全部同じに等しいから混ざるなっていうのが無理な状態。

グレにしたって口太と尾長の交雑がいるし、イシダイとイシガキの交雑もいるしで、今の時代の魚を全部調べてまとめた本を作るっていうのはほぼ不可能に近い状態…じゃないかなぁ?見つけたとして名前をどうするか、どうやって学会に認めさせて登録するかとか面倒だし。

だから現状それ以上に魚を纏めた本ってのはない感じだね、古くて多少間違えていてもそれ以上の図鑑はない」

「なるほどねぇ、結局は自分で釣って覚えるしかないか」

「だね、なんか違うぞってのが釣れたら近縁種の特徴を思い出して照らし合わせてると、大体これとこれの交雑じゃないかなーってのがわかるから、古い図鑑も使えるっちゃ使えるけどね。

根魚なんかでもよくあるのが単に住んでるところで色が違うだけだろー、と思われていたのがそうではなくて、見た目そのままで色違いの近縁種、そして住むところも同じなので頻繁に交雑していた新種だったていう。

でも見た目と色が違うだけかつ味も違いが判らないって事でもう一括りで同じ魚にしてるやつもあるのよねぇ」

「見た目そのままで色が違うだけで味も違いがわからないってなるとそりゃ難しいよね」

「専門家ともいえる漁師が見分ける事が出来ないってのも結構いるからね、この特徴が出てるからこれでいいだろうってのがほとんどよ」

「そんな適当でいいのだろうか…」

「食べる分に問題がない限りは適当でいいのよ、毒にならない限りはね」


 んー、ちょっと前にジュリアさんと釣りに行った時に上げたヒラマサの熟成はこのくらいで大丈夫かな?今日のお昼はこれを使うとしまして…何がいいかなぁ…昨日作ったスパイスミックスでムニエルか、にんにく醤油とか味噌を塗って焼くのもいいなぁ…

 でも大きさはそれほどかつ人数的に作れるのは1種類…ふぅむ…にんにく醤油焼きにするか、じっくり中まで火を通しつつ中はフワッフワに焼いて、お腹の部分は焼いても美味しいけどしっかり食べて脂がたっぷりなので刺身にして、にんにく醤油を塗って炭火で軽く炙って中はレアで仕上げて…でいきましょ。

 それ以外は全てディジーにお任せしてあるので…ヒラマサを捌いていくかー、釣ってすぐ内臓を抜いたから分かっている事だけど、お腹は分厚く脂がたっぷり、でもしっかり泳いでいるので身はしっかりと…熟成されているのでちょっと柔らかくなってはいるけど、釣りたてを刺身にしてたら間違いなくコリッコリの食感だっただろうねぇ…

「そのヒラマサは大体何キロくらいあるんですかね?」

「釣ったばかりの内臓ありで13キロくらいの内臓と血を抜いたら10キロ、大きいか小さいかでいえば小さい方ではあるけど食べるなら丁度良い大きさではあるね、大きくなればなるほどここまでまるっとする事はないし、可食部は増えるけどここまでお腹に脂肪がたっぷりという事もほぼなくなる」

「なるほど、大きければ可食部が増えれど美味しさは減るという事ですね」

「一概にそうとは言えないけどこいつの場合はまあそうだね、というよりブリ並にまるっと太ってるのが珍しいとも言うけど」

「たまに出てくる当たりとかそういうやつですね」

「そそ、そういうやつ、はい、こっちじゃ使わない頭と骨、アラ炊きでも焼きでもご自由に」

「アラ炊きよりはもうシンプルに兜焼き、骨も焼けば周りについている身が食べれそうですし、焼いて身を解しとってゴマや大葉とと和えるのもよさそうですね」

「そこはもうディジーにお任せ、レシピに無い物でも好きな様に自分で考えて作ればいいのよ、お店の商品として出すわけでもなし、これなら合うんじゃないかと思ったら試してみて、美味しかったらそこからレシピに加えて、って感じでね」

「いま思いついたゴマと大葉と和える、というのは探したら出てきそうな気がしますが、あったりするんですかね?」

「種類は違えど似たようなのはある、油でそれらを一緒に炒め煮にしたり、酢やポン酢で和えたりとかね、料理名としては使った物の名前が入った炒め煮とか酢の物とかポン酢和えーってくらいだけどね、焼いた解し身を混ぜるのも何々の和え物って感じになる」

「なるほど、そうなるとまだ誰も作った事が無い新しい物を作るのはかなり難しそうですね」

「私の部屋に全世界の料理、それも先住民族とか一部の地方でのみしか作られてない料理まで纏めてある本があるから、それに載ってない物を作れば…だね」

「それはほぼ不可能に近いと言うのではないでしょうか?」

「かもねー、材料が違うだけで作ってる物が同じなら、材料が違うだけの同じ料理になるしね」

「新しい物を作り出す、特に料理ともなると何千年という時間をかけて作られてきているので難しいですねぇ…」

「材料が違うだけでは新しい料理、とは言いにくい部分もあるからね、今こっちで焼いてる物にしたって材料が違うだけのにんにく醤油焼きでしかないからね、刺身もにんにく醤油炙りという名前になるだけ」

「調味料を使った焼き物は大体材料名に加えて調味料名を付けた焼き、になりますよね」

「洋食にしても中華にしても基本は変わらず、養殖も焼き物だとポワレにしてもムニエルにしても材料名に調理法がつく感じで、中華もマーとかラーとかの調味料名に材料名って感じ、まあわかりやすいとか言えばわかりやすいし、それで確立しちゃってるというのもわかるね」

「奥が深いのか単純なのか…両方なんでしょうね」

「どこまで魔改造されても料理名自体は変わんないしね、味と材料が変わるだけで基本は同じよ、そっちの大葉とゴマをちょっと頂戴」

「どうぞ」

「大葉を敷いて、にんにく醤油を縫って炙って氷水で冷やして切った刺身を載せて、さらににんにく醤油を軽く刷毛で塗ったら上から白ゴマを軽くパラパラっとかければ…ヒラマサの大トロ炙りの出来上がりと」

「兜焼きはもう少しかかりそうです、マグロほどではなくともそれなりに大きさもありますし」

「大丈夫大丈夫、炙りは本当に表面を炙るだけで物的には刺身と大して変わらず切るだけだからね、にんにく醤油焼の方もまだ焼けてないし、兜焼きもじっくり焼けば大丈夫よ、ご飯もまだ炊けてないし」

「それもそうですね」


 えーと…わらび粉わらび粉…んー…ないなぁ…片栗粉でもいいと言えばいいんだけど、わらび粉の方が物的にはいいから…買いに行くか、店長さんのお店でそれ用のやつを買ってもいいけど、どこまで安く出来るかというのも大事だし、ちょこっとスーパーまで行って買ってきましょうかね。

 まあ…季節が季節なので高確率で余った粉は冷たいわらび餅として美味しく頂かれてしまうだろうけど…余らせるよりはいいよね、粉物だから乾燥したところに置いておけばカビも生えず期限なんて物も無いに等しいけど。

 でー、わらび粉だけを買いに行くというのもなんなので他に足りない物を確認の…とは言っても食材に関してはディジーが夕食の材料を買いに行ってるから不要の、調味料も不要で食紅もあって香料もあって…

 うん、わらび粉以外買ってくる物がないね、それじゃあちょいとスーパーまで買い物に行ってきましょうかね。


「お兄さんそれ何を作ってるの?麺っぽいけどなんかほんのりピンク色の半透明だし…梅入りの何か?」

「梅は入ってないね、色は食紅で香料でほんのりサツマイモの香り、このまま麺の様に食べれなくもないけど釣り餌よこれ?」

「ソフトルアーと同じ様に使うのこれ?」

「柔らかめだからソフトルアーと同じ様に使うのは無理かなぁ?フナのうどん釣りっていうやつで使ううどん、使ってるのはわらび粉でどちらかといえばわらび餅なんだけどね、こんな感じでうどんっぽいからうどんって言ってるだけではある、実際に茹でうどんを使う時もあるけど」

「へー…んむ…確かに、普通のもちもちしたわらび餅だね、麺の様に食べれてちょっと新鮮かも」

「餌として作っている物をちゅるちゅる食べられるとちょっと困るんだけどねぇ…まあ簡単に作れるけど」

「どうやって作ってるのこれ?」

「まず用意するのがさっきも言ったわらび粉、これを小型軽量カップにすり切り一杯、それと色を付けるための食紅、なくてもいいけどオリジナルのブレンドとしてサツマイモの香料を少々、耐熱容器に入れたら同じ計量カップで水を2杯いれてだまがなくなるまでよく混ぜる。

しっかり混ざったら600ワットで1分、しっかり混ぜてもう1分加熱してまたしっかり混ぜる、しっかり混ざったらヘラやフナに使ううどん用の絞り機、おかゆポンプって言うんだけどこのに入れて中の空気を抜く、押し出す時に重力がかかって高くなればなるほど細くなっていくから、リオが食べた様な太さにする時はこうやって瓶に印をつけた辺りまで氷水を入れる、後はポンプをセットして押し出すと程よい太さで冷え固まってこれ以上細くも太くもならない。

残ってるやつも同じ様にポンプに入れて押し出したらボウルに移して、端と端を揃えて半分、また端と端を揃えて半分にして切ればヘラとマブナで使う餌用うどんの出来上がり、これ単体で使うって事はあまりないんだけどね、単体でも釣れるっちゃ釣れるけど」

「へー…結構簡単に作れるんだね」

「香料と食紅をブレンドで使ってるけどわらび粉だけでもいいと言えばいいからね、入れ食い状態の爆釣って状態でもない限りはこの切り揃えた5本で1日は持つね」

「という事はこれ何日分?」

「大体5日分、2人か3人で使えば釣果次第で1日で使い切って、釣果が悪くても2日かな?」

「んー…でもこうして切ったのを見るとアレだね、ハナとかシエルがちょこちょこ使ってるのと同じだね」

「あっちはそれ用にメーカーが配合したやつだね、原料もほぼ同じで作り方も同じよ、ブレンドしてるものに違いはあるしちゃんとそれ用にしてるからそれなりに高いけどね」

「なるほどねぇ、で、次の釣りはそれを使うと?」

「1号湖でヘラのうどん釣りをねー、お金をかけなくても安く出来ますよって感じで」

「実際どのくらい安く出来るの?」

「そうねぇ、のべ竿はレッドウルフの300から450のヘラシリーズにすれば980円で済む、長すぎるっていう時は150から250の580円で買える小物シリーズにすれば問題なし、小物とはあるけどコイが掛かっても折れる事は無いからね。

道糸はちょっといいやつにするのが切れにくくて無難、リールと違ってよれなんかによるトラブルも早々無いし、1回セットしたら10回20回と使えて意外とコスパはいいから50メーターとか100メーターで1500円とか3000円するやつを買っても大丈夫、一度に使う長さものべ竿によるけど450ののべ竿で420センチくらいだね、乳輪結び…まあエイトノットだね、それを作るためにちょこっと余分に出すくらいで、基本的には延べ竿とほぼ同じ長さしか使わないからあまり消耗しない。

ハリスも30、40、50で3種の長さで使うくらいで意外と使わないのでこれも高くていい糸を買って問題なし、そのかわり針も自分で結ぶ事になるけど1本あたり20円から30円くらい、さらにいいところとして最初からハリス付きの物よりいい糸を使える」

「1本30円としてガレージにあるハリス付きが大体7本210とか5本150だから…変わらなくない?」

「そこはハリスに使った糸のランクを下げたり、もっと安い針を使えば1本あたり15円くらいに出来るから、良い物を使うとあまり変わらなくなるのは仕方のない部分だね、ハリスは自分で結ぶ方が良い物を使えるのは確か。

でー、ヘラと言えば棒浮き、これも値段がピンキリで長さとか形状は好みだけど、本当に安い物ってなったら1本150円からある、目印の部分がちょっと曲がってたりするからそこの修復を考えると250円とかになったりもするけど…

まあこれもレッドウルフの出してるヘラ浮きを買えば確実かな?発砲とかパイプじゃなくて削って粉にあった後の木材を再利用して作った割と本格的なヘラ浮き、1本のお値段は長さによるけど300円から500円、フカセ用の浮きと同じでブランクみたいな物だから、見えやすくしたいなら胴体部分は自分で着色しないとダメだけどね、素の状態だと白だからそれでも十分だけど。

浮止めに関しても一度セットしたらその仕掛けがダメになるまで使用可能、かつタコ糸とかそういうのに近い糸だから早々使い切らないのでこれも初期投資でちょっとかかるけど、道糸から切れない限り20回とか使える仕掛け1つ分としてみれば相当安い、専用の浮止め糸を買うのはちょっと…って時はそれこそ適当に余ってるタコ糸でもいいのよ」

「なるほどねぇ、それで総額いくらくらいになるの?」

「んー…扱いやすい200の竿にした場合全部メーカー希望価格で行くと…竿が580の浮きが300、板重りが5円分の浮止め周りが31、道糸がメーター30円でちょっと余分に出して62円、サルカン有の場合は12円追加の針とハリスで30だから…仕掛けだけで990円。

腰掛とか竿掛けとかランディングネットとか揃え始めると値段は跳ね上がるけど、適当にその辺の野池や川で釣る分には適当な敷物と手洗い用の小さいバケツがあればよくて、それも100均にあるやつで十分だからそこで買えば安く済む。

そして今作った餌、これなんかもう1日分の量で10円もしないから合計で1200円しないんじゃないかなぁ?当然お店で買えば100メーター3000円とかする道糸もハリスも2500円とかで買えるし、針も1本あたり10円前後になってくるから更にお安く。

初期投資でいけば糸が一番高くて合計で1万近く持って行かれるけど、糸は言った様に1回の消費量は相当少ない、1つ使えばそれこそ年単位で持ったりする、だからお金をかけて道具を揃えようとしない限りは相当安上がりな釣りと言えるね」

「次回の釣りはそれを全面的に押し出していくと」

「んだね、メーカーから高い道具を貰ってそれを使い放題だから釣れてるんだ、とかそう言うイメージが付いちゃってるけど、ちゃんと安く済ませる工夫とかそういう基礎も抑えているっていうのをたまにはねー」

「初期の方は道具を大量に買ってはいたけど全部安物だったよね?」

「だよー?基本的には全部レッドウルフの物で揃えて高くても店頭価格で3000円の竿ばかり、ルアーとかも1000円切ってる物とか100均で買い揃えた物だったり、リールはまあそこそこの物は使ってたけど、それもそれで型落ちの中古で1台3000円から5000円くらい、あの頃のレッドウルフはリールは出してなかったからね、リールを出し始めたのは穴釣りロングが爆発的に売れ始めてから。

使ってた仕掛けなんかも基本的に全部自作で安く済ませたりしてたのよ?最近の動画しか観てない人はそういう努力をしていない、と思ってるんだけども…」

「まあ…何年も前の動画を掘り返して観るって人はあまりいないだろうねぇ、新製品の情報とかそれを使ってる動画とか、それ以外の目的で見に来てる人がほとんどだろうし、特にお兄さん…が性別を変えてる時以外は全員女性だし、たまに来るメイド達やシエルもコスプレをしつつ釣りをしてる美人っていう認識だし、それを目当てにってのも結構いるよね」

「今も昔も割と真面目な釣りチャンネルなんだけどねぇ…よし、小分けも終わったし、ガレージの冷蔵庫に仕舞ったら久々にクレーンゲームで遊ぼうかね」

「私も暇だしついていくか、クレーンゲームは発売されたばかりの2分の1スケールフィギュアとそこそこ大物が入ってたはずよ」

「4分の1スケールかー…物によるなぁ…」

「人気の美少女ソーシャルゲームとかのキャラだったかな?歴史上の人物やら兵器が闇鍋状態で女体化したり擬人化されたりしてるやつ」

「あー、いくつかショーケースに並べてた気がするね、でも大きくて4分の1だった気がするけど…」

「10周年記念の数量限定生産品らしいよ?数量限定とはいっても人気投票で上位5キャラを各100体ずつだから全部で500体あるんだけども」

「それがうちのクレーンゲームの中に全種入っていると…」

「そうなるね、ちなみに再生産はしませんって公言されてるから、抽選に外れた人の中には200万出してでも買うという熱狂的なファンというかコレクターも居るとかなんとか」

「そういう物がしれーっと追加されたりバックヤードに山積みになってるうちのクレーンゲーム事情も大概だなぁ…」

「公式もびっくりの値段が付けられないお兄さんのアネラス倉庫も大概だと思うよ?」

「あれはただの趣味でそもそも売り物じゃないからね、全機揃うまで後少しだし、揃ったら揃ったで個人チャンネルの方で公開するのもありかもねぇ」

「絶対公式がチェックしてくるのと一部マニアが押し寄せてくるだろうね」

「どういう紹介動画にするかが問題、1機ずつの紹介かもうバーンと全機映して終わりか、1機ずつにしたら間違いなく年単位でかかるんだよねぇ…毎日というわけにはいかないし…」

「全機どーんと映して終わりでいいんじゃない?1機ずつ紹介ならそれこそもう開設から編集までAIに全部お任せする方法もあるし」

「そうねぇ、ちゃんとAIも再現して搭載してるしそっちに丸投げするか、でもその前に格納庫もちょっと手を入れないと…かなぁ?今の格納庫はただの倉庫って感じでSFチックな格納庫って感じはないし、資料を漁って格納庫の再現しないとねぇ」

「結構拘るよね、そういう性分というか雰囲気づくりのためというか」

「後者だね、雰囲気は大事、よし、それじゃあクレーンゲームで遊ぶか」

「取るのに何円つぎ込む事になるかねぇ?」

「さぁ…?でも何円使っても投入用硬貨は取り出せるから実質ゼロだね」

「うーん、このスーパーイージーゲームなクレーンゲームを見たら世の中の人は何を思うのか」

「アームの強さだけで言えばスーパーハードだけどね」

ヘラ釣り

道具に拘らなければ意外と安く済むし餌も自作で凄く安上がり、良い物を買う時はまず中古で探してから

拘り始めるときりがないので何事もほどほどが一番、1本3000円もする浮きがコイに道糸から切られて持って行かれたらただただ泣くしかない

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