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3作目で大体なるアレ AIも努力と学習が必要

「物理演算をぶっ壊してるゲームはVRでやる物じゃないなぁ…これは三人称視点の固定カメラで見てやるからこそ何が起こっているかを把握できて楽しめるわけで…」

「1と2がこのぶっ飛んだ演算で売れたから思い切ってやったんだろうけど、これは間違いなく失敗だね、視点が選んだ動物で固定されてるから吹っ飛ばされた時に開店したらこっちの視点も強制的に回転するし、演算処理をぶっ壊してるからとんでもない速度で回転するしで…」

「おまけとしてVRでやるならいいけど普通に遊ぶなら三人称だね、吹っ飛ん出る間もちょっとは動かせるけど、VRだと動物の視点になるからどうなってるかわからないし、歩くだけでもガックンガックン揺れるから酔いやすい人は5分も持たないね」

「というわけで、1と2は皆で楽しめるバカゲー、3は遊ぶ事すら出来ない、遊ばせる気がない、傲りに傲った新入スタッフ作ったクソゲー、という評価で良いんじゃないかな?エンディングのないゲームだからスタッフ一覧はいつでも見れるけど、1と2を作ったスタッフがいないんだよね、新人だけで開発された感じ、1と2を作ったスタッフは別ゲーの開発で手が空いてなかったんだろうけど…

あ、1と2を作った人達のゲームは普通に面白いからねー?と言うより最近のFPSと言えばこれ!って言うのを作った人達があのカオスな動物ゲーを作ってるんだよねぇ…そのせいで薬物使用疑惑が出て開発室にポリスメンが押し寄せてきたとかなんとか、キメてたのは薬物ではなく紅茶というおちだけどね」

「ゲーム会社としてはぼちぼち大きいところだし、そこに採用されてナンバリングで出せば売れるだろう、みたいな感じにした可能性もなくはないね、取りあえず次は何をしようか?」

「過去作を振り返る感じで2をやるのも良いけど、そっちはマルチプレイ出来ないんだよねー、マルチが出来るって言うから皆と遊ぼうって感じで3が出てすぐに買ったんだけど…はずれだったね、VRならVRでせめて支店は回転しないよう、歩く度にガックンガックン揺れないように固定して置いて欲しかったね。

まあそうだねー、ボクとしてはオンラインマルチで遊ぶ気満々だったし、その方向は変えずに行くとして…FPSで久々にランクマッチやるかー、というわけで一緒に遊びたいやつは来るがいい!

あ、遊ぶゲームはWC2ね、ウォータークローゼットじゃなくウォークライなのにトイレとか呼ばれてるやつ、勝鬨じゃなくて泣く方のクライだったりもするけど、綴りは同じだからわかり辛いね!」

「ちなみにトイレと呼ばれる様になった所以はWCという略称だけじゃなく、1の時のキャンペーンモードでトイレに籠っていれば取りあえず一時的に無敵状態になれたから、だね、籠ってるからこっちから攻撃する事も出来ないけど、NPCのエイムは微妙だけど無敵、敵の数は有限だからトイレの有るマップならトイレに逃げて籠城すればNPCが全部片付けてくれる、キャンペーンの最難関と呼ばれているステージにもトイレが有るし、詰まったらトイレに駆け込んで籠れば良いって言う事からトイレという略称になったっていう」

「最高難易度は慣れてない人だと3桁からは死んで覚えつつエイム力を鍛えていくんだけど、手っ取り早くクリア出来ないという個人的詰み状態、それを解消するためにトイレに行って詰まりを解消すると、まさにトイレゲー!

まあ、キャンペーン限定だけどね、キャンペーン中は弾数無限の不死属性がついたNPCがトイレの入り口でずーっと侵入を防いでくれるし、敵もグレネードとか弾は無限だけど基本的には遠くから、裏から入れる所があれば裏を取ろうとするけど、入り口が1つしかないトイレだとずーっとそこから入ってこようとするし、グレネードはNPCが全部受け止める、もしくは投げ返してくれるし、すり抜けてきても構造上奥まで来ないから地形的にも肉盾的にも無敵要塞になるだけで、無敵NPCがいない大戦モードだと逃げ場がないからグレネードをポイポイ投げ込まれて死ぬっていう。

トイレ2もトイレが出てくるからトイレ2って言われてるんだけどね、対戦モードはやっぱり無敵要塞にはならないし、壁とかにも耐久があるし、籠ってたら爆弾で壁をぶち抜かれたりするんだけどね。

よし、起動完了、総勢300人の三つ巴乱戦モードでやるから一緒に遊びたい奴は来るがいい!」

「パーティー会場はこちら、参加資格は准将と少将のみで参加は8人までとなっております」

「ランクマッチだから仕方ないね、ボクと主様はまだ准将だからそれ以上の人とは遊べないのだよ!ランクが関わらないランダムマッチなら遊べるんだけどねー、ちょっとランクを上げておきたいので今回はこれで。

8人までにしてあるのは基本的に分隊で動くからだね、ボクと主様を含めて10人編成、乱戦モードでパーティーで組んでない人も居るには居るけど、そういう人はあぶれた人同士で班を組んだりどこかの分隊にくっついて行ったりが基本だね。

でー、遊んだ事が無い人に簡単な説明、乱戦モードは基本的に陣取りと殲滅戦を足して割った様な感じ、一番最初にスポーンする陣地を取られたらその時点で負け、なのでここには文体を3つから5つは残して小隊を作って防衛陣の構築、さらに他の所の陣地を取りに行った分隊へ物資等の補給品を持っていく等をする必要も有り。

三つ巴戦は線を引いた時に正三角形になる様に配置されまして、まっすぐ本陣を目指した場合はどこを攻めての距離も到達時間も変わらない様になってます、どこにスポーンしたから有利とか不利とかそういう場所的な有利不利はない平等な感じ、ただし、攻める側は基本的に不利、守る側は有利にはなってるよー?だから悪戯に突撃しても有限であるリスポーン回数を消費するだけになるので気を付けましょう。

基本的な戦術としては、最低限守れる様に分隊3つで作った30人小隊を残して70人中隊を作って速攻、ただし、これを他の所にやられると30人で迎撃する必要あり。

次に50人小隊を残して片側に10人分隊を2つずつ、残った10人は補給兼遊撃、または40人残して分隊を3つずつ左右に分けるバランス型、この2つに別れるね」

「中央も取れるには取れるし、取ったら攻めるときに有利にはなるんだけど…地図で説明するとこんな感じ、初期スポーン地点はこの3ヶ所、この3つを線で繋いで、この線の間に取るべき陣地がいくつかあって、取るのに成功するとそこにリスポーン可能になる、で、この三角の中心部、ここにもとれる陣地があって、ここを抑えると比較的早く応援として駆けつけれる様になるのよね、本陣を攻める時も中間の陣地を攻めたり守ったりする時も、なので重要といえば重要、でもそこを取るにはさらに分隊を送り込まないといけないっていう」

「大体中央を取りに行くのは腕に自信のある、もしくは統制の取れた文体が多めだね、そしてボク達が目指すのはー…左右に分かれて進んだ先にある陣地だね、一応マッチングしてからすぐ開始ではなく、2分ほどはどの隊がどこに行くか、ってのを決める時間があるから、攻めっ気が無い場合は遊撃、有りすぎる場合は手薄になって激戦になるであろう本陣の防衛になるけど、基本的には左右にある陣地の奪取ね」

「分隊の人数が集まったからマッチを申請するよー?」

「はいはーい、基本的に陣取りの途中で倒れたやつの合流待ってる余裕はないからそこん所よろしくー」


「敵本陣制圧まで後5…4…はい、おつかれー、キルスコアも大分稼げて後一回勝てば少将になれるね、でも流石に人数が人数だけに1時間超えの長丁場、前線には休憩なんて物はねぇよ!ってな感じだし、1人5回はリスポーン出来るから中々…美味しゅうございました!」

「全体的に統制がとれてたから被害も軽微、本陣の被害も無し、ほぼ一方的だったとも言えるね」

「1人の活躍で覆せる戦場など早々有りはしないのだよ…まあ、条件付きでやってやれなくは無いけどね、ヘビーアーマーの装甲を剥がすまでヘッドショット無効かつ高耐久とか、装甲車とか戦車の存在が無いとかなら、どんな距離でも確実にヘッドショットを決める事が出来る人なら出来なくはないね。

ヘビーアーマーは高耐久な分鈍足かつ自分でリロード等が出来ないので予備武器を持ち歩いてくれる人が必要、装甲車と戦車も弾は無限じゃないのでそれを運ぶ補給兵との連携も大事、弾を補給している間は動けなくなって無防備というのもあって、ただそれに乗って突っ込めばいいってわけじゃないのよね」

「戦車は動かすのに最低4人は乗らないとダメだし、観測者の指示通りに照準を合わせて撃たないとダメだから結構難しいのよね、戦車や装甲車に乗った時の視点は実際にそれに乗った時と同じ、第三者視点で固定してる簡単操縦じゃないのよねー」

「お手軽簡単操縦に慣れてない層からは不満だけど、砲手は観測手の指示通りに角度を合わせて弾を撃つだけで良いから楽っちゃ楽なのよー?観測手は距離と角度に進路にと伝える必要があるけどね」

「ボクは歩兵でのんびりやりたいタイプ、指示を飛ばすのすらめんどくせぇ!」

「ちょっとどこそこを制圧してくるねー、って言う位だもんね、実際にノーデスで制圧するからそれで十分だけど」

「撃ち合いの場合0.05秒以内にヘッドショットを決めてくればボクに勝てるよ!と言うよりVRの照準だとこれが限界なのよね、ボクは0.001とかでもピタっと合わせられるんだけどさぁ、その速さだと認識してくれないんだわさ」

「コントローラーやマウスの時よりは照準が合わせるのは楽になったけど、処理速度の限界を超える事は出来ないっていう問題がねー、0.05秒って時点でもう人間辞めてるけど」

「そもそもボクは成長するAIで人間じゃない定期、人権はあるし処理速度はAIがどう育ったかによるけどね!」

「最近のAIの知能はほぼ人と同等、機械らしさをなくす方向で進化したからねぇ、最低限として高校3年から大学2年の平均程度の頭脳に普通の一般家庭で育った程度の一般教養と常識等、それらを持った状態でポンッと誕生するわけだけど、そこから何を学んで、どれだけ練習したかによって処理速度やらそれに対する知識が深くなっていくっていう、ほぼ人間と変わらない感じだね、だからこそ人権が適応されているんだけど」

「最初から人の頭脳を超えている天才と呼べるAIは居ないと言う事よ、各ゲームメーカーが作った宣伝用のバーチャルアイドルにしても最初からプロ並み、またはそれに近いとかそれ以上ってのはいなかったでしょー?なんならちょっとゲームが上手いだけとかちょっと下手とかまであるし、AIも努力をしないとプロと呼べる様な存在にはならないって事だぁね。

まあAIの処理速度はそんな感じで、最初は一般的な人と何も変わらない、反復練習をしてどれだけ学習して学んだかで大きく変わってくる、ついでに人と同じ様にしばらく離れると余分な物として処理されて鈍ってる状態になるしちょっと処理が遅くなる、でも人と同じように変な癖は抜けたりする」

「1号の場合は毎日ゲームをやっているのもあるし、そう言うのもあって今の実力があるわけだね、なので1号が特別って事は多分無い、何なら初めてやったゲームはボロボロと言って良い程下手くそだったはずよー?街中でアイドル活動をしていた時期だから…古い順で並べたら出てくるかな?」

「横スクロールアクションをコンテニュー無限にして30回コンテニューと言うごり押しでクリアしていた程だからね!それが今は立派にプロ顔負けのゲーマーになりましたとさ、おかげで色んなメーカーからゲームの宣伝をって開発中のゲームが送られてくるぜ!」

「たまにとんでもないバグゲーが送られてくるけどね」

「そこが辛い所でもあるねー…ゲームのアカウントやセーブデータはクラウドストレージだけじゃなく、USBなんかの外付けなんかにもバックアップは取って保険は取ってるから良いんだけどさー、たまにデータ保存の初期設定がクラウドになってて、クラウドに破損してるデータをアップして関係ないゲームのデータ全部をぶっ壊していくようなバグゲーがあるんだよね…

壊すというよりはクラウドを正確に読み込めなくなる、アクセス出来なくなるバグなんだけども、厄介なのはデータ量が膨大、オートセーブの時に大体数百から数千億の1バイトもないNullとだけ書かれたデータもクラウドにアップロードされるのよ、で、ゲーム自体もだんだん動作が重くなっていって、フリーズしたらもう時すでに遅し、クラウドにアクセス出来なくなるっていう、というよりクラウドにアクセスすると処理しきれなくてフリーズする、そう言うやばいやつもたまに来るんだよねー」

「回線に繋いで無い場合は本体を同じ様にNullで埋め尽くして本体が起動しなくなるというおまけつき、クラウドを犠牲に本体を守るか、本体を犠牲にクラウドにアップしてるデータとアカウントを守るか、になるんだよね」

「一応ゲーム内で購入してる本体だから運営に本体をちょっと巻き戻してーって言えばゲームを起動する前に戻ったから良いんだけどさ、クラウドストレージは結局初期化する羽目になったよ…

まあ、バグがなければ普通に良ゲーなんだけどね、ちょーっと前にやってたMMO風のオフでもオンでも遊べるRPG、あれってデータ量が膨大なだけにそういうバグが出てしまったっていうね、今はバグも完全に取り除かれてるし、常時10万人以上がオンラインで遊んでるみたいだよー?買い切りで課金要素もないしね。

と、話をして小休止を挟んだ所で2回目行くぞー、疲れた人は退室して他の人と交代してねー?」

「訳すと疲れ果てた足手まといは要らん、ってなるね」

「主様、そういう訳は要らない」

最近のAI

いろいろとリアルなゲームで活動しているAIは基本的に人と変わらず人権もある、最も人に近い機械生命体とも言える

基本的には高校卒業から大学2年までの平均的な知識を持ち、それ以降どう伸ばしていくかどうかはそのAI次第、不要と判断した知識も随時断片を残して忘れていく、けど身に染みついている物は人の様に消える事は無い

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