気が付くとすっからかん 手伝った人の特権
あれ…?熟成させておいたにんにく醤油がない…?前回使ったのが海でのバーベキューのタレを作るのに1瓶、それでもまだ5つくらい有ったはずだから…ヴェスティアかエキナセアが持ち出したんかねぇ?
まあ無いなら無いで新しいのを作ればいいだけか、まずは使い終わった空き瓶をもう一度洗って乾燥、その間ににんにくの皮を剥いて醤油も用意して、にんにく1キロに対して醤油が10リットル、そこそこ長期間熟成させるので1キロでも香りも味も十分出るので大丈夫、鷹の爪を入れてもいいけどシンプルににんにくのみで。
乾いた瓶ににんにくを1キロずつ入れていきまして…50も作ればしばらくは持つかな?味付けというより香り付けで使う物だし、それくらいあればまたしばらく持つでしょう、多分。
ついでに減っている物なくなっている物がないかを確認しまして、バジルソルトも減っているので追加するリストに入れて、スパイスミックスも減っているのでこれも作って…蝦油と鶏油はまだまだ大丈夫、バジルとガーリックオイルが少なくて花椒油がすっからかん、ラー油とネギ油にマー油は作ったばかりで…スパイスオイルと梅醤油は無しと。
んーむ、こうして確認すると結構調味料やら香味油やらがかなり減ってるなぁ…海の家がフル稼働してるからそっちで結構使っているのが原因か、焼肉屋組も牧場農場組も長期休暇に入って消費量もさらに増えてるし、今日は調味料と香味油作りかねぇ?
「ぅぉぅ…海の家周辺に漂う匂いが凄い…中に入るとさらに強烈…何を作ってるんですか店長?」
「ストックしてた調味料やら香味油がかなり減ったり無くなったりしてるからその追加をね、匂いがしてるのは今そこで追加で作ってる蝦油と鶏油、それと花椒油の匂いかな?それ以外は漬けるだけだから匂いはそれほどだし」
「あー、花山椒の匂いかー」
「鶏油も仕上げでネギとショウガが入ってるからそれもちょっとあるかな?」
「それにしても作ってる量が凄いですね、蝦油だけでエビをいくつ使ってるんですかこれ?」
「んー…使うのは殻と頭だけだから…ざっと200?」
「200って聞くとそんなものかー…って思うけど、頭だけでも伊勢海老より大きいのが何とも」
「品種でいえばクルマエビなんだけどね、でも大きい分仕込みをする時にかなり楽になっていいよ?数を万単位で用意しなくていいし、大きいから剥くのが大変かといえばそうでもない、頭の落とし方は伊勢海老と同じ、胴体の部分は足と足の間に包丁を入れれば簡単にぺろんっと剥ける、後は頭と殻を適当な大きさに割ったらラードの中でじっくり揚げるだけ」
「ここに並んでる割られた頭と砕かれた殻は揚げる前のエビと、んー…エビ味噌ウメー」
「舐めるのはいいけどほどほどにね?その味噌も蝦油の香りや風味の素だから減るとちょっとね、味噌は全部取り出して殻だけで作る人もいなくはないけど」
「味噌だけでも美味しいのに揚げてしまうのは勿体無いっていう考えですかねぇ?」
「そんな感じかな?大量に頭があるという事は味噌を大量に取れるという事だし、その味噌とバターと少しの身を合わせてエビ味噌を作ったり、エビ焼売にエビ餃子を作る時に味噌を混ぜたりすると風味が増すしで、味噌を全部取り除いてから揚げて油にするところもあるっちゃある」
「エビ味噌入りでエビの味が濃い焼売と餃子もいいですよねー」
「まあ、風味の強いエビ油を作るのが目的だから味噌も全部入れちゃうんだけどね」
「そういえば剥いた後の身はどこへ?ここには無いみたいですけど」
「表のバーベキュー用冷蔵庫に入れてあるよー?そこに入ってなかったらもう全部食べられたって事だね」
「匂いに釣られてきたからそこは確認してない!しかし…仕込んでる途中の油の香りだけでもお腹が空いてくるとは…中華恐るべし…」
「それだけ香りが大事だっていう事だね、暇でやる事がないならそこの寸胴にザルとこし布をセットしてー」
「お手伝いの見返りは?」
「今揚げて油を取ってる鶏皮食べ放題」
「やるー」
揚げ終わったエビの殻を完全に砕いてペースト状にしまして、小麦粉とかん水を用意したら生地用のミキサーの中に入れて生地を捏ねつつ先ほどペーストにしたエビの殻を追加、捏ね終わったら生地を2時間ほど寝かせる必要があると、捏ね終わるのに少々時間がかかるのでその間に別の作業。
鶏油で使ったネギとショウガも細かく砕いて豚挽き肉を用意、ドロドロになるまで煮込んだ白湯とそれらを混ぜて加水しつつ塩で下味をつけた餡を作りまして、これも少々馴染むまで生地と一緒に寝かせておく。
捏ね終わった記事をミキサーからから取り出しーの、今度はかん水無しで生地を作りーの、寝かせてーの…鶏皮に出来立てスパイスミックスを振り掛けてほんのり洋風でパリパリと食べて一息、濾してる油もまだ落ち切ってないので休憩を兼ねてしばし待ちと…
「あー…鶏皮を食べるのが止まらん…脂がほぼ完全に抜け切った出がらしに近いのになぜこんなに美味しいのか…」
「脂が抜けきっても旨み自体は凝縮してるからだね、切ってあるから食べやすいしパリパリとした食感が意外と飽きにくい、味付けも塩単体とか塩コショウとか、スパイスミックスに花山椒と香りを変えるだけでいくらでも楽しめる」
「これが食べ放題なのは匂いに釣られて来てお手伝いした人の特権ー」
「タマキちゃんとかは宿泊施設で休憩中?」
「多分そうじゃない?いつもいつも全員一緒に行動しているわけでもないし、昨日は夜遅くまでゲームをしてたし」
「タマキちゃんにしては珍しい…のかな?」
「休みで早朝に起きだしてーっていう必要がないしねー、そりゃ生活のリズムもちょっと変わるよねって、醤油でも美味しいなぁこれ」
「粉末醤油は骨付き鶏とか、水分を足したくない物の下味をつけるのに使ったりするけど、こういうのに振り掛けて食べるのにもいいのよね」
「ところでさっき作ってた餡な何にするんです?」
「何にしようね?ワンタンでも焼売でも餃子でも小龍包でも、具材を追加して春巻きにも出来るね、皮にと作っている生地はどれにでも使えるっちゃ使える、エビ殻ペーストを混ぜたのはそば用だけどそれも皮に出来なくもない」
「そっちを皮に使うなら餡にもエビを入れてエビ餃子かエビワンタンがいいですねー、でもそれだとエビで覆い尽くされそうなので別々にしたエビそばの方が…うーん…」
「エビエビエビのエビ尽くしなら皮もエビ殻を練りこんだのが良いと言えば良いけどね」
「今そっちで作ってるのはなんです?」
「皮を剥いだ後の鶏を全部纏めてミンチにして鶏白湯で加水した団子、冷やすとゼラチンで固まるから一旦冷やして固めて、厚めの衣をつけるとミンチのナゲットとか柔らかいジューシーな唐揚げが出来る、というより白湯で加水してる分熱したら水分が出てくるから、集めての衣をつけて揚げるか、皮で包んで蒸すか茹でるかだね」
「鶏皮の量が量だけにミンチの量も凄いですねぇ、何キロどころか何百キロとかそういう次元じゃないですかこれ?」
「大体500キロかな?鶏油は消費量が多いし、大量にストックを作るってなるとこうなるね、麺とかさっき作った餡もそうだけど、食べれる様になるのは夕方くらいかな?」
「ということは今日の夕食は中華かー、リゾート地にバカンスに来て中華というのもなかなか新鮮、普通にラーメンとかうどんとか出てくるけど」
「リゾート地イコール豪華な食事ばかり、というわけでもないんだけどね、ホテルに併設されているお店なんかだと確かに豪華な物が多いといえば多いけど、周辺にあるお店はそうでもなく普通にバーガーショップなんかもあったりするのよ?」
「なるほど、でもそういうところに泊まった事が無いからなぁ、修学旅行に行けてたらホテルの良し悪しは兎も角としてそういう店を利用する事もあったのかなぁ?」
「国外に行くような学校だったか国内で済ませる学校だったのかによるね、少なくとも恵里香さん達が利用してるホテルは周辺に国外からきた旅行者向けに何料理何料理ってお店がそれなりに並んでる、今はラーメンにせようどんにせよ国外に展開してるところもあるし、意外と食に飽きない様にはなってるよー?」
「ま、修学旅行も学校も消滅したに等しい今となってはどうでもよし、ただ目の前にある鶏皮をむさぼるのみ」
「王女様のところにも学校はあると言えばあるけどあそこは貴族向けの学園だし、一般的な勉学に励むとかそういうところではないからねぇ、基本的には領地経営やら社交界に必要な物とか、各地から貴族が学びに来てるから各地の貴族と人脈作り、とかそういうところだし。
必要最低限の勉学はちゃんとやってるみたいだけどね、貴族社会なだけはあって学園に来る以前から家庭教師で勉強はしてるけど、その復習とさらに上の知識をって感じで」
「楽しい人には楽しい学園生活になるんですかねぇ?」
「人脈作りが好きな人とか社交界が好きな人には楽しいだろうね、問題は男爵から公爵、王族も通うから距離感をちょこちょこ間違える人が出るということかな?
男爵の子息が侯爵の令嬢に言い寄ったりとかその逆とか、婚約者が決まってるのにそんな物知るかとあちこちに手を出して回るとかそういうトラブルは尽きないらしいよ?うちの焼肉屋を一度閉店寸前まで追い込んだのはその手のやつら。
子息令嬢ともども下半身が緩々でその辺でやりまくるわ店員に手を出そうとするわ、花街が隣にあるから嬢を呼んできて好き放題やるわ、権力を振りかざして嬢に暴力を振るって負傷者が出るわ、あの時はもうほんとねぇ…」
「その時私達は何をしてたのか…んー…」
「カレー小屋が出来る前の話だからねぇ、因縁をつけられてちょっと投獄されている間に卒業前の体験学習、みたいな感じで庶民の生活と職場体験をしに来た貴族がねー…お店のお金を全て使い切るっていうねー…
冷蔵庫にせよ水道にせよ外見だけを繕った金メッキのゴミに変えられるし…店内もゴミだらけ汚れだらけにされたし…2階からはその辺中でやりまくってるからその臭いもねー…当然洗濯も掃除もしないから汚したらまだ汚れてない部屋でーって感じでどんどんと…
店員はあしらい方が上手だったのと隣に花街が有ったのもあって手を出されては無かったけど、居ない間の募集で入ってきた子はねー…貴族と一緒にやりたい放題をやったのが数名、まともだったのは厨房に入ってた1人だけっていう…」
「最終的にはどうにかなったから今もお店があるんでしょうけど、使い込まれたお金とかってどうなったんです?」
「王様直筆かつサイン入りで請求書を各貴族に出して貰った、結果として1人を除いて全員奴隷として売られていったよー?支払い切れないし放っておいたら周りから白い目で見られるから縁切りって感じで。
売られなかった子息は交通の要所に領地と街を作ってる貴族ね、死ぬまで幽閉状態だから二度と外に出てくる事はないはず、王様が手元に置くならもう二度と外に出すなよって命令してるし、外に出したら出したで面倒な事になるから変な気を起こされない限りは大丈夫。
クビにした一般の子は知らない、今もどこかのお店で働いてるか借金して奴隷として売られていったかどちらかじゃないかなぁ?厨房にいた子は真面目だったし残って欲しかったけど独立しちゃったからねー」
「おー、独立してた人がいるんだ?全員囲い込んでずーっと住み込みで働いている物かと」
「以前は今ほど人数がいなかったし、厨房は兎も角フロアは入れ替わりが激しかったのよ?奴隷が中心になったのは引き抜きとかより給料がいいところに行くとかで人数が減る対策でもある。
引き抜かれた結果色々あって奴隷落ちしちゃった娘もいるけど、その辺りは買い戻して元通り、厨房にいる料理長とかフロア主任は奴隷ではないけど今の待遇より良いところは早々無いだろうし、独り身だしって事で現在に至る。
結婚して子持ちだった娘もいるにはいるんだけど、奴隷落ちした時点で家族バラバラになっちゃってるし、そういう世界なだけはあって一度バラバラになるともう元通りに戻るって事はまずありえないに等しいし、色々割り切って私の所有物にって感じだね。
家族全員揃えて買う人がいればそうでもないんだろうけど、男はよほど見た目が良くない限りは大体農業とか漁業用の奴隷とか伐採やらなんやら用に買われていくし、女は花街にお店を持ってる人がささっと買っていくしで元に戻ってもあまりねー、もう二度と同じ生活に戻れないのは確かよ」
「あー…まあ…そうですよねぇ…結婚している状態で奴隷落ちした上に花街に買われていったとなると…」
「私が所有している事になっている表の店ならお話をしたりしながらお酒を一緒に飲むだけでいいけど、裏のお店や私所有じゃないところの花街は当然体を売るのがお仕事、不特定多数の男に体を許して抱かせるって事になるから、元旦那さんがそれでも気にしないってくらい大らかである必要があるのと、元の場所に戻った女性が以降の夜の生活で満足出来るのかという問題がある。
そういうところで働くって事は1日で最低でも5人、多い時は10人からで借金を完全に返済するまでに最低でも3桁からの人に抱かれるわけだし、その中には物凄く相性がいい人が、相性はそうでなくても旦那さんでは満足出来なくなる様な人のどちらかは確実にいるのよ、だから元の生活に戻るってのは物凄く難しい事なのよね。
子供がいたとしても子供は子供でそれなりにいい値段で売れるから買い戻すのも大変だし、奴隷商に残ってるなら兎も角売れちゃった場合は買った人が首を縦に振らない限りはね、そうなったら買い戻すにしても売値の倍からは用意しないとまず無理」
「そういえば店長が買い戻した時ってどのくらいの金額を提示したんです?」
「店によるけど基本的には稼いだ分から一部が返済に割り当てられて残りは全て店の取り分、返済として引かれていくのはどれだけ稼げるかにもよるけど、長く稼いでくれそうだなってなったら1人につき小銅貨1枚とかで20年からは働かせるって事もあるから、大体その店で最終的に稼いだはずであろう額を提示するのが基本。
パトラみたいに小銅貨1枚も払わずお店を潰して回収したところも一部あるけど、ハイメイみたいに不老で長命の種となるとそりゃもう…ねぇ…大金貨を叩き付ける事になったよ…それでもマスター代理よりは安いんだけどね」
「ハイメイ…ハイメイ…皆若く見えて誰が不老なのかわかりません!」
「ハイメイはフロアの娘だね、エルフとラビニアのハーフで普通のラビニアより高身長で耳が長い、足はラビニア譲りで引き締まってるけど高身長だからスラーっと長くて脚線美が凄いよ?普段はズボンを履いてて見えないけど、今なら水着だから拝める機会はあるんじゃない?
後耳はウサミミだけど尻尾はない、ハーフはどっちが強く出るかは生まれてくるまでわかんないし、見た目はそのままラビニアとかエルフで寿命だけが偏るとかもあるっちゃあるけど、ハイメイの場合尻尾が無いのと、耳が普通のラビニアよりちょっと長くて肩まであるロップイヤーになってるくらいかな?」
「なるほどー、また今度海に出た時にそれとなく探してみようっと」
「残念美人の方のラビニアとは違う方向で目立つからいたらすぐ見つかるとは思うよ、足が長くて高身長、尻尾がなくて肩まであるロップイヤーに輝く天然のプラチナヘアー、これが目印だね」
「それだけ聞いたらすぐ見つける事が出来そうな気がする、見つけたところで見るだけに終わりそうだけど」
「向こうも話題に困るだろうね、厨房組ならカレーの受け渡しやらなんやらで面識はあるけど、ハイメイはフロアだから面識もないだろうし、お互い何を話したらいいか分からない状態になるでしょ、共通の話題を探すのも難しいだろうし、しても挨拶程度で終わらせるのが無難だろうね」
「んー…いきなり足をガシッと掴んだり、胸に突撃ーって揉んだりしたらどうなりますかね?」
「蹴られるんじゃない?同性であろうといきなりそれはダメだよ」
「だよねー、まあ話題もないだろうしこれが大金貨で買い戻された女かと見るだけにしておくかー」
「何か共通の話題が見つかるまでは遠目に見るだけにしておくのが一番だね、他のグループに知らない人がいきなり入っていくようなものだし」
「あー、仲良しグループで話してる中に知らない人がいきなり来るのは面倒ですねぇ、なんだこいつってなる事間違いなし、周りの人も間違いなくなんだこいつって空気になりますね。
それはそれとして店長の場合いきなり足とか掴んだらどうなるんです?蹴られます?」
「蹴られる事は無いんじゃないかな?むしろ触りやすいように足を出してきつつ肩に手を置いてバランスを取ると思う」
「信用とか信頼とか愛情の違いかー…」
「しかしなんで急に足を掴んだり胸を揉むという選択肢が…?」
「いやー、悪ふざけで使用人にやったら笑って許してくれたりお好きなだけどうぞって感じになったからつい」
「王族が用意した終身雇用の使用人だからよほどの事が無い限りは許してくれるだろうし、身体の関係を持ちたいのであればそれも受け入れてくれるんじゃない?付き合いもそれなりに長いから悪ふざけか本気かはわかってると思うし」
「悪ふざけで使用人の胸やお尻や足の揉み心地比べをしてるくらいの関係が丁度良いと言えば丁度良いので…うーん…同性同士ってどうなんですかね?」
「好きな人は好きよ?環境が環境だから使用人同士で何人か出来てるでしょ、タカミヤちゃんにせよタマキちゃんにせよ男は基本的にダメってのはわかってるし、なら同性愛強めのーって使用人を選んでるはずだしね」
「なるほどー、だからあまり嫌な顔をされず揉ませてくれると」
「ちょっと嫌な顔をされたりするのはまだそれほど打ち解けてなかったりするか、好き合ってる相手にちょっと申し訳がないとか、いきなりだったりするからじゃない?」
「ふーむふむ、じゃあ今度からはいきなりではなくそれとなく匂わせてみたり、揉ませてくださいって堂々と言うかー」
「それくらいの法が使用人さん達からは好かれるかもね、さて、そろそろ生地もいい感じになっただろうし、製麺機に入れて麺用と皮用で伸ばしていくかー」
「濾し終わった油は蓋をするだけでいいんですかね?」
「蓋をするだけ、油塗れのざるとこし布は洗い場ねー」
「へーい」
ハイメイ
引き抜かれた後色々あって借金を背負わされて売られていったフロアの1人、地味にマスター代理に次ぐ大金をつぎ込んだ奴隷
フロア担当なのでカレー小屋組との接触はほぼなし、面識もないので足をガシっと掴むと自慢の足でけられる事間違いなし




